大石不動院のみどころ

四季折々の花々と共に

県下唯一国道から眺められる不動滝、桜の名所としても有名です。秋には境内全体が紅葉で赤く染まり、滝に映える紅葉に撮影者の方も多く訪れます。 他にも、天然記念物ムカデ蘭の群生するほうろく岩や、素晴らしい眺めの展望台。息を切らさずいっきに登ると、5歳若返ると言い伝えがある、大師堂から展望台までの階段。 一度挑戦されては如何でしょうか。

不動滝

霊験あらたかな不動滝

壁面に彫られた「不動滝」の字、修行僧はじめ、多くの人々が滝行をした名残が今も残る。不動明王と奄の行者が鎮座し、今も滝を訪れる人を見守り続けています

鐘楼堂

天命安弾(てんめいあんだん)作の梵鐘

開祖1200年を前に「平成の大修理・開祖1200年事業」と銘打たれた平成21年大工事の際、鐘楼堂の腰板と床下を修理しました

大師堂

 大師堂と大石稲荷

天保 4年(1833年)、住職慧照和尚(けいしょう)の時、飯南郡深野村(現在の飯南町深野)の庄屋 野呂一之進が先達で建立したものです。大師堂の左裏には大石稲荷、大師堂の中に安置されていたのを平成14年11月新しく再建しました

大日堂

登る朝日を背に祀られる大日如来

平成27年6月5日、大師堂横の本堂を見下ろす高台の岩陰にて発見された、真言宗本尊である大日如来の石像。平成29年9月1日信者の皆様からの奉賛金により、周囲の整地、大日堂の完成を持ち、落慶法要を執り行われた

天満宮

太宰府天満宮のご神体を安置する天満宮

合格祈願の受験生が多く訪れる、菅原道真公をお祀りした天満宮は、福岡県太宰府の菅原天満宮から、天保 4年(1833年)当時の住職 慧照和尚(けいしょう)が、ご神体の一部を拝領し安置したといわれています

展望台

眼下に望む三重県立公園「香肌峡」の眺め

本堂と鐘楼堂の間の石段を、200m程登ったところにある展望台には、火の神・秋葉大権現、水と海の神・金毘羅大明神が鎮座しています。昔から火災や水害等からの除災、地域の安全を願う参拝者が多く訪れます

ムカデ蘭と馬頭観音

国の天然記念物 ムカデ蘭の群生地

ムカデラン群落は、ラン科植物で全国でも珍しく 
池の岩面に群落しているのは此処だけで、昭和2年(1927年)国の天然記念物に指定されました

不動院四季折々