不動院からのお知らせ

今月の言葉

4月 卯月(うづき) 「山河をみるは仏性をみるなり」

 
 山河は人を育み、文化を育むあたたかき大地である。
人は自然と共生するのではなく、自然にゆるされて生きているのである。
大自然に抱かれて人は人となっていく。ただ生まれただけでは人となるのではない。
 
 光、風、音、いつも目には見えないもの。世界にはそんな大切なものがたくさんあります。
 光りが無くなるだけで、私たちの命をつないでくれる食べ物もできないのである。
その大切さをどれほど感じているのでしょうか?
 
 悲しくも辛い、先の東日本大震災の後、「故郷」の歌が多く聞かれた。
311日午後245分、8年を迎えるにあたり「震災で犠牲となられた方々へ哀悼の意を表すと共に、被災地の復興をお祈りいたします。」
 
 このほど、本山 勧修寺で集会があり、亡くなった方々の供養お経を捧げた。
故郷を失った人々が、歌の中に故郷を求めている。山河だけが仏性ではない。
 存在するすべてのものが存在としての意味を持つ。それが仏の姿そのものであるというのである 

境内崩落箇所修復奉賛金のお願い

 近年益々増加の一途を辿る鹿、猪による参道破壊により、修復を重ねて参りましたが、先月からの大雨により、境内参道の各所に崩落が起き、大規模な修復が必要な状況となってまいりました。つきましては、対策の一環といたしまして、皆様からの奉賛金を受け付けております。お納めいただいた奉賛金は境内の参道、参拝所維持、修復のために大切に使わせていただきますので、何卒趣旨をご理解の上、皆様のお力添えとご協力を賜りたくお願い申し上げます。

                 大石不動院住職 岡本俊光