不動院からのお知らせ
今月の言葉
八朔祭延期のお知らせ
「 台風10号による日程の変更について 」
毎年8月31日(宵宮)の夜から、本日の1日(本日は祭式のみ)の2日間行われる八朔祭りですが、今年度は台風10号の影響により9月7日(宵宮)8日(本日)に延期となりました。
イベントは打ち上げ花火のみ行います。
9月長月(長月)
「 過ぎ去った日のことは悔いず 」
まだ来ない未来にあこがれて、取りこし苦労をしたり、過ぎ去った日の影を追って悔いておれば、刈り取られた葦(あし)のようにやせしぼむ。過ぎ去ったことは悔いず。
まだ来ない未来にあこがれず。取りこし苦労もせず。
現在を 大切にふみしめてゆけば、身も心も健やかになる。
過去は追っては、ならない。みらいは、待ってはならない。
ただ現在の一瞬だけを、強く生きねばならない。
今日すべきことは、明日に延ばさず。確かにしていくことこそ、良い一日を生きる道である。
人間独特の能力を、愚かな知恵とブッダ(仏陀)お釈迦様は、決めているようです。
そして、むしろ過去、現在、未来、の三時(さんじ)を超えて「一瞬」のうちに生きることを、教えられているのであります。
動物たちは、瞬間、瞬間、本能に従って生きているようですが、知恵がある人間には、それはなかなか真似のできないことであります。
(仏陀)お釈迦様は、人間を、煩悩という苦しみから解放させる意味を説いている。
大石不動院住職 岡本俊光