デリバリィー事業(三重同工会会員の産業分野における実学、経験を母校の生徒及び広く一般住民にも公開する講演会)として、令和5年12月8日に鈴木 煕氏を招聘し松阪工業高にて、4年ぶりに本校体育館にて全校生徒を集め、講演会を開催した。
講師は名古屋市出身で本校化学科を昭和36年に卒業し、住友化学工業(株)就職。昭和57年工場閉鎖のため退社。その後、会計事務所に転職し、仕事と勉学に励み、4年後、昭和61年に独立、税理士、社会保険労務士、行政書士の各事務所を開設し、現在に至る。
講演会は「高校卒で取れる国家資格」を演題に講演された。
退職時、40歳家族5人、会計事務所で働きながら、短期間で税理士、社会保険労務士、行政書士の資格を取得し、短期間で次々と事務所を開設する。時勢を知ることの大切さや、勉強方法などその間の取り組み方を、生徒たちに伝えてくれました。
講演の一部を紹介させていただきます。
国家資格の受験資格として、まずは選択基準を、高卒でも受験できる資格であること、潰しがきく資格であること、短期集中努力で合格する資格であること、あまりお金を掛けずに合格できる資格であること。将来、独立できる資格であることとして、一つひとつ短期間で集中して資格を取っていくこと、特に将来独立できる資格であることを強く説いてくれました。
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