全国産業教育振興中央会の海外産業教育事情視察に、参加する機会を得ました。
参加者は、全国から農業、工業、商業教員が各2名、水産、家庭、看護教員が各1名と,
団長である看護関係高校の校長1名の合計10名でした。

この訪問は、以下の要項で実施されました。
今年度は、イギリスならびにフランスの、専門教育を行っている教育機関5校と、パリ市郊外の病院を視察し、専門教育の今後のあり方を研究した。
1 目的
全国の専門学科を置く高等学校の校長、教頭並びに教諭を海外に派遣して産業教育事情を視察させ、産業教育の充実、振興及び国際交流に寄与することを目的とする。
2 派遣者数
10名
3 視察国
イギリス、フランス
4 選考方法
各都道府県産業教育振興会から推薦された教員について、農業、工業、商業、水産、家庭及び看護の各専門高等学校長協会が、校長、教頭または教諭を3〜2名を選定して本会に推薦し、本会常任理事会で選考のうえ、理事長が決定する。
5 候補者の資格
(1)
国公私立の専門教育関係高等学校(本会の維持会員校)の校長、教頭、教諭とする。なお、校長については、中央会の役員等(各都道府県の学校代表評議員、参与、理事、監事)を優先する。
(2)
教頭、教諭は、専門教科の担当者とする。
(3)
公的機関の助成による海外教育視察の未経験者に限る。
(4)
視察終了後、校長にあっては2年以上、教頭、教諭にあっては5年以上引き続き在職する見込みのある者とする。
6 視察方法
(1)
視察派遣者による視察団を組織して団長を選び、統制のある視察を行う。
(2)
視察各国の文化や社会生活に触れるとともに、専門教育に関する学校や教育関係施設等を視察する。

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