最新情報

2022年8月19日 

●残暑お見舞い申し上げます。コロナ、コロナと日常生活が乱されている間に時はどんどん流れ、早くも盆休みが終わりました。この盆休みに地方への人の流れがあり、中国・四国・九州の地方での新型コロナウイルス感染の拡大が顕著となっています。一時新規感染者が減りつつありましたが、先月より全国的に爆発的な感染拡大をし、完全に第7波のピークに達しています。都会からの帰省や観光客の増加により、8月17日には、こうした地方での新規感染者数が過去最高となった県が続出しました。8月18日には、三重県でも当初から想定されていたこととはいえ、人の流れによる感染拡大が証明された結果となりました。幸いにも軽度の上気道炎が中心症状ですから、今までの感染防止対策をしっかりとしていれば、それ程恐れることはありません。ただ、高齢者や基礎疾患がある方はまだまだ厳重な注意が必要です。 感染者数が増えれば、それなりに入院を要する方も増え、三重県でも北部では医療事情が逼迫してきております。ここ数か月間は連日のように松阪でも感染者が多数報告されていますから、自粛生活に飽きていることでしょうが、今でも気を抜くことがないよう、これまでの感染防止対策を続けてください。

●なお、当院は「診療・検査医療機関」(発熱外来)に三重県より指定されています。発熱患者は他の来院患者と重ならないようにするため、まず電話にて受付の指示に従ってご来院ください。場所や時間をこちらから指定させていただきます。ただし、発熱外来を予約できるのは、これまでに当院の診察カードをお持ちの方に限らせていただいております。当院受診が初めての方は当院の発熱外来の予約はできません。新型コロナウイルス感染者が急増し、一時抗原定性キットが当院では底をついていましたが、先日より入荷するようになり検査を再開しております。また、国より配給された抗原定性キットを若干保有しております。重症化リスクの低い、症状のある方などを条件に当院がかかりつけ医の方に限り、8月10日より検査キットを無料で配布しています。同様の配布を三重県も郵送で実施しておりますので、詳細は県のホームページでご確認ください。どちらも無症状の方の申込はできません。連日のように三重県には非常に多数の申込があり、すぐに1日の予定数1,000個が無くなってしまうようです。当院の検査キットもあっという間に無くなりそうです。

●既に世界の新型コロナウイルス感染者数は5億9千万人を大きく超え、死者は644万人以上となっていますが、感染者は依然として世界中で増え続けています。一時減少傾向となっていましたが、オミクロン株の変異であるBA.5などが増えてきてからは、世界中で感染者が再び増加しています。日本の患者数も7月から大幅に増加して1,646万人以上となり、死者は3万6千人に達しています。8月18日(木)には全国の患者発生数が一日で255,534人となり、先述したように盆休みの人の移動により、急激に増加しています。三重県では、これまでの発生総数が174,183人に達し、8月17日に3,704人、8月18日に4,642人と激増しています。海外からの旅行客の受け入れも既に始まっていますが、私達が安心して国内旅行や海外旅行ができる状態になるには、もうしばらく時間がかかりそうです。新型コロナウイルスが出現して、既に2年半以上となります。もうコロナ禍で家に籠ったり、ZoomやWebでの会議にもすっかり飽きてきましたが、今のように感染が全国的に拡がっている状況ではもう少し我慢するしかありません。

●コロナ対策の一つはワクチン接種ですが、高齢者では1回目、2回目は93%の方が接種を終えています。日本の全人口に占める割合では、1回目が82%、2回目が81%です。ただ、ワクチン接種率が高い国でもブレイクスルー感染で再び患者数が増加していますから、ワクチン接種を済ませたから安全という訳では決してありません。3回目のワクチン接種を済ませている方への感染も次々と報告されています。オミクロン株の変異ウイルスが大きな懸念材料ですから、日本でも3回目のワクチン接種を医療従事者から昨年12月1日より開始されていますが、国民全体の接種率はようやく63.8%です。ただ、高齢者の3回目接種率は90.5%に達しています。ワクチン接種を躊躇する方も多いと報道されていますが、抗体価を上げるブースター効果は十分ありますから、なるべく接種されると良いでしょう。なお、4回目のワクチン接種を60歳以上の人や18歳以上の基礎疾患のある人には5月末から開始されています。感染状況や注射による副反応を考えると、4回目を躊躇する方が増えていました。しかし、このところのBA.5の増加を考えると、出来るだけ接種をした方が無難なようです。医療従事者や福祉施設などの職員への4回目ワクチン接種も始まっています。

●医学的な講演会や学会の中止・延期が一昨年から相次ぎました。多くの人が参加する学会や集会を以前のように開くことは、今も難しいのが現状です。そこで、Web開催という新しい手法が取り入れられています。多くの学会や研修会は現地開催とWeb開催の併用されています。昨年の秋以降は全国的に患者が減少していましたから、一時は現地参加する方も増えていました。しかし、年明け後に感染が急拡大してきましたから、学会場へ直接足を運ぶのは抵抗がある方も多いことでしょう。オミクロン株BA5の強い感染力を考えると、開催地に向かう交通機関の利用や飲食・宿泊にも大いに不安がありますし、多人数での集会へも参加するのもまだ危険を伴います。特に東京や大阪などの都市部が会場となる場合は出かけること自体に今も感染のリスクを伴います。安全が確認されるまでは従来通りWeb開催を上手に活用して必要な専門医単位を取得するのが安全で、かつ合理的でしょう。

●当院では耳鼻咽喉科専門医2名による診療を行っています。そのため、予約が無くても常時2名で診察しておりますので普段の診療は比較的スムーズに流れています。当院の開院以来の基本方針として、丁寧な問診、診察、説明を常に心がけております。しかし、予約がない方の場合はお待たせすることもあるかと思います。特に、曜日、時間により混み合うことがありますので、あらかじめ予約をお取りいただくことをお勧めしております。当院は来られた順番ではなく、予約の方を優先して診察しておりますので、その旨をどうぞご理解下さい。 ただ、新型コロナウイルスの蔓延に伴う患者数の著しい減少により、耳鼻咽喉科外来では長くお待たせすることはほとんど無い状態が一昨年春以降続いています。予約も極めて取りやすくなっていますので、出来るだけ予約していただければ幸いです。

●なお、諸般の事情から「予約をお持ちの方」、「他院の紹介状を持参の方」以外の受診を制限させていただいております。外来患者数の増加や駐車場の状況、コロナ禍の拡がり具合などを考慮して、受付終了時間をやむなく早めさせていただくことがありますので、ご了承下さい。随時変更する可能性がありますので、詳細は「診療案内」のページをご覧下さい。変更内容は外来受付でも随時お知らせしております。ご不自由をおかけしますが、諸般の事情がありますので、ご理解いただきますようよろしくお願いします。

●当日および翌日の予約を24時間自動予約システムで受け付けております。電話0598-22-3387(みみはな)へどうぞ。窓口(電話0598-25-5151)でも予約を受け付けております。ただ、診療開始前の早朝や昼休み時間、診療終了後は担当者が席をはずしておりますので、窓口の電話に出ることができません。診療時間内に再度おかけ直しいただければ幸いです。また、当院は時間外の救急診療は行っておりません。 インターネットによる予約システムは皆さんの個人情報流出の危険性を考慮し、敢えて当院では採用しておりません。これだけネット予約が一般化してきた昨今ですが、当院のコンピュータ・システムへは外部から一切侵入できないよう、院内LANのみで運用しております。銀行のネットバンキングなどで不正引出などが横行したり、全国の病院などでもハッキングされて電子カルテが使用不能となった事例がたびたび報告されています。安全第一というのが開院当初からの当院のモットーです。