「農と匠の里」整備事業

3.施設別計画 
    (1)匠の館(約4.7ha)
 1.施設のコンセプト
 ・「農と匠の里」の拠点施設として、「農業」「食文化」「伝統技術」など、地域産業や地域文化に関する新たな創造と情報発信を行います。
 ・また都市と農村、大都市圏と地方都市等、多様な文化や人々の交流により、外に開かれた活力ある地域社会の形成促進を図ります。

 2.施設の機能
 @技の館(手作り体験工房)
 ・市民や観光客が松阪および周辺地域のすぐれた伝統技術を体験し、その魅力を学びます。(生涯学習機能)
 ・市民や観光客との交流を通して、伝統技術や地場産業の活性化を図ります。(地場産業の活性化)
 A農と食の館
 ・ウェストパーク松阪との連携を図りながら、松阪の農業および食文化に関する情報発信、展示、販売等により、地域産業のPRを行うとともに、農産物の加工商品の開発や域内流通、域内消費の拡大を支援し、地域農業の活性化を図ります。(地域農業のPR、活性化)
 B交流センター
 ・農と匠の里のテーマに沿った各種団体の活動を支援し、促進するとともに、関連テーマに基づくシンポジウムや会議の企画・開催により、全国への情報発信と、域外の活動とのネットワーク形成を推進します。
 C道の駅
 ・県道松阪第2環状線を通過する車利用客のための道路情報案内や休憩スペースを提供します。

匠の館整備計画図


   (2)コミュニティファーム(約13.6ha)
 1.施設のコンセプト

 ・「農と匠の里」において”農”の部分を担うエリアであり、「都市と農業の交流」を軸にした農業の展開により、農業の多様な魅力や価値を引き出し、地域農業の活性化を促進します。また、農業体験を介して、都市住民の農業への理解を深める役割を担います。
 ・21世紀を担う子供たちに、農業を通じて人と自然が共生する技や生き方を学んでもらうとともに、農業が持つ精神を癒す力を情操教育に活かしていきます。
 ・高齢者のための福祉農園を設け、高齢者の健康つくりや生き甲斐づくりに役立てます。
 ・また、地域の高齢者の農に関するノウハウ(匠)を活かし、農業体験の指導員として活躍してもらいます。
 ・色々な野菜とハーブの混植(病害虫の忌避効果の活用)、バーグ(樹皮)の堆肥やコンポスト(生ゴミの堆肥)の活用を進めるなど、資源循環型の農業を目指した様々な試みを展開するモデル農園ととます。

 2.施設の機能
 @体験農園、学習農園 
 ・花の摘み取り園や色々な種類の果樹園や畑を組み合わせ、年間を通して、子供たちや都市住民に農業の体験学習の場を提供します。
 ・体験農園で収穫された農産物の加工や食体験の場を「匠の館」に設け、それらを通じて地域農業者と都市住民、高齢者と子供たちの交流を促進します。
 A市民農園
 ・一般市民を対象としたレクリエーション農園を開設するとともに、高齢者を対象とした”いきがい農園(福祉農園)”としての利用も図っていきます。
 Bふれあい広場とふれあいの家
 ・体験農園や市民農園の利用者の交流や、利用者と地域農業者との交流の促進、農業に関する情報交換の場とします。



  (3)エコロジーパーク(約24.0ha)
 1.施設のコンセプト
 ・「里」の自然に代表される人と自然が共生する身近な自然環境を通して、自然の姿を学び、親しむ心を養い、地球環境の時代と言われる21世紀に向けて新たなライフスタイル(生活様式)の確立を目指します。
 ・エコロジーパーク全体を通して体験型、参加型の施設とし、体験を通じて、子供たちの自然への関心を高め、自然を愛する心を醸成します。

 2.施設の機能
 @溜池ビオトープとエコロジーセンター
 ・多様な生物が観察できる溜池を中心にした豊かな里の自然に触れ、その生態や環境共生型技術を学ぶ拠点とします。
 ・環境問題に関する市民の啓発や理解を深めるとともに、全国レベルでの人材、情報の交流、交換を行います。
 A農村生活体験村と里山広場、学習水田
 ・農村生活体験村は松阪の農村部の民家を活用して、農村の生活や里の自然に関する体験学習の拠点であり、子供たちや都市住民が宿泊しながら農業や農村に関する理解を深めることができます。
 ・また、既存の水田を活かした農業体験を通し、自然を活かし共生する農業の姿を知ってもらいます。
 B野草園
 ・薬草や香料、食用など、多様な用途をもつ野草を中心にした有用植物の栽培のうじょうとし、その生産体験、加工体験を通して、暮らしの中での自然への関心の向上や、自然に優しいライフスタイルを培っていきます。
 ・また、野草園で生産する植物や他地域の野草を展示・紹介し、様々な情報を提供します。

  ※環境共生型技術
    省エネルギーや資源のリサイクル等に配慮した環境への負荷の少ない技術


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