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情報発信プラス 7号 |
Y小5年1組の楽しい取り組みの 紹介です |
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クリックしても大きくなりません | 2001年7月発行 |
楽しいY小の5年生
のんちゃんの障担は、今年からO先生になりました。昨年の障担のS先生は、5年1組の担任になり、そしてのんちゃんと障害児クラスのT君が一緒のクラスになりました。
S先生は、障害児教育にとても熱心で、子供たちの人気も高く、心の温かいちょっとユニークな先生です。またO先生は、初めての障担でしたが、名古屋まで専門書を買いに行かれ勉強され、私達の意見もしっかり取り入れて下さり一生懸命に取り組んでくれています。いろいろ意見もあったそうですが、S先生の熱意でのんちゃんとT君を同じクラスにして、この二人を中心とした楽しいクラス作りに挑戦されることになり、O先生とS先生は障担・原担区別なく取り組まれています。
5月27日にふれあいサンデーということで授業を見学し、その後親子でゲームをしました。ちょっとズッコケな場面もありましたが、子供たちの楽しそうな笑顔、のんちゃんやT君に関わってくれる温かい姿を見せていただき、楽しいクラス作りは着実に成功しているのだなあと実感し、とても幸せな気持ちになりました。
ところでのんちゃんT君は、1年生の時からお花の授業を受けています。お花の先生のHさんがボランティアで取り組んでくださっています。お花の授業は、精神を集中させる事や、美しい花を見て心豊かになる効果があります。初めの頃は、ハサミで切ることもできなかったのんちゃんも続けるうちにすてきな作品を作れるようになりました。先生は四季折々に工夫されるので、持ち帰ったお花は、玄関に飾って来客に自慢しています。毎年文化祭の時は、すばらしい作品を出展しています。お花の授業を続けてきて本当によかったと思います。
文化祭でのお花 S先生とのんちゃん(4年生)
Y小は、情緒、知的、聴覚の障害を持った児童5人を3人の障担の先生が担当され、校長先生はじめ多くの先生方がフォローして下さっています。障害の程度や、その時々の状態、また他の児童や親との関係など個々には問題もあるようですが、のんちゃんを取り巻く環境はすばらしいものがありマンモス校とはいえとてもよい対応に感謝しています。もちろん今まで障担をされた先生方のご苦労があってこそのY小であるのを忘れてはいけません。
みなさんの学校は、どんな楽しい取り組みをされていますか、自慢のお便りをお待ちしています。今後もY小の楽しい出来事など紹介したいと思います。
ちょっと一息
のんちゃんは、勉強が大嫌い、S先生も「のんちゃんは勉強がきらいですな〜」と言います。仕方ありませんお母さんもお父さんも勉強が大嫌いでしたから。そんなのんちゃんは温泉が大好きです。だってお母さんもお父さんも温泉が大好きだもん。暇さえあれば勉強もせず温泉に出かけます。
パンダさんの願い |
今回はY小5年1組の自慢をしましたが、他校にも校外へ出て楽しい授業をしている学校があるという情報もキャッチしています。障教振のように全校単位とは別に2校3校連合で楽しい取り組みがあってもいいのではないでしょうか、また親も自由に参加できれば子供・親・先生がさらによいコミュニケーションを取れるのではないでしょうか。 |