ゴミ問題とリサイクル


【橋 まもる質問】


それでは、改めまして通告に従いご質問をさせていただきます。
 ごみ問題、ならびにリサイクルの推進についてでございます。
 平成7年施行の「容器包装リサイクル法」に伴いまして、松阪市におきましても来年4月から10種類の分別回収に向け、各自治会単位での説明会の実施など、担当部署では大変なご苦労をなさってみえると聞いております。
 松阪市におきましては、昭和54年からアルミ缶、スチール缶、ガラスビン、等のリサイクルと、また平成10年からは、ペットボトルの回収につきましても取り組みを実施してきております。  市民の方々も徐々に環境問題を真剣に考え、リサイクルに対して感心を持ちつつございます。
 「容器包装リサイクル法」は一般廃棄物の重量で3割、容積で6割を占める容器包装廃棄物のリサイクルと、減量を図る目的で制定された法律でございまして消費者の分別排出が一番のキーポイントとなります。
 また行政の役割としましては、市民の分別に対する意識啓発と、分別しやすい環境作りが重要となるわけでございます。
 そこで現在市が実施しようとしております、この分別回収に対する取り組みにつきましてご質問をさせていただきます。
 少し細かい質問もございますがよろしくお願いいたします。 まず、各自治会と市民に対する説明でございますが、自治会に対するお願いとして、4t車が入る場所に30uほどの収集場所を用意するという事、分別指導者2名をお願いし午前9時までついていただくという事。
 この2つにしましても、お願いされた側は、大変厄介なお願いをされたと感じている事と思います。きっと、反発も強かったかと思います。
 また、市民の皆さんにはマヨネーズのチューブの中をきれいに洗って出していただくという事、ケチャップのチューブは良いけど、ワサビのチューブはだめという事、理解するには大変難儀な話しでございます。
 市からの説明会は自治会へお願いし市民にご協力をいただくという形となっておりますが、組織で上から下へお願いする事も必要かもしれませんが、ごみ問題に関しては、一番大事な事は、ご協力いただく市民のみなさんお一人お一人にご理解をいただきご協力を得る事かと考えます。
 私は何かにつけまして「市民参加」という言葉を使いますがごみ問題はまさにこの事なくしては、出来ない問題でござすます。
 トップダウンでは市民は動かないと考えます。ボトムアップが大切でございます。 横浜市のホームページを見ておりましたら、推進員の委嘱式を大々的に実施し、市長からの委嘱状伝達の、のち資源回収に関する記念講演を行うなど、市民の皆さんに対しても、平成12年からは環境型社会に変わるのだという事を大きくピーアールしております。 松阪市としましては、今回自治会役員に対しての説明会だけで条件整備の出来た自治会から実施していくという事でございますが、
@ 市民に対しては分別冊子等の配布意外にどのような啓発活動を実施していくのかお聞かせ頂きたいと思います。


 次に、資源回収に対する奨励金についてでございます。 現在、月1回、平日の資源回収を予定しているようでございますが、1ヶ月間、資源を家庭内に保管するという事は場所の確保に問題がありますし、共稼ぎで出勤が早く、平日の回収時間に合わない方達には資源回収が出来ないというこになります。
  そこで、休日を含め資源回収を実施いただける団体に対し奨励金を出す事により、より活発に資源回収がなされるのではと考えます。 先般、私ども市民クラブではごみ処理の先進都市である、ひたちなか市へ視察に行かせていただきました。 もちろん、資源回収に対しましては、奨励金を出しておりました。
Aこのように資源回収先進都市では、ほとんどが奨励金を出し活性化に努めております。
 市が処理する、経費に対しこの対価は安くつく訳でございますが、いかがお考えかお伺いいたします。 次に、環境に負荷の少ない循環型社会づくりの対応についてご質問をいたします。 古紙の下落等、リサイクル資源の需要と供給とのバランスが崩れたため引き取り価格が下がり、所によっては逆有償となり資源回収を中止した自治体もあると聞いたりもいたします。 国レベルでの問題ではございますが、
B市行政としてもリサイクル商品、エコマーク商品の購入等の促進を市民の皆さんに推  奨していく必要があると考えますが、どのようなPAを行っていくのかお伺いいたします。
Cまた市の関係機関に対しましては、どのような指導を実施しているのかお伺いいたします。


次に、事業系ごみのと一般ごみとの選別に対する指導についてでございます。
市民の皆さんに対する理解協力が大事だと述べてまいりましたが、企業、ならびに商店等に対する理解協力も今後はいっそう大事でございます。
ごみ集積場所に明らかに事業系ごみと分かるものが捨てられている事がしばしばあると聞きますが、
Dこの際の排出者に対する指導は現在どのように行っているのかお伺いいたします。
Eまた今後資源回収についてはどのように依頼していくのかも併せてお伺いいたします。
この、現在までの指導につきましては出来ましたら、平成10年度何件ありどのように指導されたか具体的にお答え願いたいと思います。


 次にフリーマーケットに対しての市行政からの支援についてでございます。
 家庭内で不要となった生活用品の再利用の機会を広め、粗大ゴミ等の減量化を促進するためには、行政からの手助けも必要かと考えます。
 現実に、リサイクル事業の中で取り組んでいる市もたくさんございます。
 例えば、市が不要品のデーターバンクを作り広報誌等で紹介するという事業でございますが、実施しているいくつかの市に問い合わせをいたしましたら市民に大変好評だと聞いております。
 現在、農と匠の里整備事業が進行中でごさいますが、例えばこの中に不要品のフリーマーケットコーナーを作り市民の皆さんの参加頂により、データバンクを作成し広報紙、インターネット等で紹介する。 本来ならごみとして捨てられるものが、他市の人に買って頂き、入場者増にも繋がり一石2鳥だと考えます。
 これは1つのアイデアでございますが、
F市としまして、そのようなリサイクル事業を行う考えるはあるのかお伺いいたします。
以上 第1回目の質問とさせて頂きます。よろしくお願いいたします。


【市長答弁】


@市民への説明については、各自治会の説明会において自治会役員だけではなく、女性の方を含めた住民を対象に説明会の開催を予定しております。 また、広報松阪、ケーブルテレビによる啓発も計画しております。
A松阪市の廃棄物減量等推進審議会では、回収は、ボランティアでご協力を頂くべきだという答申であり、今後も市民の皆さんのご協力を頂きたいと考えております。
Bリサイクル商品購入推奨については、市民への分別収集説明会で合わせて説明いたします。 また、分別冊子の中で掲載し市民のみなさんにPRをしていきたいと考えております。
Cリサイクル商品、エコマーク商品の購入については、コピー用紙は再生紙を使用するよう努めており、トイレットペーパーについては100%再生紙を使っております。 今後もできるかぎり再生紙の使用を考えていきます。
D事業系ゴミへの分別指導については、できるだけ多くの事業所に対して文書で資源の分別等について依頼したいと考えております。
Eフリーマーケットについては公共施設の提供等により支援をしていきたいと考えております。
F提言については、農林水産部と調整をし、検討させております。


【高橋 まもる再質問】


 ご答弁ありがとうございます。
 まず、市民への啓発の件、非常に大変だという事は分かりますが、これまでのようにパンフレットの配布や説明会だけでは、市民の皆さんは振り向かないと考えます。
 もっと能動的に市民の皆さんが自ら動いていただく、やらされているのではなく、やるんだというような気持ちにさせる、そんな啓発活動が出来ないものかと考えます。
  横浜市の例をお話ししましたが質問の趣旨をよりご理解いただくため思いついた例をお話したいと思います。
 例えば、例えばですが、「市民リサイクル祭り」という日を設定するわけです。
 中部台公園をメイン会場に、時間制で10時から午後2時までの間、登録いただいた各自治会でそれぞれの地域ごとに回収量を競うわけです、メイン会場に回収量を時間単位で報告し、大きなボードに棒グラフか何かで成績が分かるようにします。
 もちろん、全体の成績も各地域の会場に連絡し、フィードバックします。
 子供からお年寄りまで参加いただいた後は、品目ごとと総合計の順位をつけるわけです。  優秀な団体、自治会には奨励金を出します。
 好評なら、年間を通じて実施すのも結構でしょう。
 これは少しとっぴな、一例を申し上げましたが、楽しく市民の方に啓発し協力をお願いするそんな事も必要かと考えますが、説明会、冊子、パンフレット以外の、啓発活動はお考えにないのか、再度ご質問いたします。


  次に、奨励金についてでございますが、過去の一般質問でも市長は平成5年設置の「審議会」からの答申により、回収は自治会ボランティアにお願いするとの、ご答弁をなさってみえますが、時代は怒涛のように流れ変わっているわけでございます。
 私は、資源回収が主で、ごみ減量はそれに伴ってくるものだと考えております。 ごみ減量ではなく、いかに資源を回収するかだと考えます。
 グローバル的見地に立って、例えば自然環境保護のため活動している団体、つまりはバージンパルプを使わない、森林伐採を行わない、またエネルギーが少なくて済むアルミの再生に対して活動している団体に対し、資源回収の奨励金を出すという考えはないのか再度ご質問をいたします。


  次に、事業系ごみと一般ごみとの選別に対する指導でございますが、確かにごみ集積場所に置かれたた状態でしか、市としてはルールが守られているかどうか判断のしようがないのかもしれませんが、ただ市指定の許可業者はどこへ集めに行き、顧客拡大のセールスの過程で事業系ごみの排出について理解頂けない事業者もわかっている事と思います。
 そういった、情報からの指導も今後必要かと考えますが、いかがお考えか再度お伺いいたします。 以上3点を再質問といたします。


【市長答弁】


 リサイクル祭りについては、検討をいたします。 奨励金については意味はよく理解しておりますが、今後も無料で奉仕をいただきますようお願いいたします。 市の許可業者との話し合いの中で、情報把握をし指導していきたいと考えております。


【橋 まもる要望】


 再度のご答弁ありがとうございます。
  市民に対する啓発活動につきましては、市民が自らやるんだという気持ちにさせるような啓発方法を今後とも企画、実施いただますよう要望いたします。
  次に、資源回収に対する奨励金につきましては、ボランティア精神により今後も回収をお願いしていくという事でございますが、時代の流れと共に逆有償となりボランティアの方に引き取り代を払わせてまでお願いするというのは、いささか無理があるように思えます。
 資源市場の状況、市内の実態を把握いただき、その時その時での、一番ベストなシステムを構築いただきますことをお願い申し上げます。
 以上二点要望といたしまして質問を終わります。ありがとうございました。




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