![]() |
日 時 | 平成19年10月5日(金) |
時 間 | 午後 7:00開演 | |
会 場 | 松阪市市民活動センター | |
住 所 | 松阪市日野町788 | |
会 費 | 2,000円(講演会) | |
茶話会 | 1,000円(うちの茶の間) | |
(斯波先生と語る会) |
【斯波千秋先生のプロフィール】
1949年岩手県に生れる。1954年父、穏が盲人用具製作・開発を開始し「盲人福祉研究会」を創業。1972年 先代の後継者として事業に参入。1988年掛川市にて視覚障害者ガイドヘルパー教室を開始。以後、県委託事業。1990年静岡県教育委員会の社会教育指導者海外派遣事業で、ドイツ、スウエーデン、イギリス、インドを訪問し、教育・福祉を研修。1991年 単独でスウエーデンを訪問し、視覚障害関連の研修。1992年ダスキン(株)障害者海外派遣事業で、スタッフとしてアメリカの視覚障害関連施設を視覚障害者13名と共に訪問し、研修。1996年浜松に全国初の視覚障害者中心の小規模授産所「ウイズ」を開所。1998年厚生大臣表彰。2000年ヘレンケラー・サリバン賞受賞。2006年NPO法人「六星」設立 代表理事。
ヘレンケラー・サリバン賞 「ヘレンケラー・サリバン賞」は、視覚障害者の福祉・教育・文化・スポーツなど各分野において、視覚障害者を支援している「晴眼者」にお贈りする賞です。これは、「視覚障害者は、何らかの形で健常者からのサポートを受けて生活している。その支援に視覚障害者の立場から感謝の意を表したい」との趣旨で、当協会が1993年(平成5年)に創設しました。なお、同賞の名称は、ヘレン・ケラー女史と同女史を生涯支え続けたアン・サリバン女史の両氏の名に由来します。 選考は、視覚障害者によって推薦された候補者の中から、当協会が委嘱する視覚障害者の選考委員によって、検討・決定しています。第1回の社会福祉法人全国盲ろう者協会理事長の小島純郎千葉大教授に始まり、毎年1回、選ばれた個人・団体の献身的な行為と精神に対し、感謝を込めてお贈りしています。 |
WITH みんなでいっしょに 障害者授産所ウイズについて 私達の住むこの社会は、様々な人達で構成されています。たとえば、若い人達やお年寄り、障害を持つ人や持たない人、そしていろいろな国の人達。この様な人達が互いに理解し合い、共に手をとり合って、みんなでいっしょに社会参加を果たして行こうというのが、「ウイズ」の基本的な考え方です。 障害者授産所って? 家から外へ飛び出そう!住みよい街づくりへ 固く言えば「障害ゆえに雇用されることが困難な障害者に働く場を提供し、 社会適応と自立を助長する」のが授産所の目的です。でも、私達はもっと簡単に障害をもっていて家の中に閉じこもっている人達が授産所の存在を知って、 一歩でも外へ、社会へ出るきっかけにしたいのです。ウイズが社会参加の窓口になればと思っています。障害を持つ人達が社会へ出れば、だれもが住み易い街に変るのです。 授産所ウイズは どんな事をするのですか? まず第一に仕事をします。障害者、特に視覚障害者は何もできないと思われています。でも、障害を持っていない人達でもできないことはたくさんあるはずです。障害があっても、努力と練習、工夫と少しのお手伝いで、できることが少しでも多くなります。私達はいっしょうけんめいに練習して、「盲人用具」をはじめとする福祉機器を作る仕事をします。 すぐには上手にできませんが、必ず良い物ができます。なぜなら、私達の使う福祉機器なのですから。他に、広報はままつや各種パンフレット、名刺の点字印刷をみんなで力を合わせてやっています。 また、小学校などへ行き福祉についての授業にもみんなでお話に行く事も大事な仕事です。 できることは何でもやって行きます。 私達のすることは、仕事ばかりではありません。 人生の途中で失明する人が全国で14,000人もいます。また、盲重複障害と言って、視覚障害と知的、聴覚、肢体不自由など他の障害を合わせ持つ人も増えています。 私達はこの様な人達にいろいろな情報を提供できる様に勉強もします。あらゆる人達の相談に親身になって応じたいと思います。 |