過去ログ2025_2(04-06)
04/30 細胞の中身
毎日がGWの爺はいつもの毎日です。でもGWには、NHKが力の入った特別番組を放映してくれます。NHKテレビの科学番組『人体Ⅲ』(#人体Ⅲ*)、見られた人も多いと思いますが、今回も驚きでしたね。ノーベル賞の山中伸弥教授とタモリを中心に、最先端の医科学の知識を解説してくれます。同じ異色コンビで、2017年に放映された人体シリーズ1回目のとき、脳が神経を通じて臓器など全身を制御している、との常識をひっくり返し、筋肉や脂肪ですら全身のすべてが脳へのフィードバックを通じて生命は維持されている、というものでした。天地動転の驚きでした。2回目は驚愕のDNAでした。今回は生命の根源の細胞を取り上げ、全身のネットワークの具体像でした。我々素人には、細胞の中身はDNAを収めた核と若干の部品がある以外は何もないと思っていました。それが技術の発達で、たんぱく質の小さな部品でびっしり埋まっていることが、目で見て分かったのです。しかも物でありながら生命体のように動くことができるのです。番組が終わってもしばらく茫然です。
親から子に伝えられたDNAの遺伝情報によって人体(40兆個ほどの細胞でできているとか)が作られていきます。これらが縦横に連携することで生命が営まれます。今まで空想だったその営みが具体的に分かってきたのです。生命とはたんぱく質という物質の構成体であり、それが一時的に命の活動をすることです。まさに釈迦のいう「命とは現象だ」なのです。画期的なことです。人類の知的レベルは大変なところに来たようです。
その命の炎がなぜ消えるのか、それが次回のテーマのようです。老化の問題も必然的に含みますね。老境にあるタモリと爺の関心も高く、いつの事か、当てもなく期待です。
* 本文中の「#+語」はこの語で検索できることを示しています。
04/27 珈琲サーバー
珈琲サーバー(珈琲ポッド)の取っ手がポコッと折れた。強化耐熱ガラス製になってから割れる事故?がなくなって長持ちしていたが、意外な部分が壊れた。やはりサーバーがないと不便で、代わりが急須では見てくれも悪い。歩くのはつらいがとうとう辛抱しかねて町中まで買いに出かけた。目盛りのデザインが変わっていたが同等品が買えた。取っ手の改良の有無は分からない。毎日使うものだから買い揃えてやれやれ。最後のサーバーになるか、爺とどちらが長持ちするか (^o^)
冬の間寒くて閉じこもっていたけど、気温が上がって外出が増えたせいか体調はすこぶる良い。やはり体を動かすことが人間の本来の生きざま。買ってきたままのベゴニアの苗が生き生きして、植え替えを催促している。道端の雑草もグングン伸びて爽やか。
04/25 ベゴニア
ベゴニアの花を植えたいのだが、苗を最近あまり見なくなった。そんな折りもおり珍しく織り込みチラシが入った。その量販店は直線なら2kmほどなのだが、わが家はノーカーだから本数の少ないバスで行くしかなく億劫である。以前は自転車でも行けたのだが、最近はふらつくので自粛している。直通のバスは一日一本、帰りは別のバス停を探すしかない。ま、スマホで発着時刻とともに一発だからどうということはないが、そのバス停まで歩くのがしんどい。
ついでに隣接の大型書店に寄って、欲しかったパソコン関係の本も買った。スマホで乗り継ぎのバス停を見つけ、それほど苦労もなく探し当てて20分ほどで着いた。バスは下校の高校生で混んでいたが、10分ほどで鉄道の駅だからそれまでと覚悟。案の定みんな駅で降りていって貸し切り状態、ここまで心配したほど疲れもなく、やれやれ。帰宅して歩数計を見たら4千歩。特に多くはない。
これだけの事ながら、バスでこの量販店に行ったのは初めてのこと。実は体力的に行けるか行く気になるか、と自信なく迷っていた。そのため去年の春は行き損ねた。だから自信がなくてもやればできる、と子供のように喜んでいる、トホ。ベゴニアは花もきれいだが、丸い葉っぱの鮮やかな緑色が魅力的で、それで植えている。
04/23 労働力は要らない
経済学者の森永卓郎氏が亡くなった。がんのため余命を宣告されたことを2023年12月に告白されていて、この間(かん)に国民に対する遺言の如く多くの本を執筆された。その中から『この国でそれでも生きていく人たちへ』(講談社2025年¥990.)を買ってきた。平易な文章で、読みかけたら引き込まれた。ある一節で笑いが止まらくなった(失礼)。
自分の周囲の若者たちを見ていて、日本の少子化は歯止めが掛るのだろうか、と不安に思っていた。日本だけでなく世界的な傾向はなぜだ、です。これに対して明快に断言です。少し引用すると『実はマルクスは少子化の理由について「資本家は労働者が翌日、再び会社に来られるだけの再生産を行うための賃金は払うが、労働者が結婚して子育てができるレベルの賃金は支払わないからだ」としている』、の一節である。この文が面白い訳でない。爺の若いときを思出し、そうだったと一瞬で合点がいったからである。ここに言う「再生産」とは労働力のことで、当時この新鮮な言葉に驚いたものである。労働者は労働力を商品として資本家に売り、それによって賃金を得て生きる以外に道はない、というのがマルクスの論理である。労働力を商品と見た視点に仰天したものである。マルクスのイロハのイを忘れてしまっている自分を笑った、あー歳だぁ。
資本主義は常に広範に修正しながらでなければ自滅する、何故なら制度そのものが人間の欲に基づいているから。事実今や世界の富は4人の資本家に牛耳られていて、共産主義を標榜する国でさえ資本主義化して危機的な状況。物を生産する領土と資源の仁義なき奪い合いである。いまやデジタル自動化の時代で労働者は要らない。このままでは世界は崩壊する局面。「それでも生きていくか」の問いである。答えは一発、思考停止して笑うしかない。森永さん勇気をありがとう、冥福を祈ります。
04/22 手首が細い
買い物帰りの公園で、一羽の燕(つばめ)の飛来を見ました。スイスイと反転して見惚れます。餌が豊富にあって、子宝に恵まれて、秋には無事に南へ戻れるといいですね。自然環境が厳しい昨今、祈るような気持ちです。
70代半ばごろから手首が細くなったのが気になります。反対の手の親指と中指の輪っかに余裕で治まります。悪代官につかまれた町娘の手首の如くです。以前はやっと親指と中指が接する感じで、グッと太さがありました。手首が細くなる一方で、むくみで足首は太くなり、気にしています。体重に変化なく、かっての手首の太さはどこへいったのでしょう。骨が細くなったのか、筋肉が無くなったのか。いや足首まで下がった、のかも。「元に戻してくれ!」
睡眠が今年になってからどうも不調で、必ず何度か目覚めます。寝入り端の一時間半から二時間後に起きる、そうレム睡眠のリズムで目覚めます。レム睡眠は眼球が頻繁に動くそうで、夢を見るときとか。寝入ってしばらくはノンレム睡眠で深く寝て、レム睡眠に移ります。体は寝ていても脳は働いていて、記憶の整理や内臓の働きを調整しているとか。寝ていても働く働き者ながら「寝させてくれ!」。
年入るとどうも思うようにいきません。でも自然の力が相手では受け入れて対応するしかありません。それが知恵ですね。夜中に起きると電気を点けて深夜放送を聴くか、テレビを観るか、本を読むか、爺のブログを更新するか、忙しい忙しい。
(04:39) つばめが来れば招かざる客も。早々に「思いっきり痒い痒い」のにやられました。明け方に刺すんですよ、憎さ百倍、さらし首です。つばめも蚊も同じ生き物なのにね。
04/20 夏日でつつじが
25℃以上の夏日の到来で暑い暑い。公園でつつじが咲きだしました。
04/19 棕櫚竹の植え替え
列島に準じて当地も25℃を超え夏日になりました。冷え性の爺もやっと、シャツは半袖に、上も薄いブレザーに変えました。季節は一気に夏に。雨が降らず川が干上がり、鯉が背びれを出して泳いでいます。
植木鉢の棕櫚竹(しゅろちく)の植え替えを迫られていて、とうとう重い腰を上げ赤玉土を買いに行ってきました。コロナ以前から土は代えていませんから、かなり目詰まりしていて、植え替えは必至。ご多聞に洩れず値上がりしています。値上がりも痛いですが、ノーカー(no car)の我が家にとって、土は値段より運ぶ手段が難点。買い物カートで1km 弱の植木屋まで買い出しです。妻が見かねてカートを押してくれました。赤玉5kg2袋と肥料10kgで積載量限界。帰り道は緩やかな登り、妻が最後まで押してくれました。感謝です。
植え替えの鉢はとりあえず3鉢です。棕櫚竹を鉢から抜いて、鉢形に沿って根を土ごと 切り落とします。根回りが元の三分の二ほどになった棕櫚竹を、きれいに洗った鉢に戻し、棕櫚竹と鉢の隙間に赤玉土を入れます。しっかり突いて、たっぷり水をやります。一日日陰に置いて、あくる日もたっぷり水をやります。一週間ほど丁寧に水やりをすればOKです。鉢の縁に一か所手のひらほどの油粕を入れてやります。これで一年は大丈夫。年中葉の緑が絶えず、和の雰囲気が楽しめます。
これだけの事ながら先伸ばしして、季節的に後はない、今日は天気もよし、必ずやりますよ、えーっ。
(04/20 19:47) 他の用事があって植え替えにかかったのは16時過ぎ。今日は2鉢を植え替え、1鉢はまた明日になりました。これでも上出来、体を動かして身が軽くなった感じです。TVニュースで北海道松前城のソメイヨシノの開花宣言、桜の列島縦断完了です。
(04/21 17:20) 棕櫚竹の植え替え、やっと3鉢完了。やれやれ、です。これで今年一年は大丈夫です。
04/17 筋肉が不足
今日は全国的には夏日(最高気温が25℃以上の日)の地域が出るなど暖かい日でした。でもあまりその実感がありません。下着も含め服装は冬と変わらず、コートを着なくなっただけ。夜も掛布団は1枚になりましたが、足が冷えるのであんかを使っています。それでも一日中薄ら寒く、不思議に思っていました。テレビを観ていたら同じような悩みを取り上げていて、原因は運動不足による冷え性との事です。運動不足による筋肉量の減衰で、老人医療でサルコペニアと呼ばれる体の状態になっているようです。番組では体重と寿命の関係、骨密度の問題などもっと広く健康問題として取り上げていましたが。
「1日1,500歩以下で2週間生活するだけで、(平均して)脚からステーキ2枚分(約400g)もの筋肉が失われたという」実証研究が引用されています。筋肉は水分や糖分の調整のための貯蔵庫でもあり、腎臓や糖尿病などの予防に不可欠です。体温の調整にも役立っています。自然は春を迎えているのに、体は依然として冬のままというのは、運動不足の結果のようです。サルコペニアから抜け出すには結局運動するしかないようです。番組では、スクワット、腕立て伏せ、上体起こしを勧めていました。一日5分でもひと月続けると結果が出るそうです。筋力が付けば体質改善ほか老人病の予防や、転倒も防げ、免疫力も付きます。今までと違う、何かおかしいな、というのは警告ですね、運動不足に注意です。
04/16 タンポポ
桜の花びらの上にタンポポの花が。でも残念ながら見事な外来の西洋タンポポです。日本の在来種は葉のギザギザが丸く厚くて、色も黄色に軽く橙色を含んで、全体に柔らかい印象でした。在来種は外来種に駆逐されて、完全に見かけなくなりました。菜の花も川べりにたくさん咲いていますが、これも外来種だそうですね。子供の頃は菜種の花と言っていました。食用のほか灯油として使った歴史は長いですね。それにヨモギ。これも外来種になりました。在来種はもっと葉がふくよかで柔らかい感じでした。手で揉むと濃い緑色の汁が溢れました。饅頭(まんじゅう)や餅に混ぜて、彩り(いろどり)よく香りもよくおいしく食べました。さらに土筆(つくし)を加え、日本人の代表的な季節の野草です。土筆も子供の時摘んだものとは違います。
日本人の生活に馴染(なじみ)の春の野草がすべて外来種とは。人や物の国際的な交流が盛んになると避けられない事態ですね。鎖国時代に戻ることはできませんが、経済的な理由で野放図に開放が進み過ぎると弊害も避けられません。日本固有の良さは努力して守っていきたいものです。和種のタンポポのように一度失えば取り返せないのですから。
04/15 ただ咲くだけ
荒れ気味の天候不順のためか体調が優れません。天候によって健康状態が左右される、なんてことはなかったのですが、これも老化現象でしょうか。気圧の変動や気温の上下などに自律神経の働きが追い付かないのでしょう。外は雨で寒いので、今日は外出を控え、ひたすら体力の温存を図っています。
水の浸いた庭に、桜の花びらが風で飛ばされてきて寂しげです。「桜の時」はほんのひと時で終わりました。満開を誇った桜並木も、もう夢の出来事のようです。日本人は桜の花のはかなさに人の生きざまを重ねてきましたが、爺にも今やっと実感を持って感じる様になりました。前にも書きましたが人間の認識速度は 80/1 秒くらいしかないとか、時間はその連続でしかありません。目で見て視覚で捉え脳で処理して桜だと認識する速度が 80/1秒 です。寝る前の今日一日でさえも 80/1 秒くらいの長さです、おそらく一生すら。と思うも西行桜か。
04/12 桜、散る
庭に花びらが風に乗ったか数片散って、今年の桜もそろそろ見納めか。時は流れてそれぞれ定めの春ですね。昨夜は一年ぶりくらいに中途覚醒なく熟睡できました。うれしくて元気が出ますね。天気も上々、新芽が伸びてきた庭の木々のため肥料をやりますね。
(04/13) 終日、雨風。散った花びらが雨に浮かんで道が白く続いています。散り際もまた桜。
04/09 筋肉を鍛える
ネットに筋肉が衰えていないかチェックする項目表が出ています。一般的普遍的な項目なので引用しますね。ひとつでも該当すると衰退の可能性があると言います。爺がやってみたら半分以上該当、立派な介護予備軍ですね、ガクン。
- 片足立ちで靴下が履けない * 両方は無理
- 家の中でつまずいたり滑ったりする
- 階段を上がるのに手すりが必要である * 念のため
- 横断歩道を青信号で渡りきれない * ときにある
- 15分くらい続けて歩けない * 最近は10分くらい
- 2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難である
- 掃除機の使用、布団の上げ下ろしなどやや重い家事が困難である
五千歩ほどの散歩だけでは筋力を落とし、歩けなくなるそうです。やはり足・腕・腹・背中など各部の筋肉を鍛えることが必要だそうです。マッチョを目指すわけではなく、体が自由に動けばいいのですから、一週間に2~3回で十分とか。寝たきりが嫌なら頑張るしか・・。
04/08 やまざくら
葉桜になっていましたが撮ってきました。
立っていても体が揺れています。腹に力が入っていないのでしょうね。いずれ歩けなくなる危機感が拭えません。ネットを探していたら、上がった血糖値を下げるために散歩は有効でも、それだけでは老化は止まらない、というサイトを発見しました。そうなんだよね、筋力を鍛えないと、ね。
04/06 老化に追われる
満開の桜がきれいですね。今を盛りの真っ白なソメイヨシノ(染井吉野)は華やかです。少し早く咲く山桜は花びらが散りそめ、葉桜になってきました。江戸時代まで桜と言えばこの山桜でした。エビ茶色の葉も渋くていいものです。
爺のことですが、今年になって、つまり数え歳の85になってから、どうも老いが急に迫ってきている気がします。高齢者向きに書かれたアンチエイジングの専門的な話はそちらに任せ、素人の爺は我が身に起きる身近な話題にしますね。最も顕著なのが歩行能力の退化です。だんだん歩けなくなってきました。いずれこうなるとは思っていても、実際に我が身に起きると戸惑います。体は毎日動かし、軽い運動や散歩はしていても、連続して歩ける距離が短くなってきます。スクワットや腕立て伏せのような運動をすると(15分くらいですが)、少し距離が戻ります。スーパーまで途中の休憩が要らなくなるとか、駅までノンストップで行けた、とか。でもその効果がだんだん短くなってきます。歩くのがしんどくなり、脚の筋肉が痛くなり、歩き続けるのが辛くなってきます。
しかも加えて血糖値が安定しなくなってきました。今までは血糖値が低くなった時の症状だけだったのが、血糖値の高い症状(食後)と低い時(空腹時)の両方の症状に襲われます。「力が抜ける、目のピントが合わない、ふらつく、頭痛がする」という中枢神経系の症状が出るようになってきました。物を食べた直後になることが多いので、血糖値が異常に高くなるのでは、と疑っています。食べる量を減らせばいいのですが、すると摂取量が不足して低血糖になりやすくなります。血糖値異常で中枢神経をやられると、体を動かすことができなくなります。出産直後の動物の赤子のように立つときヒョロつき(子供は成長)ます。自然にあって立てない・歩けないは生きることができないのです(人間は介護の始まりですね)。足腰が痛いという段階じゃないですね。
どうやら老化の正念場にかかってきました。
04/05 待ち時間
町の食堂は昼過ぎになるといったん店を閉め、5時ごろに再開するところが多いですね。閉めている間に仕込みができるから効率はいい。しかも従業員はほとんどがアルバイト雇用だから、この分は人の手配もいらず給金も払わずに済む。店側からは良いことづくめでも、逆に昼を食べはぐれた客は腹をすかして町中をウロウロと大変です。
昼食時間帯の後にいったん閉店するのは、昭和の終わる少し前ころから、爺の田舎町でも始まり、今はほとんどの店がこの中抜きです。だから外出した時はうっかりできない。困ったことにこの方式が医歯病院や理美容院でも採用しだして、今や不便に。予約制度と相まって、予約がない日は開店日でも休日閉店になることも。ここまでくると何のための営業だか。
客をないがしろにしている訳ではないだろうから、それだけ競争が激しいことを示しているのでしょう。小学生の頃、理髪(床屋と言っていた)に行くと、店の親父は鷹揚(おうよう)なもので、ゆったりとキセルで刻みたばこを吸って、お茶を飲んで、それからやおら丸坊主に刈ってもらったものです。その待ち時間が嫌で、いまだに床屋は好きになれないトラウマですね。店と客のマッチング問題、もう少しネット環境が進めば解決できるかも。
04/04 自然治癒力
昨日の続きです。言うまでもなく、水分を摂り過ぎれば尿として排出し、不足すれば口の渇きとして水分の摂取を促すようにうまく出来ています。ところがその働きが老化すると衰えてきます。血圧でも血糖値などでもそうです。それらの数値が正常な範囲を逸脱して、生活に支障が出るようになると、何らかの手当てが必要になります。老化を原因としていても、生活習慣にある場合にはそれを矯正すれば治る場合があります。自分の健康は自分で守る範疇です。軽い症状として表れ、この段階だと治せる場合が多いものです。
生活習慣を変えることはことは容易ではありません。また自然治癒力を当てにする治療法なので、一気にはいきません。時間がかかります。老人には時間はありますから、根気の問題です。生活習慣病ではありませんが、自然治癒の例です。タンスの角に指をぶつけ、唸りとともに大きな血豆が出来ました。医者に掛かるか迷う程度です。血豆だけで済みそうなので頑張りました。傷痕が無くなり完全に直るまで三か月掛りました。坐骨神経痛もそうでした。発症から三か月。肉離れは医者の診断を仰ぎましたが、ほぼ自然治癒で一か月。こんなペースです。ただ素人判断なので広く情報を集め、慎重に。
04/03 満開に
ちょっと寒いですがコートなしでも平気、暖かい日差しに桜は満開になりました。見事です。でもトランプの関税に世の中が激動する予感、桜は咲けども浮かれた気分にはなれず、どうしたものか。
夜間頻尿で寝る前の水分を控えています。ところが体の水分が不足すると、便の水分も不足して便秘の原因にもなるそうですね。水分不足は夏になると熱中症の恐怖もあります。摂り過ぎても不足でも問題、どれくらいの水分を摂ればいいのか悩ましい問題です。コーヒーやお茶が好きで、無頓着に欲にかまけて飲んでいましたが、さすがに最近は控えています。一日にどれくらい飲むのか記録してみました。すると思ったより少なくて1リットル前後です。成人の通常の摂取量2リットルのうち半分は食事で摂り、残り1リットルほどがお茶など飲料水と言いますから、大量に飲み過ぎも少な過ぎもなさそうです。このまま今の状態を続けて影響を見ることにします。
04/01 腹が張る
年入ると体もガタがきます。腸の働きも弱まり便秘がちに。去年あたりまでほぼ順調でしたが、今年に入ってから途切れ(3日以上)がち。すると大腸滞留(便秘)が長くて水分がなくなり、便が硬くなり栓したようになるタイプの便秘現象です。80歳も過ぎると大なり小なりトラブルが発生しますが、この栓詰まりタイプは多いようです。溜まったぞ!センサーは感度悪く、押し出す力も弱っているうえ、直腸が弛んで便も太くなり、スルッとはいかないのです。無理に気張ると出口が切れたり緩んだり。何より下腹が張って気分悪いですね。
この硬くなった便を柔らかくする薬があるようです。柔らかくなればスルッと出るはずです。辛抱堪らず薬量販店へ。ありました「酸化マグネシウム便秘薬(商品名:ビオフェルミン)」です。成分中の酸化マグネシウムが「便に水分を集め、硬くなった便を適度に柔らかくして、排便が楽になります」(効能書)とあります。成人1日1回3~6錠。いつものように老人であることから11~14歳条の2~4錠を適用してまずは3錠。効き具合を見て増やします。3錠では一日経っても効かず6錠にします。大成功です。
(04/02 19:30 更新) 正常な便通になり薬の服用は中止しました。