中世の岬公園
上ノ国から2kmほど西の国道228号線沿いに道の駅「上ノ国もんじゅ」がある。もんじゅという名前は崖下にある岩が文殊菩薩に似ていて文殊岩と呼ばれている事からその名が付いた。この道の駅にはレストラン グルメブティックもんじゅにて日本海を眺めながら食事ができるほか、メイン施設日本海情報交流館「文殊」には海の図書館があり海に関する書籍が5000冊ほど閲覧できる。この道の駅の奥にある大潤ノ岬には芝生に覆われた中世の岬公園が広がり、「風の王」「風の門」などのオブジェが展示されているほか、断崖絶壁の光景を標高25mくらいの丘の上から見ることができる。ここからの景色は北海道ウォーカーの絶景感動部門で金賞を取るほどの眺めで、全道一景色の良い道の駅と言われている。個人的には美幌峠の道の駅の方が眺めがいいような気がしないでもないが、一番かどうかはともかく景色がいいことは変わりない。公園内には岩場の海岸沿いに遊歩道も用意され、歩きながら日本海のダイナミックな景色を楽しむことができる。この遊歩道の先には穴の開いた窓岩があり、この窓岩の上が階段のようになっていることから「神の道」と呼ばれている。この「神の道」から夜更けに不思議な燈が上がるが、これはいわゆる「龍燈」で、海の神 「龍神」が太平山の山の女神に逢いに、「龍燈」となってシャンシャンと八幡牧野を通っていくという伝説がある。休憩がてらに断崖絶壁の景色を楽しみながら散策しよう。
中世の岬公園データ
展望 :★★★☆☆
資料性:★★☆☆☆
観光客:★★★☆☆
お勧め:★★★☆☆
休日:月曜日と年末年始
時間:4月~10月 10:00~19:30
____:11月~3月 10:00~18:30
費用:無料
施設:散策路あり
電話:0139-55-3955
郵便:049-0602
住所:檜山郡上ノ国町原歌3
北緯:41.8093
____:41°48'33"59
東経:140.0953
____:140°05'43"00
マップコード:807791653*61
MGコード:101-1950
マップル地図:2H-3
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