秋の京都(岡崎方面)2002.10.31

今回は、お友達とそのお母さんとで女三人秋の京都旅です。
市内で紅葉が見られるところということで、岡崎方面を中心に廻ることにしました。
まずは市内で随一のもみじで有名な永観堂。
でも、予想はしていたものの紅葉には少し早すぎました。
ちょっと色づいた葉もあるけれど・・・という感じでした。

ここには、阿弥陀さまが左後方を向いて振り返っている「みかえり阿弥陀如来」が拝見できます。正面からだけではなく、ちゃんとお顔が向いている方からも拝見することができます。とっても優しいお顔に心なごまされる思いがしました。
次は、南禅寺。
三門の大きさにびっくり。
この上から、石川五右衛門は「絶景かな、絶景かな」とおっしゃったそうな。

三門
境内にある「疎水橋」
南禅寺方丈
 俗に「虎の児渡し」と呼ばれていますが、虎の親子に見立てた岩は、はもっと左の方で映ってませんでした。(^^ゞ
それから、哲学の道を歩いて歩いて、たどり着いたのが、今回の旅で一番気に入った法然院。
石畳の参道を上がり、萱葺きの山門をくぐると両側に白砂壇(びゃくさだん)と言われる砂盛りがあります。水紋を表すうずまきともみじの葉、もう片方の白砂壇にはうずまきと銀杏の葉が描かれていました。季節に合わせて描かれる絵が変わる。雨が降れば崩れて消えてしまうといいます。
水を意味するこの白砂壇の間を通ることで身を清めるという意味があるそうです。
聞くとこの絵は、昨日の朝9時から夕方5時までかかって描いたのだそうです。
私達は無料で拝観できたのですが、翌日から秋の特別拝観期間になるそうで、拝観料800円だとか。
1日の違いでなんだかラッキー!?
おまけに1日は雨がかなり降りました。
あの白砂壇の絵はどうなっただろう・・・?
境内にある水溜から椿の葉を利用して水を垂らしている。なんとも情緒のある風景。
京都に洋館?と思うかもしれないが、案外多いのです。
ここは、哲学の道や銀閣寺からほど近いところにある`GOSPEL’という喫茶&軽食店?夜はバーになるらしい。
家具はすべてがイギリスアンティーク。とても落ち着いた雰囲気で、ジャズが流れる。
ここで人気の「きのこカレー」(1100円)を食べました。きのこがコロコロしていて、たまねぎやにんじんがすりおろしてあってスパイシーなんだけどとてもまろやかなとても美味しいカレーでした。ボリュームもたっぷり。
さてと今回の観光はここで終わり。
この後は、河原町まで戻って、手染めの毛糸を扱っている「金の羊」、「カントリーキルトマーケット」や「ノムラテーラー」、錦市場、それから「くるくるロールケーキ」の津田陽子さんのお店、「ミディアプレミディイ」のお菓子屋さんと道具屋さんの両方を見て、やっと京都駅へ。伊勢丹の地下で試食をしながら漬物やら帰りの電車内で食べるお弁当やらを買って、9階の催事場の「新潟物産展」まで見てそのまま外へ出て、大階段を下りながらクリスマスツリーを眺めて、そしてやっと帰路についたのでした。

今回の旅は盛りだくさんの計画で、全部廻れるかちょっと心配だったけど、すべてがうまいこと運んで最後はデパ地下まで寄れて大満足。
一緒に行ったともだちもそのお母さんも大変喜んでくれました。
紅葉にはちょっと早かったけど、その分人も少なくて、拝観料も安くすんだので良しとしましょう.
旅の計画を練るのが大好きな私、次はどこへ行こうかな。

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