海苔の用途別推定消費量

 

消費年
(平成)
  1989年
 (平成1年)
 1993年
 (平成5年)
 1998年
(平成10年)
 2003年
 (平成15年)
 2006年
 (平成18年)
業務用 40億枚 48億枚 59億枚 64億枚 61億枚
家庭用 42億枚 33億枚 31億枚 32億枚 28億枚
贈答用 22億枚 16億枚 9億枚 6億枚 5億枚
合 計 104億枚 102億枚 99億枚 102億枚 94億枚

平成元年の海苔の消費量は業務用40%(40億枚)家庭用40%(42億枚)贈答用20%(22億枚で年間104億枚の海苔が消費されました。
平成18年の海苔の消費量は業務用65%(61億枚)家庭用30%(28億枚)贈答用5%(5億枚で年間94億枚の海苔が消費されております。
業務用の消費は昨年では65%以上を占める様になりました。その原動力は、コンビ二エンスのおにぎり需要でしょう。
業務用分野は、昔から寿司屋向けと、主流になったおにぎり用、米菓用、蕎麦屋向け、お茶漬け・ふりかけ用、旅館用、レストラン用に加え輸出用も含まれております。
家庭用の海苔は味付け海苔、焼海苔、ふりかけ用と一般に市販されている商品ですが、30%台と近年業務用が伸びた反面減少傾向にあります。
用途に合わせた手巻き寿司(1/2切れ)、おにぎり海苔(1/3切れ)、味付けおかず海苔等、使い易いアイデアー商品が売れています。
贈答用は高度成長期、海苔は老若男女に好まれ、高級感、保存性でギフトのトップの指定席でしたが、バブル崩壊後売れ行き不振の状態で5%の状態です。しかし、”喜ばれる贈り物”、”美味しい海苔”、”自然の贈り物・海苔”で味覚の良い製品も出回っております。


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