海苔の保存と焼き方


海苔の色素は、クロロフィルの緑カロチノイドの黄色とオレンジ色フィコエリスリンの鮮紅色フィコシニアンの青色の4色の混合色で、 色素のバランスと総量の多い海苔ほど美味しい、良い海苔です。

海苔の保存の仕方

海苔は湿気を帯びると次第に紫色に変色し、パリッとした 、香り、旨みが失われてきます。ポリ袋に入れ、乾燥剤 とともに密封して缶に納めてきちんとふたをします。使うときは 必要な量のみを取り出し、すぐにふたをしてできるだけ湿気が 入らないように気をつけます。  冷蔵庫や冷凍庫で保存する場合もポリ袋に乾燥剤を入れ、 口をきちんとしめます(チャック袋がよい)。 湿った海苔は、元にはもどりません。そんな時は海苔佃煮にすると よいでしょう。(香り、風味は多少おちますが?)

乾のりの焼き方

最近はほとんどが焼き海苔として売られていて、焼く手間が なくなりました。.ただし、乾のり(巻ずしに使われている焼い ていない海苔)は食べる寸前に焼くと、香りも風味も 一層おいしく味わえます。
乾のりが手に入ったときは手早く焼いて、海苔のおいしさを 十分に味わいましょう。  海苔には裏と表があります。さわってみてツルッとしている ほうが表、簀(すのこ)のあとがあって少しザラッとしている ほうが裏です。焼くときは裏側に火をあてるので、2枚一緒に 焼くときは中表にして重ね、返しながらあぶります。 火加減はやや弱火です。炭火を使うのが一番です。そのときは網を置いてその 上で焼いてください。 オーブン、トースターが一番簡単に焼けておすすめです。
オーブントースター で焼くときは庫内を温めてから、海苔を入れて数秒加熱。時間が 短いので焼きすぎに注意しましょう。 ガスは、燃焼するとき水蒸気が出るのであまりおすすめできま せんが、網等を使って炎を遮断して焼けば、それなりにうまくいくようです。

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