情報公開を進める市民の会

第2回市民懇談会での質問による野呂市長からの回答を検証いたします。
会場からの質問に断片的に回答いただきましたのでご報告いたします。
Q:先般農と匠の里シンポジウムがあったのになぜ出席されなかったのか?
野呂市長の回答
 なんで出られる日程の時に開催しないのか?あんまりかってな言い方はやめといてほしいと思います。
 そもそもインターネットを見ますと、表彰式に出るとか出版記念会(去年の秋から約束していたものですが)へ出てこっちへ出てこないのはけしからん等と言うような事を言われても甚だ迷惑な話であります。したがってやられるのは結構であります。しかし、私に出てこいと要請をするからには、事前に相談もあってどういうやり方でどういう目的で、いつ何処でどういう風にやろうよというご相談からあってしかるべきものだと。これは市長と市民とかそういう風なことではなくて、少なくとも人間対人間のルールとして当然のことだと思っております。
大勢の人の前で反論の機会もなく、人間対人間のルール無視とまで、言われましたので大反論いたします。
1.スケジュールについて
 2月上旬に『「農と匠の里計画」を再検討する市民の集い』から『情報公開を進める市民の会』へ農と匠の里シンポジウム開催にともなうこれまでの公開状況の報告をしてほしいとの旨、要請がありました。日にちは2月24日との事でした。その時点では市長様・市議会賛成反対派議員に文書で要請中との事でした。(『市民の集い』へはっきりした日時・文書内容を確かめ、後日報告いたします。)
 そこで、シンポをやるのなら是非市長様にも是非来ていただきたいなと思い、確認のために2月8日にシンポ当日(2月24日)の市長のスケジュールの情報公開を請求いたしました。
 その回答が下記です。
2月9日11:26(電子メールによる情報公開係からの回答下記は原文)
 ホームページからの請求ありがとうございました。請求されました当日の市長のスケジュールは、来週末(16日)頃作成される予定ですので、現時点では公文書として存在していません。作成され次第、決定通知書とともに郵送いたしますので、ご了承をお願いします。
 
 この回答からはとても秋からスケジュールが決まっていたとは受け止められません。(書いてありません、正式ではないという事です)
 市長の手帳には書いてあったかもわかりませんが、市民に公開された正式な2/9時点の内容は上記であります。
 2/9の回答で、市長のスケジュールは秋からこの日は決まっていますと回答があれば市民は納得したのです。
 
 時系列的に見ると、
 2/9市長のスケジュール(24日の)は決まっていない
 2/9「農と匠の里」計画案の見直しについての記者発表(下記松阪市のホームページ)
   http://www.city.matsusaka.mie.jp/GYO/koho/2001/020901.html
 2/10or12 地元新聞に掲載

 当然24日の農と匠の里シンポに見直しについて市長の口から市民へ発表があるものととらえませんか?
 ところが16日頃郵送されてきたスケジュールには、表彰式と出版記念会とありました。

 市長が甚だ迷惑な話と言われても、松阪市にとって最重要課題である農と匠の里事業の見直しについて、9日に発表があり、ちょうど良い機会にシンポジウムが市民の手で開かれ、そこではじめて市民に発表できるわけですから、市長としてはやはりシンポジウムに出席された方が良かったと思いました。市民から質問があっても答えられないという方が参加されても、市民にとっては甚だ迷惑な話ではないでしょうか?

2.シンポジウム出席要請の件
 これについては、シンポジウムは「情報公開を進める市民の会」の主催ではなく、こちらから市長に出席の要請はしていません。
 主催者側に問い合わせ、後程詳細を報告いたします。「情報公開を進める市民の会」へのシンポ出席の要請時点で聞いていたのは、上にも書きましたが市長様・市議会賛成反対派議員にも文書で要請中との事でした。

 「農と匠の里計画」を再検討する市民の集い」からの正式な書類の提示を受けましたので報告いたします。 NEW


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