のんちゃん日記 2007

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真っ暗闇の登山道

向こうが山頂です
 1月 1日 今年も玉城の的山へ初日の出登山に挑戦しました。2006年は曇りで見られなかったけど、今年こそはと挑戦です。前年のノウハウがあるので時間も余裕で取組めました。5時には起床しましたが、機嫌も良くいざ出発!真っ暗な中を懐中電灯を持ちサッササッサと登るのんちゃんです。去年は初めてだったのでとても慎重でしたが、2回目なのでか?暗闇もなんのその1人でどんどん進むので、汗をかかせないように「ゆっくり行きな」と調整するほどでした。山頂近くになると向かいの山が朱色に染まってきました。日の出時刻は7時00分ですが、山から登るため10分くらい遅い日の出で、山に雲がかかっていたため、雲の合間と雲の上から顔を出した初日の出でした。山頂は私たちも含め15人くらいの人でしたが、のんちゃんには日の出も感動も関係なく「ご覧のスポンサーは・・・」なとどしゃべり詰めでした。初日の出を拝んだ後、カップめんを食べて下山しました。帰宅後、恒例の初詣ツアーです。美杉の北畠神社を始めに関係のある神社寺周りで、夕方にはママの実家へ行きました。なんともハードな元旦でしたが、いつものように元気で車中で居眠りもせず笑顔ののんちゃんでした。
  今年も皆でいい年にしましょう♪

少しはお手伝い♪でも包丁が危なくって途中で交代です

飛行機より鉄線が気になるね
1月 8日 今日で17日間の冬休みが終わります。長いようで短く感じるハードな日々ののんちゃん一家です。家で一日ゆっくりという日は一日もありませんでした。それには遊び人一家であるのとはまた違った側面もあるのです。のんちゃんを見ているみなさんは、落ち着いてみえるのんちゃんは軽度や中度の障がいと勘違いされている方がみえますが、本当は身辺自立もまだまだですし、中途半端の多いのんちゃんは、深く関わっている人は知るように重度の判定を受けています。家では絶え間なく無意味な質問形式の会話が延々と続き、いくら日常だから慣れているからといい、体力の落ちてきた祖父母にとっては一緒にいるだけで大変なのです。そのために家からなるべく連れ出しているのです。そんな冬休み後半はいつもになく、ハイテンションでした。まあ両親である私たちは、まだまだこれ位では参りませんよ〜(≧∇≦)/ 1/2は結構歩くコースで内宮参拝と二見へ遊びに行き、1/3には松阪から高速船に乗りセントレアへ飛行機を見に行きました。しかし「お船に乗ってゆ〜らゆ〜ら」と楽しみにしていたのに、高速船にはそんな情緒が無く、ご機嫌ナナメ、しかも飛行機とは、のんちゃんにとっては大空を飛んでいる小さな物体が飛行機であり、目の前の大きな物体は目にもとまらず、防護柵の鉄線を指差し「これ何?」と何度も確認していました。全てが家を出る前のインプットと違ったためご機嫌は益々悪くなり、「次どこ!」と怒る様に何度も確認してきて、早々にセントレアを発ち、名鉄と近鉄を使って帰りました。母も私もげっそりと疲れましたが、修学旅行で利用する施設を体験したし、公共交通機関も利用してプラスになったことはいっぱいの一日でした。翌日は500キロものドライブ旅行を敢行し、また登山クラブのルート確認に山登りをしたり、8日は友達のひめちゃんに誘われてバイキングの昼食を楽しみました♪さあいよいよのんちゃんの大好きな学校が始まります。3学期はどんな楽しみが待ち構えているかワクワクします♪

前列右から2番目のんちゃん
1月11日 今日のわかば学園はビッグニュースで大フィーバーでした。まずNHK教育テレビの番組ストレッチマンにわかば学園が出ました。小学部の仲間達が出演しましたので、のんちゃんは残念ながら映りませんでしたが、ビデオを親子で見て楽しんでいました。悪役のイセエビ怪人は、のんちゃんの担任の先生が制作したものです。そして中に入っているのは、わかばの先生でした。とっても最高!に楽しかったです!そしてもうひとつは、いつもお世話になっている前PTA会長の伝で、Jリーグ・ジェフユナイテッド市原・千葉の水本選手が、わかばサッカークラブを訪問してくださいました。サッカークラブの生徒達はもちろん、お母さん方や先生方が大フィーバーでした。のんちゃんはサッカーのルールも何も分からないし、気の無い練習ですが、いろんな経験をするためにサッカークラブに在籍しているので、とてもラッキーでした!ママも急きょ見学に行きましたが、のんちゃんは練習でボールが飛んでくると逃げていたそうです(≧∇≦)/メンバーが水本選手に指導を受けて、みんながサインをして頂きました。もちろんのんちゃんもサインをゲットしました。しかもツーショットで写真もゲットしました。ママは帰宅後興奮しながら今日の様子をパンダに教えてくれましたが、お風呂に入っているときに、のんちゃんに聞いてみました。
父「のんちゃん、今日はサッカーに誰が来たん?」
のん「イナハタさん」(時々お世話になっているヘルパーさんの名前です、しかも今日は会っていません)
さすがはのんちゃんです!ある意味、水本選手より大物なのかも知れませんね(^○^)
 松阪シティーマラソンふうせんネコさんと走る 


1月28日 8回目の松阪シティーマラソンに参加しました。合併後と言う事で第2回松阪シティーマラソンです。泣き叫び逆送するのんちゃんとの取り組みは2キロペアジョギングからはじまり、ペアで走れない4年生からは特別に伴走許可を頂き、泣き叫び走らなくなったのんちゃんを長谷川先生と両方から脇を抱えてゴール、そして無理だと思った3キロには、わかば学園の樋口先生との二人三脚の取り組みで3キロ初挑戦で初めて自力完走!そして1年後、伴走無しの完全自力完走!そして高等部になり、5キロを飛ばしていっきに10キロに挑戦!その取り組みを知ったパンダの中学の同級生で一昨年のわかばPTA夏祭で風船パフォーマンスをしてくれたふうせんネコさんが東京から伴走に駆けつけてくれました。毎年応援してくれる中村先生や長谷川先生、オアシスの手島先生やたくさんの方に支えられて10キロ完走しました。今回はネコさんから楽しく走るという事を教えてもらい、今までと違う取り組みで、のんちゃんの気持ちを考えながら楽しく取組みました。いつもいつも新たな感動があるマラソン大会ですが、10キロという私たちにとっては大きなチャレンジでしたが、何故かこんなにも楽しくリラックスして取組め、参加できたのは初めてでした。ネコさんには感謝しきれないほど感謝しています。またゴールでは中村先生の手作りの温かい花束とメダルを頂いたり、私たちはいっぱいの人に支えられて幸せをいただいている事にあらためて感謝の気持ちでいっぱいになりました。ネコさんに今度は仮装して走ろうと言われました。なんとか体力つけてパンダりたいと思います。ふうせんネコさんありがとう♪

2月14日 今日はのんちゃんの誕生日です。のんちゃんには誕生日の概念がありません。父「のんちゃん何歳になるの?」のん「3歳」「13歳」なんて言っていますが、すりこぎ作戦で「おめでと、16歳」と言えるようになりました。でも来年も16歳かもしれませんね。ということで、のんちゃんは2月14日16歳になりました。親ばかですがとても可愛い16歳です。ケーキのロウソクの火もなかなか上手く消せませんでしたが、分解しながら美味しそうに食べていました。私たちからのプレゼントはプラレールの電車です。1000円もしないのですが、えらく気に入って早々走らせて楽しんでいました。祖父母がくれたお小遣いには全く気にも留めず受け取ろうともしないので、結局ママが頂きました。16歳のんちゃんの更なる楽しい日々が楽しみです♪

3月16日 高等部最後の校外学習は1年3組だけのメンバーでボーリングに出かけました。今日は保護者も参加できるというので、のんちゃんママも参加です。朝はボーリング場まで2人で徒歩約30分かけて行きました。のんちゃんは社会勉強のために、PTA行事や手をつなぐ親の会の行事でボーリングは何度か経験しています、でも放り投げるような変なスタイルで投球します。床が抜けてしまわないかと心配なほどです。もちろん今回も両手でボールを抱えるようにして投げ飛ばしました。そして投球後は両手を腰に当てて威張るような得意のポーズをします。これがのんちゃんスタイルです♪結果はkAZU君が生徒では一番の第二位、のんちゃんはブービー賞でした。大笑い笑いいっぱいの楽しいゲームだったそうです♪昼食を近くのレストランで食べて、のんちゃんはスクールバスで学校へ戻りました。またゲーム中に先生方からのんちゃんの学校での楽しい様子などをいっぱい聞かせて頂いて、幸せいっぱいのママは、パンダが帰宅後、止めども無く嬉しかった事や楽しかった様子を喋り続けました。当の本人はそんな事は全て過去のことのように全く無関心で、いつものマシンガントークです。パンダの右と左の耳は全く別の話題のお話が聞こえてくる楽しいというか、うるさい夕べでした。


4月 8日  高等部1年も皆さんのおかげで、楽しくそして成長して無事2年生に進級した、のんちゃんです。楽しい思いでいっぱいに春休みをエンジョイしました。今年はパンダがインフルエンザになり、遠出の旅行ができなかったりしましたが、体験のため施設を利用したり、希望の園で過ごしたり、そしてママとJRに乗ってミニ旅行したりと充実した日々を過ごしました。そんなのんちゃんは、高等部1年生で仲間に影響され、楽器に興味を持ち始めました。そこで小さい時は太鼓の音を嫌がったりしたため、長い間ご無沙汰していたのですが、まんどろの吉田先生の音楽セッションに行ったのですが、大変喜び、いろんな楽器を使わせてもらってご満悦です。この日は太鼓にギターに、そして鉄琴、木琴と盛り沢山でとても喜んでいました。友達のKAZU君は吉田先生に習っているので、のんちゃんもいつかKAZU君と一緒にユニットが組めるかもしれませんね♪ 2年生になったのんちゃん♪友達も先生方も変わりましたが、初日からとても楽しそうにしています。やっぱりのんちゃんはズゴイや♪素敵な仲間と先生方に恵まれています♪
2年生になったのんちゃんも楽しみ♪楽しみ♪

 なかなかリズム感はあります♪
4月22日  掲示板でおなじみ熊野のミッチーさんに会いに行きました。また同じくおなじみクッキーさんも一緒です、早朝6時48分発のJR各駅停車に乗って片道3時間の旅です。でものんちゃんは長時間の列車の旅は今までの関りからクリアしているので心配ありません。美しい景色を見て、のんちゃんはまるで昔から友達のようにクッキーさんともお喋りしながらあっという間の3時間でした。久々のミッチーさん宅では、のんちゃんのびわ法師のんをお披露目、般若心経やビリーブなど弾き語ってくれました。ミッチーさんとパンダのオセロ勝負の間もおしゃべり続けるのんちゃんでしたが、長居する私たちに怒ることもなく、ミッチーさんたちとの時間を楽しく過ごしました。のんちゃんは朝から「ミッチーおばさんとこ行こ!」とうるさいくらいでしたが、いつものように到着するとモードが直ぐに切り替わり、お帰りモードになったり。クッキーさんに頂いたチョコの袋を開けてとクッキーさんにお願いした途端、手に持っていたチョコの袋を自分で開けたりと、意味不明の行動に笑いを誘ったりしてくれました。この日は長時間の列車の旅、普段会わない人たちとの長時間の関り、どちらにも素敵な経験を積み上げたのんちゃんでした。

 手元を見ずに描いています
5月19日  高等部2年生になって、のんちゃんは新しい分野にチャレンジしています。すでに紹介しているように音楽です。そして美術にもチャレンジしています。今までは落ち着いて座っていることなんかできませんでした。また筆をとって何かを書くのはとても苦手だし嫌いな分野でした。なのでまあ嫌がったらすぐにやめればいいと気楽な気持ちで絵画教室へ行くと、なんと2時間もの間、おしゃべりは絶えませんが、じっと落ち着いて座っているし、よそ見しながらだけど手をぐるぐる動かして色を塗っています。そして次の週も嫌がるどころか「お絵かき行こ」と言って用意します。写真左手の先生は希望の園園長先生ですが、「のんちゃんはいいものを持ってる、大ばけするかもしれない」と言ってくれましたし、長年通っている療育の先生も、音楽・美術ともとてもいい取り組みなので、ぜひ続けてみて下さいと言っていただきました。また描いた絵を見てもらうと、のんちゃんがこんなに描けるなんて思わなかったと言ってくれました。これからどのように大ばけするか?少し楽しみながら長い目で見ていきたいと思います♪

会議員や県会議員と
6月 3日  毎年、松阪市が障がい者のふれあいの集いを行っています。今年で20回目です。のんちゃんは小1の時から参加しています。だれでも参加できるのですが、大人の方が大部分なので、仲間たちは楽しくないと言って参加しません。のんちゃんも最初のころはパニックで大変でしたが、いずれは成人して大人の仲間入りしなければなりません、されなら早くからなれる事が大切、それと地域の関係者にのんちゃんの事を知っていただくには絶好の機会と、本当に人知れない努力と苦労の長い長い取り組みでしたが、ここ数年はやってきた甲斐が本当にあったと実感してきています。今ものんちゃんは楽しくない催し物には違いないのですが、それでも人と人との関わりを笑顔で楽しむ様子、大好きな太鼓の演奏にリズムをとっている姿、そして何よりも思っていたとおり、たくさんの方々に、のんちゃんと言う存在をアピールすることができて、たくさんの声をかけていただきます。なかにはのんちゃん可愛いと言ってくれる方もあります♪のんちゃんとママは手をつなぐ親の会から、パンダは希望の園からの参加でまた違った視点からのんちゃんの様子を見られて、続けてきて良かったなと実感する一日でした。この日初めてのウルトラクイズでは無欲ののんちゃんは商品をゲットしました。まったく幸運なのんちゃんです。ちなみに促されるまで商品をもらいに行きませんでした。

堀坂山757m山頂にて
6月30日  のんちゃんの事やPTAの事や希望の園の事で、土日はなかなか休めません。でもなんだか久しぶりにプライベートな日をゲットして、少し心の忙しさもなかったので、のんちゃんとママと三人で超久々に堀坂山に登ることにしました。忙しい日々ではあるものの、のんちゃんの体力や体調のために山登りは、玉城の的山269mで続けていましたが、久々の本格登山です。パンダは今までの感覚で楽勝と思っていたら、運動不足がたたりとんでもなく大変な山登りで、何度も引き返そうと考えたくらいでした。ところがのんちゃんは、強い強い(^◇^)息も上がらず、どんどん登ります。それも喋り詰めで、行き違う登山者が、何だこの子は?とびっくりした様子でした。今にも雨が降りそうな中、山頂に着くと、なんと小学校の時にとてもお世話になった介助員の先生とばったりと出会って♪びっくりしました。もう5年以上お会いしてなかったので、話も弾み先生の下山を遅らせてしまいました。もう一つびっくりしたのは、下山時ののんちゃんの慎重さです、山慣れしていたのんちゃんですが、3年以上来ていなかった山ので、足元を確認しながら慎重に慎重に降りてきます。この対応には驚きました。これは成長ですね。気を抜いたママは尻もちをつきましたが、のんちゃんは「お母さん、何ひっかけた(何をして怪我をしたの)?」と何度も声をかけ、気遣う優しいのんちゃんでした。

  車中泊も慣れました

  穴場のすさみ海水浴場
8月14・15日  のんちゃんは、のびのび楽しく高等部2年生の一学期を終え、夏休みに入っています。夏休みも、すでに半分に来ていますが、今年も盛り沢山の内容で過ごしています。去年までのようなみっちり詰め込まず、様子を見ながら対応しています。学校行事・PTA行事・オアシス・施設利用や作業所実習などで過ごしています。しかし今年は猛暑の関係もあるのと、高等部になり1年生の時に初めて経験した時は、何事もなかったことが、2年目という事で、のんちゃん自身の中で溶け込めないものも出てきたようで、調子を崩す日が多くなっています。前日の夜から翌日の予定が気になりだし、かなり調子が悪くなったりした日は予定を取りやめ、家でゆったりさせる日も何回かありました。そんな中、楽しみにしている南紀白浜へのキャンプや大好きなお墓参りなど、楽しい日々でもあります。去年から始めた白浜キャンプは車中泊をして白浜を目いっぱい遊ぼうという旅行?取組み?です。片道6時間の間も一睡もせず景気を眺め、トンネルの名前をほぼ90パーセント以上言い当てる凄さや、アドベンチャーワールドのジェットコースターでは出発時に係りの人の真似をして「レッツゴー」と言って腕を上げる仕草をしたり、初めての行動に感動したりしました。南紀方面の旅行は大変な労力ですが、その分以上の感動や体験ができる、のんちゃんファミリーにとって大切な年中行事になっています。
   キャンプ中はカップが主食


9月15日  毎年参加している障がい者陸上競技大会に参加しました。4年前は800メートルのみエントリー、ここ3年間は800メートルと1500メートルに出場しています。中3のときは練習もたくさんして、とにかくコースに沿って走れるようにトレーニングしました。高1のときも、練習をかなり積み重ねていました。しかし今年の夏休みは取り組みが甘くて、なかなか走れる時間を作れず、結局一回のみの走り込みでした。当日は雨の降る中、幸運にも、どちらの種目のときも、雨はやんでいまたが、コンディションの悪い中を、淡々と自分のペースで走り続けました。1500では周回遅れになりましたが、まだ後ろに走者がいるほどの余裕で、特に前の人を抜かそうという競争心もなく、淡々としていました。去年は審判員が周回数を間違えて、一周余分に走り過ぎましたが、今年は結局後ろに二人の走者を付けてゴールです。正確なタイムはまだ分かりませんが、撮影したビデオのタイムは前年とほとんど変わらず、練習してもしなくてもこのタイムで走れる凄さと、他に影響されずに、マイペースで走れる凄いのんちゃんです。来年は最後の出場なので、先生に活を入れて頂き、ベストタイムを出してみたいものですね(^◇^)いったいどれくらいのタイムが出る実力があるのでしょうか??の のんちゃんです。

  笑顔で走る「台風の目」

今年もゴールをくぐりました・笑
9月29日 第14回玉城わかば学園運動会は、天気が心配されましたが、なんとか運動会の間中は雨に降られなくて、かえって過ごしやすい一日でした。高等部になり2回目の運動会です。わかば体操では、のんちゃん体操になっていますが、みんながかがんだ時に、顔が見えるお子さんは。わかば体操が苦手なのがよく分かりますが、のんちゃんもしっかり顔が見えました(笑)  さて、わかば学園に来てから4年連続一等賞ののんちゃんですが、今年もおかげさまでダントツのトップでした。ただし次の組で走っていたら・・??(笑) でも笑顔で走る姿は何とも言えず素敵です。 学年対抗の3人一組で棒を持って走る「台風の目」という競技では、人数の加減で2回も走らせてもらいましたが、2度とも何が楽しいのか肩をすくめて笑いながら走る姿は、まさにのんちゃんらしくて、とても微笑ましく嬉しくなりました。団結力とパフォーマンスは最高の2年生ですが、競技の方は3等賞でし♪本当に素敵な学年、素敵なクラスメイト達です。ダンスの「鳥羽物語」はとても勇壮ですが、のんちゃんは、みんなに合わせるように右に左に自分から動いていましたが、手の方はあまり動かないのは、のんちゃんらしさです♪今年の運動会は特に素敵な笑顔が多く素敵な運動会でした。1カ月足らずでここまでにしていただく先生方の熱意と努力に感謝しました。

MCTVの方と共に

写真掲載承諾済み
10月 4日  松阪ケーブルテレビ MCTVから「のんちゃんと歩む」を見て、取材の申し出がありました。のんちゃんの事で一人でもたとえ一時でも幸せを感じてもらえればとの思いから始めたHPですので、喜んで取材を受けることにしました。そして10月4日、寝起きから就寝するまでの家での一日を密着取材して頂きました。取材日の数日前に、取材の趣旨説明や、のんちゃんのことの説明などを約一時間かけて話し合いました。その時にお会いしていましたが、のんちゃんは取材にきたお姉さんよりもビデオカメラが少し気になりました。しかしすぐに居ることを気にせず、いつも通りののんちゃんになり、のんちゃん家の日常が始まりました。たしかにいつもよりはマシンガントークのパワーは落ちているものの、のんちゃんらしさは出していました。私たち夫婦も突然のインタビューに何をしゃべったらいいのか、しどろもどろになりましたが、いきなりのインタビューの方が良いものが撮れますと笑ってみえました。しかしお喋りしているだけの のんちゃんの映像で、どんな番組になるのか心配していましたが、10月18日19日と再放送で20日も題名もズバリ特集「のんちゃん 澄んだ瞳で」が放送されました。一時間に2回の放送でした。そしてたくさんの方から、「見たよ、のんちゃん凄く可愛いね」「じっくりとのんちゃんを見たのは初めてやけど、男前やなぁ」「感動しました」「こんな素晴らしい番組ができるんですね」「自閉症の子を持つ親に見せてあげたい番組だった」等たくさんのご感想を頂き、本当に素晴らしい番組だったという事と、「涙が流れました。のんちゃんの番組を見て、勇気と元気が出ました」とのお言葉に、本当に良かったと思いました。たぶんほんの偶然のきっかけで、出会いがあり、この番組ができたと思うのですが、エンドタイトルで「のんちゃんは幸せの種をまく子」と画面に出たとおり、のんちゃんの不思議な出会いの一つでした。MCTVさん本当にありがとうございました。ご飯も食べる間もなく取材お疲れ様でした。

講評  【ダイナミック賞】  
クレヨン、えんぴつ、絵の具、いろいろなものを使って、思うままに徹底的に、気の済むまで描いています。そこがいい。 作者の意欲的で強い意志が感じられる作品です
10月31日  第6回キラキラっとアートコンクールに応募した夏休みの自主制作の絵が、優秀作品賞を受賞しました。連絡帳で知り、まったくの驚きでした。希望の園園長先生が主宰する絵画教室に通い始めましたが、楽しく過ごしていて仲間もたくさんいるので安心して通っている程度の思いでしたが、教えて頂いているやり方で、夏休みに自宅で取り組みました。まったく手を加えずにのんちゃんの全くのオリジナルですが、こんな賞を頂けるなんて夢のようです。しかし本人は全く関心もなく、「のんちゃん、おめでとう」と言っても、全く無反応でした。まさか受賞するなんて夢にも思っていなかったので、名前もつけずに提出しましたが、担任の先生が「ひまわり」という命名をしてくれました。そのため作品の写真は無く、日記に使った写真しか残っていませんが、キラキラっとアートコンクールのサイトでのんちゃんの作品が見られます。
キラキラっとアートコンクール

 満面の笑み のんちゃん♪
11月11日  朝から予定が変わり、どこに行こうか思案している時に、風の丘の「風子祭」があると教えてもらい、行くことにしました。毎年お邪魔していますが、のんちゃんは、あまり長く滞在できずにいます。早く着いたため観客席が前の方になり、のんちゃんが嫌になってきても出にくい状況になり心配しましたが、オープニングの挨拶の時は、ソワソワしていましたが、太鼓の演奏が始まると手拍子を取りながら、体をゆすってとても楽しそうにしています。演奏が終わる時には、奏者と共に手をあげて「ヤァー!」と声をあげてとても嬉しそうです。演奏が予定より早く終わり「太鼓たたきたい人?」と言われると、手をあげて真っ先に前へ出ていくんです。ほんとうに恥ずかしいとかの気持ちなんか何もなく、凄いのんちゃんです!満面の笑みで太鼓をたたくと、なんと!! さっきまで演奏されていたリズムで太鼓をたたくのです。これには奏者も前に出てきて、のんちゃんに合わせるようにしてくれました。その後は、自由にたたいて、北畠神社でたたかせてもらう神様の太鼓のリズムでたたいたり、大満足ののんちゃんでした。お昼には失礼して、的山に登ったり、ベルファームに行ったりして、いつものハードな一日でしたが、のんちゃんは大満足だったのではないでしょうか。

手をつなぐ親の会クリスマス

PTAクリスマス会
12月25日  PTAクリスマス会に参加しました。12/15のパンダさんと遊ぼう、12月24日の松阪市手をつなぐ親の会クリスマス会と3連続です。パンダさんとPTAの方は子ども向けなので、それなりに居られるのですが、PTAクリスマス会も学校で安心した空間なので、おしゃべりがずっと続いていました。でも父はパンダ、母はビデオで記録で、のんちゃんの近くに居られないのに、ちゃんと自分の居場所を確保して、笑顔で居られます。この日は同級生のKAZU君のギターに合わせて「友達になるために」を即興で歌ってくれました。まあ結構デタラメな部分もあり、KAZU君に合してもらいましたが、同級生と共演してクリスマス会に華を添えられるなんてすごいと思います。のんちゃんの学年の子どもたちも出てきて運動会で披露したダンスも即興であり本当に素敵な時間でした。また手をつなぐ親の会のクリスマス会は、参加している方達が、私たちよりもとても年齢が離れていて、内容ものんちゃん向きではないのですが、地域の先輩たちと過ごす事は大事なことだと考えて、いろんな行事に参加してきました。とても長居出来ない頃もありましたが、少しは怒りながらも最後まで居られるようになりましたし、それなりに楽しんだり、何よりもこの取り組みの成果でもあるんですが、たくさんの人から声をかけて頂いて、のんちゃんという存在を認知してもらえるようになってきたことが嬉しいです。のんちゃんにとりクリスマスという概念など有りませんので、プレゼントもケーキも欲しがりませんので、このクリスマス会はどのように感じているんでしょうかね?「口頭作文にもありますように」12/24のクリスマスケーキを前にしての会話、父「のんちゃん、今日は何の日?」、のん「ケーキの日」、父「誰の誕生日?」、のん「のんちゃん」ですからね(^◇^)