コロンの闘病日記 Part4


★第13章〜ケアン・テリアって?〜<1999年4月中旬>

PHOTO20  日に日に激しさを増すかゆみに耐えぬいているコロンちゃん。そんなことはよそにすくすくと育つ子供達。でも気になることは黒い毛のこと。一向に抜ける気配はありません。 パパもママも黒い毛は気になるけど、どうしたらいいのか解からず黒い毛はそのまま。だって「ホワイトテリア」なのよ!!試しに1本抜いてみると、これはこれは見事なほど 根元まで真っ黒ではありませんか!

 これじゃあ人間の手でどうにかしようと言うのは無理だと分かったパパとママは、とりあえず西村先生に「どうしたらいいの?」と相談したのです。 そんな途方もない相談に先生も困り果ててしまい、「う〜ん、先祖帰りだと思うので・・・そのうち抜ける事も・・・あるのでは・・・でも、ネコはよく先祖帰りすることがあるのですが、犬は初めてです。」と言いながら首をかしげるばかりでした。 先生だって困る質問もあるのだ!(←当たり前だよ)先生は獣医師であって神様ではない。突然変異で出てしまったホワイトテリアの黒い毛までどうする事も出来ないのであった。

 でもママは1つだけ引っ掛かる言葉が・・・それは「先祖帰り」だった。そこでママは、コロンを購入した「シャーリィ」さんに聞いてみたのだ。「コロンの子供に黒い毛が出ちゃったんですけど、これって先祖帰りだろうって先生に 言われたんです。この黒い毛は消えるんでしょうか〜?」と。またまた「シャーリィ」さんも困った顔をして「先祖帰りですか〜?まあ、標準サイズより大きくなっちゃった子はいましたけど、違う毛の色が出ちゃった子は初めてですね〜。 毛の生え変わりで無くなることもあるかもしれないですよ。」と答えてくれました。そりゃ、トリミングで何匹もの犬を見ているとはいえ、犬の突然変異まで知るよしもない。


PHOTO21  やはり犬の先祖帰り現象は珍しいものなのだろう。そんな珍しい現象を起こしてくれたコロンちゃんはこれまた珍しい犬なのだろう。でも、全国には同じような経験をした事がある人はいるだろう。 インターネットで探せば何か情報があるかも?と思い、動物病院やペット関係の情報を検索しはじめました。そして質問コーナーがあればそこに「先祖帰りでホワイトテリアに黒い毛が出てしまいました。これは消えるのでしょうか?」と 質問を送り、回答を待っていました。ですが、なんとこれが見事に、なに1つとして回答が返ってこなかったのです。世間は冷たい・・・と感じたパパとママでした。 だって獣医師が情報交換するページにも質問したのに誰1人として答えてくれる獣医師はいなかったのですから。些細な情報でも欲しかった我々としては悲しいものでした。

 こうなったら自力で調べてやる!!と意気込んだパパとママ。でも、ちょっと待て!「ウエスティのご先祖って何?」パパもママもウエスティのご先祖のことなど全くもって知らない。だから1つの疑問を持ったのだ。それは 「ウエスティのご先祖は白くないの?」ということだ。ママはウエスティについて無知だったのだ。そしてママはウエスティについて調べ始めました。普通はコロンと暮らし始めた頃に 興味が湧いて調べるものなのでしょうが、ママは全くもってそんな事に興味が湧かなかったのだ。ウエスティはウエスティ、昔から白いものと決め付けていたのです。 ママが調べた結果によると、ウエスティのご先祖はケアン・テリア。この時パパもママも初めてケアン・テリアを図鑑で見たのです。そして2人は声をそろえて「へぇ〜こんな犬種いるんだ〜。」 と言ったのでした。大体こんな無知な飼い主も珍しいものだ。今回はウエスティについて勉強する機会を設けてもらったようなものだった。こんな事でいいのかこの2人?(f-_-) (ウエスティのことを詳しく知りたい方はリンク集の中にある「Dogs and I 」さんに遊びに行ってみてください)



★第14章〜黒い毛の行方〜<1999年5月下旬〜6月中旬>

PHOTO23  子供達もヨチヨチ歩きをはじめるようになり、コロンママを追いかけて檻を出て行くようになりました。このころが1番かわいい頃です。でも、パパとママは黒い毛が気になって気になって仕方ありません。 でも、大きくなるにつれて黒い毛が少しづつ消え始めてきたのです。これは驚き!!と思い黒い毛があった部分を触ってみると・・・な・なんと周囲の白い毛が伸びて、黒い毛に覆い被さっているだけだったのです。がっくり(T_T) 結局黒い毛は、周囲の白い毛と共に成長しているのでした。

 ホワイトテリアに黒い毛が生えていては「売る」ということは出来ません。悪く言えば結局は「欠陥品」なのですから。でも、うちの子にするのは「女の子」と決めていたため、男の子である黒い毛の持ち主を我が家の子に迎え入れることは・・・う〜ん パパとママは、この議題についてかなりの時間、討論を続けました。まるで「朝まで生テレビ」状態。そんな時、天から1本の光が見えたのです。

 そっそれは・・・パパの従姉が「ワンコ(男の子)が欲しい!!」と我が家に言ってきてくれたのです。でも、どうしてうちに赤ちゃんワンコがいると知っていたのだろうか?その犯人は「じいじい」だったのだ。 じいじいは、あんまりかわいいコロンの赤ちゃん達を見て、「うちの犬はそこいらとの犬とは違い、チョーかわいいんだぞ〜」とそこら中に自慢していたらしいのだ。困った親バカというかじじバカ? でも、この後じいじいまでもを「犬バカ」にしてしまう犯人が我が家に居座るとは、思ってもみなかったのだ。でもそのお話は、また今度。

 ところで、パパの従姉は「ウエスティ」が欲しかったのではなく、「家の中で一緒にいられるワンコ」が欲しかったので、黒い毛が生えていても気にしな〜いのでした。こんないい人が親戚にいてくれて 助かった!!と胸をなでおろすパパとママでした。


PHOTO22  そして、もう1人の女の子の行き先は、「コロンの旦那さんのいるお宅」に決まり、これでみんな安心して暮らせるね♪とホッとしたパパとママでした。 「それぞれが旅立って行くまでに、少しでもしつけをしておかなければ!!」と思い、オシッコとウンチは「シート」の上で出来るようにするため、パパとママは頑張りましたが、 まあ、そこいらでやってくれる言うこと聞かない子達!朝起きて、リビングに行くと「オシッコとウンチの海」。毎朝、掃除から始まるという地獄の日々が続き「早く巣立ってくれ〜」 と願う毎日でした。

 子供達が巣立ち、我が家も親子ウエスティが誕生!子供の名前は何にしようか?と、考えた結果「あずき」と命名。(考えた結果がこんなものなのか?)由来は「パパの嫌いな食べ物」という、訳の分からない 理由でした。ママは「パパに少しでも好き嫌いをなくして欲しい」という願いを込めたのです。でも、パパはそんなことに全く気付きもせず、「あずき〜、かわいいお名前でしゅね〜(^O^)」と既に親バカ発揮状態のパパを見て、 結局ママの願いは理解できない単純細胞のパパに、呆れっぱなしのママとコロンちゃんでした。。。




★第15章〜おでぶ・まっしぐら!〜<1999年7月>

 あずきの子育てに奮闘中のパパとママ。コロンちゃんは子育てから開放され、のほほ〜んっと昼寝三昧の毎日。娘と暮らす母犬はこんなに緊張感のないものなのだろうか?と 思わされるほど、食っちゃ〜寝る犬「コロン」。そのおかげかコロンちゃんは「おでぶ」になってきたのでした。おケツは丸々とし、お腹はパンパン、まるでビール腹状態。(>_<)

 あまりに急激に太ってくるコロンに、パパとママは「お口ポカ〜ン」状態。何とかしてコロンを元の体型に戻さなければ!!と、早速
「コロンちゃんダイエット大作戦」を実行したのでした。 毎日のお散歩をいつもの距離より長めにし、パパがお休みの日には川原に連れていき、運動三昧。ご飯はお米を少なめにし、お野菜をたっぷり。コロンの大好きな鶏肉は極力入れないように しました。

 でも・・・コロンは全く痩せず、さらにぶくぶく・ぶくぶく・・・・コロンのおでぶはとどまる所を知らないようでした。それに、
皮膚の状態も一向に改善していかない様子。 このままではコロンの体はどうなって行くのだろうか?不安がよぎるパパとママ。アトピーの定期検診の際、先生に「コロンのおでぶをどうすればいい?」と相談しました。 そうしたら先生は「皮膚の状態も良くないし、この際食事を変えましょう!」と。「えっ、変えていいの?」とママはちょっとびっくりw(゚o゚)w

 だってママにとって、コロンのご飯がとってもめんどくさい作業だったのだ!!「ご飯+ゆでた鶏肉+野菜+味噌汁」=「ねこまんま」を朝も夜も作っていたからだ。 コロンの為だけに鳥の胸肉を購入し、大きな鍋でことこと茹でる。茹でた鶏肉を手で細かく割いて、1回分づつに分けて冷蔵庫または冷凍庫へ。野菜もコロンのためだけに、キャベツを千切りに し、ビニール袋へ。パパとママがお味噌汁を飲まなくてもコロンの為にお味噌汁を作らなければならず、ママは毎日「ドックフードに変えたいよ〜(-.-)」と思っていたのだ。

 でも、コロンは何故「ねこまんま」のままだったのか?皮膚病としか診断できなかった頼りない先生(詳しくは第2章で)が言っていた食事方法だったのだ。 市村先生も特に食事に関しては、絶対に変えなくてはいけないと言わなかったので、ママは「そのままでもいいのかな?」と思い、今までずるずると続けていたのだ。 これであの面倒な作業から開放されるのかと思うと、ママは嬉しさのあまり思わず笑ってしまったのだ。でも、その後先生の一言が、一瞬にしてママの笑顔を消した。
「ちょっと高いですけどね〜。これで4300円です。」 えっ、3.5kgで・・・・思わず目を疑いました。だって高いよ〜〜〜ママは少し涙目になってしまいました。(T_T) でも、これもコロンの為。これでコロンのアトピーが良くなるのなら、安い?もんだ!!早速ドックフードをもらって帰りました。(^^ゞ

ドッグフード

 ドックフード名:クリニカルダイエット(アレルギー性皮膚疾患用治療食)犬用

 原産国:アメリカ

 原料:ポテト、白身魚、マス、植物性脂肪、とまと、植物性油脂、食塩、ユッカ抽出物

     ビタミン類(A,B1,B2,B6,D,E,ナイアシン、パントテン酸カルシウム、葉酸、ピオシン、コリン)

     酸化亜鉛、硫酸第一鉄、酸化マンガン、ヨウ素酸マンガン、ヨウ素酸カルシウム