英雄伝説 零の軌跡 evolution

PS Vita版:初回限定版:\7980、通常版:¥6090(いずれも税込)

初回生産版はフィギュア、サントラCDの付録があります。


ロールプレイングゲーム

(戦闘シーンはコマンド選択式


2014年7月8日にクリアしました。


このゲームに関しては、トロフィーの存在が本当に偉大だと痛感しました。

僕はPSP版も持っていますが、見事に未クリアです。

いつも1章の終わりくらいまでプレイしたらなぜか疲れるのか、飽きるのか、
プレイが中断してそのままおいてしまい、
また最初からプレイというのを数回繰り返しました。

PSP版もゲーム内トロフィーがキチンとあるのですが、
オンラインを通してPSN経由で記録されるトロフィーの方が、僕にとって意味があったみたいです。

他に中断した理由は、ゲーム難度をノーマルでクリアしないとという先入観もあったと思います。

ノーマルだと、それなりに歯ごたえがあるためスムーズに進まないんですよ。

僕自身の問題ですが、僕が理解力があまりない人間なので、
(勘が悪いといったほうが良いかも)
ゲームの仕組みを理解するのが遅いです。

だから、変なこだわりを持たず、楽でも何でも良いからドンドンと勧めた方がヨカッタみたいです。

という訳で、肩に変な力を入れずに(入れないようにして)プレイをガンガン進め、2ヶ月ほどかけてエンディングまで辿り着きました。



ストーリーとしては、共和国と帝国という2大強国に挟まれた中継貿易で栄えるクロスベルという
自治都市が舞台になっています。

プレイヤーは、エリートではない警察組織の一員を通じて
クロスベルの独特の政治状況による物語を体験していきます。

軌跡シリーズと言うコトで、前作・空の軌跡シリーズをやっておいた方がいいのは確かですが、
とりあえずは、零単体でやっても問題ないと思います。

逆に、僕みたいに零をやってから空をやろうとする僕のようなスタイルでも問題ないと思います。

僕はこの文章を書いている現在、続編である『碧の軌跡』をプレイしていますが、
コレは、空をやっておいた方がいいように感じます。

やらないと手遅れ感が強く感じるからです。



また、ストーリーは安心のファルコムタイプという感じでした。

とんがった所はないケド、違和感を感じる部分はありませんでした。

また、街の人Aみたいなキャラクターにもストーリーがあって、
ゲームのストーリーが進展すると彼らの中のストーリーも進展して、
以前とは違う事を話す、いつもの軌跡方式も健在でした。



Vita版の大きな特徴として、オンライントロフィーの実装と
PSP版の声優さんたちによる、メインストーリー部分に音声が吹き込まれています。

音声はポイントが高いのは確かですが、
文章寮がかなりあるので、とにかくプレイ時間がかかって大変でした。

僕は、オタクとして声優さんの熱演を飛ばす気にはならずに全て聴いたので
下の部分に書いたように、1回通してのプレイ時間がたくさんかかってしまい、それは大変でした。



戦闘はコマンド式です。

セプチウムを使ってオーブメントを作って様々な魔法を使うという
空の軌跡SC的なシステムになっています。

唯一、このゲームで新設された戦闘システムと言えば、全体攻撃でしょうか?

フィールド画面で、背後から敵を叩いて気絶状態で接すると
自分達の先制攻撃の状態の上で
全体攻撃ができるようになっています。

敵に対して、パーティー全員でタコ殴りするという実に爽快なシーンで
だからこそ、フィールド画面で後ろから殴ろうと姑息に行動してしまいますw。

もっとも、タイミングを間違えると、敵の先制攻撃になる可能性も高く
必用以上に狙うのも考え物というバランスが素晴らしいですね。

僕自身、初回プレイはEASYで進めたので、とにかく力押しでどうにかしましたが、
ゲーム難度が上がると、どの魔法を使うようにオーブメントを配置スカや、どの状態異常を食い止めるアクセサリーを付けるかなど
考えて戦うポイントが増えると思います。

2度目は、初回プレイ時に獲得したトロフィーによるポイントによる引継ぎ機能を使って
最初からかなり強いのでHARDモードで遊んでいます。

上記のポイントは、2回目プレイで考えていこうと思っています。



軌跡シリーズを遊んでいる方ならご存じですし、すでに続編もリリースされていますから分かると思いますが、
全ての謎は、このゲーム単体では解決しません。

が、このゲーム単体でも一区切りはキチンとついていて、プレイ後の印象はあまり悪くありません。

そりゃ、空の軌跡FCでは、完全に続きであるSCに放り投げる終わり方で
相当非難されましたから、さすがに制作側も考えているみたいですw。

さて、『零』の残りのトロフィーをゲットしつつも『碧』を終えて
ストーリーを全て知りたい気持ちもあるので、頑張ってクリアを目指します!


プレイ時間(約75時間)

バグ問題もあって値段が暴落しましたが、
僕自身はバグパッチが出る辺りで、そこそこ値段が落ちた状態で購入しました。

そしてパッチ適用後にプレイしているので、
酷いバグに遭遇しなかったのは、本当に幸運でした。

基本的には悪い部分はないので、
(唯一、セーブ画面で現在の画像が記録されて表示されない恬だけはPSP版に劣っています。)
今から購入するのであれば、環境が揃っているのならVita版がオススメです。

派手さはないケド、細部までキチンと作り込まれたファルコムらしいゲームが遊べますよ。

点数は、派手さがないという部分が、どうしても目立つと思うので、少し音した点数で付けさせて頂きました。

<80/100点>


とりあえず<戻る>