うみねこのなく頃に 〜真実と幻想の夜想曲〜

PlayStation3版/通常版:¥8379

うみねこセット(〜真実と幻想の夜想曲〜と散のセット)/¥10290

PSP版(PS3版の内容を2本のソフトとして発売しています。)/各¥3990(いずれも税込)


アドベンチャーゲーム(ノベルゲームで選択肢が一切ありません。)


うみねこセットを発売日に購入。

2012年12月10日に今回レビューしている1作目を完全クリアしました。


PS2版およびDS版のの『ひぐらしのなく頃に』を持っていますが、
一度もクリアしてないので、『ひぐらし』と『うみねこ』の比較はできません、あしからず。



概要は一代で財を成した右代宮金蔵の子どもたちが孫を連れて
遺産相続の親族会議を六軒島という孤島で行います。

そこで連続殺人事件が起こり、その解決を巡って金蔵の孫の戦人と魔女ベアトリーチェが対決する
・・・というモノです。

魔女なんて単語が出てくる事から想像がつくように
ファンタジー要素が絡み、小説やドラマで見るような王道の推理モノではありません。



さて、このゲームの感想を一言で言うと、時間を忘れてプレイするほど楽しめました。

選択肢が一切なく、ハッキリ言うとゲームじゃなくて完全なデジタルノベルですが、
それでも展開が読めない話に夢中になりました。

やはりゲームはストーリーか謎解きのどちらかが良くないと、クリアする意欲が違いますね。

もっとも、あまりに長いため、途中で何度か中断してしまいましたが(苦笑)。



僕が買ったのは、2本をセットしにしたうみねこパックですが
それでも、この1本の完全クリアに一年ほどかかってしまいました。

最終的に確認したら、80時間ほどプレイしていました。
(途中で寝落ちした時もあったので、実際のプレイ時間はもう少し少ないと思います。)



上で中断したと書きましたが、基本的には適度に中断する期間を挟みつつも
エピソード3までは順調にプレイしました。

思いっきり止まってしまったのは、やはりエピソード4でキツイ描写があった事。

陰湿なイジメシーンと、
シングルマザーが繰り返し愛していると言う娘を実は愛していない現実を
突きつけられるシーンがきつくて、中断してしまった。

正直、暴力描写や性描写がなくても、18歳未満禁止にすべき内容だと思います。

推奨では甘い気がします。

あと、僕は購入した時にすでに2本で完結している事を知っているからヨカッタですが、
この1本で完結すると思って買った人はたまらんだろうな、と思いました。

こんなに気になる終わり方で「続きの作品をヨロシク」ってあり得ないだろうと思いましたw。



そして、12月15日現在、連続して続編をプレイしておりません(汗)。

それはテキスト量が膨大である事と、
声優さんの音声で流れる熱演を音声ありでキチンと聞いているから。

音声がある事で、というか、相当密な演技指導をしたのか、
場面に外れた演技は全くといって良いほどないです。

まあ、続編もボチボチと1年ほどかけてクリアしていく事になりそうですね(苦笑)。

僕自身、テレビ番組を録画したのを視聴したり、積んである本を読んだりと
ゲーム以外の趣味もありますので、
何とかそれらをバランス良くこなしていきたいので・・・。


プレイ時間(約80時間)

タイトル画面まで何とか戻って寝落ちしていた時間もカウントされているので、

実際のプレイ時間はもう少し少ないと思います。

やはり選択肢はあって欲しかったので、その分マイナス10点しています。

それでも、AVG好きなら、やっておくべきフラグ的なゲームだと思います。

<80/100点>


とりあえず<戻る>