あるゲー【２００５年度】／(97)　フレンズ～青春の輝き～（PlayStation2版）

フレンズ～青春の輝き～

SEGA SATURN：\7200

PlayStation2：\7200

ジャンル／AVG（コマンド選択式）

以前書いたこのゲームのレビューはサターン版で、今回書くのはプレステ２版です。

初めに言っておく事は、サターン版を持ってクリアしていれば

ムリにプレステ２版を買う必要はありません。

基本的に、サターン版と同じ内容だからです。

新キャラが追加されていますが、別に新しいストーリーはないですしエンディングもありません。

まあ、インターチャネルの公式サイトを見る限りウソではないんですよね。

新キャラが追加されたとは書かれていますが、

エンディングとかが追加されたとは書いてないから（苦笑）。

ただ、僕は買わなかった大きな理由として、新キャラが追加された事で

ゲームバランスが変わって、攻略記事を作るのが大変そうだからイヤだったりします。

（結果的には、サターン版と同じなので、思い切って攻略記事の作成を始めましたが。）

でも、新品が安くで売られていて

フレンズは僕にとって特別なギャルゲーなので「買おう！」と思って買いました。

まあ、サターン版より遊びやすくなっているので買って損したとは思いませんでしたが

「コレだけ待たせたのにコレかあ！」という気持ちは持ちました。

まあ、サターン版はドリキャスが出てかなり移行した時期にやっと出たソフトですから

プレステ２全盛期に出たプレステ２版フレンズはまだマシかもしれません。

それでも、プレステ１からプレステ２に機種を移行していますが。

多分、インターチャネルでも鬼子みたいなゲームだったと思いますよ、コレ。

発売するといった以上出さないとイケナイし

開発費を回収するためにも出さないとイケナイ。

でも、アンマリ売れそうにないというタイプ（苦笑）。

そういう意図があるのか、ゲームにアンケートハガキが入ってないんですよね。

意見送ってもらっても意味がないって事なのかな（苦笑）。

さて、ゲームの内容ですが

ストーリー的にもゲームデザイン的にもサターン版と同じですので

そちらのレビューを読んで下さい。

ゲームデザインで変更されてプレステ２版の方が遊びやすくなっています。

まあ、かなり後になって出てるので当然ですが。

SS版はフリー移動時のみセーブできますが、
PS2版はイベントの途中でなど、どこででもセーブできます。
PS2版のフリー移動マップは、達也のキャラを動かす物になっています。
しかし、一画面に星降里全体が入らないので、多少見づらくなっています。
また、PS2版のフリー移動で達也を動かしていると、時間が経過していきます。
イベントの発生・消滅は分かりやすくなりましたが
もたもたしているとイベントを見逃す危険性も高くなっています。
それと、上に書いた事（一画面に星降里全体が入らないので、多少見づらくなっています。）
も合わせてイベントを見逃す確率が高くなってしまいました（涙）。
グラフィックの描画速度、ディスクの読み込み時間が、
SS版に比べてPS2版は速くなっています。
イベントの巻き戻し機能が付いています。
ただしメモリ上にある部分だけで、
一旦電源を切ってロードしてから巻戻す事は出来ません。

僕の攻略記事の説明部分から抜粋したのですが

コレだけの変更点があります。

遊びやすくなっているので、今、初めて遊ぶのなら、プレステ２版の方が良いかもしれません。

そういえば、CGが１枚どうしてもゲットできませんでした。

多分、日本中でゲットできた人はいないのではないかと思います。

正直、どうやったら見つかるねんって思いますもの。

ただ、僕、このゲームデザインは凄く好きだったりします。

今のギャルゲーはノベル形式のものが多く

プレイヤーが考える部分があまりないから。

それと、キャラを動かしてゲームを進める部分も

古いゲーマーである僕としては好きですしね。

最後に、残念な事は、アニメシーンについて。

サターン版は、フルスペックモーションと銘打って

ゲーム画面とアニメシーンが違和感なく融合していたのですが、

プレステ版は、アニメシーンと１枚絵のゲーム画面で違和感を感じます。

キャラの大きさが違ったり、アニメと違う１枚絵が表示されたりするのですが

そこは非常に不満が残ります。

あと、声優の音声のオン・オフをボタン１つでできるようにして欲しかったです。

このゲームは、基本的に最初から何度か通してプレイするゲームで

途中でも何度か見たイベントを通過する事も多いです。

だから、１ボタンでオン・オフに出来るようにして欲しかったし

キャラ別に音声を出す、出さないを決める機能も欲しかったです。

あと、BGMですが、僕はサターン版の音源の方が好きです。

まあ、ここら辺は完全に個人的な好みだと思いますが。

プレイ時間（約４０時間）

大体、１回最初から通してプレイするのに５～６時間くらいです。

２回目のプレイは、スキップ機能を使ったり

声優さんの音声をオフにしたりする事で

プレイ時間の短縮を図れると思います。

点数は少し甘めかなあと思いますが、

僕に思い入れのあるゲームという事で勘弁して下さい。

＜７５／１００点＞

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