イース III (WANDERERS FROM YS)

PC Engine:¥7800
(だと思います。詳しくは解りませんでした(汗))

SUPER FAMICOM:¥8800

ジャンル:アクションRPG


最近のゲームのパッケージと比べれば地味ですね(苦笑)


今回は、僕がMSX時代に遊んだゲームである

イース3を取り上げました。

今までイース1〜2については<あるゲー>で

書いているので順序としては妥当だと思います。

 

MSX版は処理速度が遅いからか

多重スクロールが激しい場面では

スローになったりとかして

今更ですが、完璧なスクロールをするイース3が

遊びたくなってきて、ゲットして遊びました。

 

ハード的に性能の高いSFC版の方が遊びやすいとは思うのですが

何と、SFC版はボスが強くなっていて

倒すのに苦労した経験があります。

ラスボスなんか、アパートに友人を数人集めて

丸々一晩かけて何とか倒して朝日がまぶしかったからですね(苦笑)。

で、アクションがヘタッピな僕としては

楽そうなPC Engine版を選んだというワケです(爆)。

前置きが長くなりましたが、レビュー行きますッ!!

 

まずイース3の売りである多重スクロールが

2重くらいしかしてないように思います。

確か3重スクロールが基本だったように思いましたが‥‥?

ただ、3重スクロールするレドモントの街の

スクロールするグラフィックが見辛いので、アクションをする画面で

2重にしたのは正解だったかなと思います。

他には、このゲームは、ただのCD−ROM2のゲームで

メモリなどの制約が多かったからとも推察できます(苦笑)。

 

ただ、このゲームをロープレと言えるかといえば

僕は「NO!」と言います。

僕はイース3をHP制のアクションゲームだと思います。

とにかく、少し会話して、

その時点で行ける部分に行きアイテムをゲットして、

アイテムを持って該当する場所に行けば

ストーリーが自動的に進んでしまうからです。

 

僕が、昔のPCのRPGで最高傑作の1つと考えている

イース2が良かったと思う点は

アイテムを使う事をプレイヤーに考えさせる事と

その使い方に具体的な答えその物のヒントを出さない場合が多い事。

さらに、謎解きと設定が絶妙にリンクしていたからです。

 

熱狂的なファルコムファンは

イース3に嫌悪感を示す方が多かったように思います。

理由として、イースの登場人物が出る必要がないとか

ゲーム方式が横スクロールアクションに変わってしまったからとか

色々ありました。

ただ、僕はある程度イースと関わりがないのは仕方ないと思います。

イースの物語が1と2でキレイに完結しているから。

さらに、続編で前作を知っていないと解らない部分が出るのは

良くないと思っているからです。

 

コレは諸刃の剣です。

前作を知っている人ならニヤリとできますが

知らない人はサッパリ解らなくてしらけてしまうからです。

最近は続編が多いですが

新規さんを見放しているゲームも多く

それに僕は感心してないからです(苦笑)。

 

他には凝った動きや攻撃方法をするボスがいるものの

どいつも弱っちいことですね(苦笑)。

イヤ、コレも微妙な問題です。

RPGってとにかく時間さえかければクリアできるから

日本で一番人気のあるジャンルなので

アクションRPGでアクションが難しいと

投げてしまう人が出るからです(苦笑)

 

ただ、バランスを取る必要もあると思うんです。

その時点のキャラの能力で(もしくは少しレベルアップして鍛えて)

何とか倒せたという充実感・達成感を味わう事が少ないのは

機械的にゲームを進めてしまう原因になってしまいますから。

イース3はレベルを上げると意外にアッサリと倒せてしまうので

拍子抜けする部分が多かったです(苦笑)。

ただ、ラスボスはそれまでと比べて、格段に強かったと思います。

PC−Engine版が強いのでなく

僕の遊んだMSX2版が弱すぎたのでしょう(苦笑)。

 

ともあれ、集中してプレイして1日そこらで終わってしまいましたが

僕は当時を思い出して感慨にふけって楽しんでました。

現在のゲームに比べればボリュームがないように思いますが

1000円程度の中古で買って

数日楽しませてもらえたと思えば、

それなりに良い買い物だったと思いますよ?

今回は絶対のオススメではありませんが、

機会があればどうぞって事でお願いしますね!


<プレイ時間:約6時間>

とにかくテンポ良く進んでいくゲームです。

とにかくレベル上げにもそれほど時間がかからないし、

アイテムは持っていれば発動するので

謎解きに悩む必要もないからです

良く言えば気軽にプレイできるゲームです(苦笑)。


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