No.63 O/A[オー・エー]

1巻の画像にしようかと思いましたが、2人で1つの作品なので最終7巻にしました。

全7巻 コミックス
角川コミックス・エース/角川書店
度会けいじ(わたらい・けいじ)・作画

6巻終了時点でもっと続くと思っていました。

だから、7巻で終わったのが意外でした。

でも、読み直してみて、作者としては「描きたい事はある程度書き終えたから完結した」と今では思っています。

読みやすい絵と話だとは思いますが、皆がそれぞれコンプレックスを持っているというのが、この作品のキモかと思います。

単なる嫌味な高飛車からの海江田ミホにも、キチンと事情があって、主人公・堀内ゆたかを敵視しているとか。

実際は、本人しか知らないツンデレなんですケド。

堀内さやか(姉)>堀内ゆたか(妹)>海江田ミホ(ライバル)と田中はるみ(ラジオ番組の相方)
というヒエラルキーで憧れています。

個人的にツボだったのは、ミホが圧倒的なアイドルとしてのカリスマを持つゆたかに憧れている部分ですね。

あの話で、ミホの人間性とゆたかのキャラクターに深みが出てましたから。

最後は、楽しかったラジオ番組も終わってしまうのですが、最後はドタバタして明るくサヨウナラしてくれたので
作品は終わって悲しかったケド、ショックを受けて落ち込むほどではなかったのが救いでした。


80/100点

もう少し続いて欲しかったのは確かです。
とにかく絵がキレイで読みやすいので、機会があればゼヒお読み下さい。


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