アニメ感想記

2012年度 No.(53)〜(62)


<インデックス>に戻る


   (53) 『レベルE/2011年1月放送開始/2012年5月1日視聴終了/1クール全13話』

単純に面白かったですよ?

僕が冨樫義博先生の作品で1番面白いと思ってる作品だから。
多分、そう感じている人は結構いると思います。

が、アニメ化には向かないのと、連載終了してから相当時間が経っていたから
アニメ化は120%ないと思ってましたケド(苦笑)。

連載が、3ヶ月に1回とかだったり、買ったコミックスを古本屋に売ってしまったのが相当前で
かなりの内容を忘れちゃってました。

今回、アニメとして通して見たら、結構話に繋がりがあってその部分も楽しめる事に気づきました。

少し人を選ぶ作品だと思いますが、作中にそれなりに盛り上がりもあり、
機会があれば、一度視聴されてみても良いと思います。

いわゆる、いま全盛の萌えアニメにはないキツイ描写、なんというかトゲみたいな部分があるのですが、
視聴しているウチにそれが楽しくなってきますからw。

そして、どの回も話としてシッカリ構成されいる作品のため、
つまらない回と面白い回とかに別れる事がなかった希有な作品です。

そして密度もたっぷりあって・・・。
連載終了間際の幽遊白書っぽさが好きならサイコーでしょうね!

  <評価/★★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


<インデックス>に戻る


   (54) 『ましろ色シンフォニー/2011年10月放送開始/2012年5月12日視聴終了/1クール全12話』

視聴開始時は、よくある単純なラブコメかと思ったンですよ。

意外だったのは、最初に接近した子の愛理とくっつかずに、年上の部活の部長さん・みうと結ばれた事。
ま−、カップルが成立してから最後の方は甘い描写がてんこ盛りで視聴していて恥ずかしかったです・・・。

そして最終回は、部活であるぬこ部でぱんにゃを森に帰し、
みうが部長を引退し、ぬこ部が紗凪を新部長として活動を始める部分で終わりました。

最後の方にあったんですが・・・、
「(ペットを飼ったとしても)人よりは先に死ぬ。でも、生きていた思い出を大切にコレからも生きていくんだよ」
といったセリフが印象的でした。

ラストは、伏線を少し急ぎ足でしたが全て回収して終了。

あと、全体的に激しい動きがある話ではなかったですが、
とてもキレイな終わり方に視聴後の気持ちはやさしくなれました。

佳作・良作だったと思います。

PSP版の原作ゲームをプレイしたくなったのですが、中古でも少し高めの価格のため
もう少し待とうと思います。

くっそー、尼で限定版が暴落した時、買っておけばヨカッタ・・・。
PSP版のギャルゲーって読み込みが多くてテンポが悪くなる作品が多いので
敬遠していたのが徒になってしまった・・・(涙)。

  <評価/★★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


<インデックス>に戻る


   (55) 『BLEACH/2004年10月放送開始/2012年5月12日視聴終了/約7年・全366話』

今更説明する必要もないくらい有名な作品だと思いますが、念のため少しだけ説明しておきます。

霊感が強い黒崎一護が死神の能力を持ち、
戦いを得て通じた仲間達と共に敵であるホロウと戦っていくといった内容の作品です。

鬼のように原作を高速で消化していくのを、どう折り合いを付けるか関心を持って視聴してましたが、
結局はオリジナルの話を挟んでいきました。

このオリジナルの話というのがくせ者で、
面白さが明らかに原作に劣るため、視聴せずに録画データを消化してやり過ごした事もありました。

この作品も、ハガレン以上に終わる事がないと思っていた作品です。

しかし、今回、アニメの放送も終わり
(2012年5月現在)連載を再開した週刊少年ジャンプ本誌では、最後のエピソードが始まっています。

個人的には、アニメでも原作の最後のエピソードも放送して消化して放送を終えて欲しかったですね。

購読していたコミックスを集めるのをやめたのは、
終わったと思っても新しい敵がドンドン出てきて、いつまで経っても終わらないからですが、
やはりBLEACHという作品は、藍染編を終えたトコロで完結して欲しいという気持ちは正直あります。

フツーの作品なら朽木ルキアと一護がくっつくと思うのですが、
この作品では戦友で終わるのも、らしいと言えば、らしいですね。

あー、そして、今、最終回の視聴を終えました。
アニメは終わっちゃいましたー。

アニメでは最後の敵の銀城に圧勝したとはいえ、何とも言いようのない気持ちです。

この作品は、単純にバトルに勝ってヨカッタヨカッタだけでなく、
どこか哀愁を感じさせる後味があるのが特徴の作品でしたから。

いつか、僕が僕の人生を終えるまでにもう一度コミックスを買い集めて
一気読みしたい作品の1つですね(苦笑)。

  <評価/★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


<インデックス>に戻る


   (56) 『灼眼のシャナI(第1期)/2005年10月放送開始/2012年5月21日視聴終了/2クール・全24話

第1期は何とか通して視聴した。

1期と時間が空いた第2期を見ている時に面白く感じなくなって視聴をやめた。

当時でも思っていましたが、今期も思った事がある。

この作品を楽しめるかどうかは、
独特の専門用語を多数含む世界観をキチンと理解して楽しめるかということなのだ。

原作がラノベという事もあってか、多少ラブコメっぽいシーンがあるのですが、
ホントにアクセントとしてくらいで、基本的には重くて暗い話が続きます。

今回意を決して、再度レンタルDVDで視聴しました。

前回の失敗を参考にWikipediaで分からない用語を確認しながら視聴を続けました。

キチンと楽しめました。

不満と言えば、ラストバトルを含めたラストへの盛り上げが不足していた事です。

しかし、楽しんで視聴するために事前に勉強しておけ、という作品は珍しいですね。

アニメの方も、原作の方も完結したみたいですし、原作はいつか古本で買い集めて読みたいですね。

その前にッ・・・!!
3期に渡って放送されたアニメを全部視聴するぞ〜!!!

終始暗い話が続くために点数は少し低めに付けました。

  <評価/★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


<インデックス>に戻る


   (57) 『灼眼のシャナII -Second-(第2期)/2007年10月放送開始/2012年6月15日視聴終了/2クール・全24話

レンタルDVDで第1期に続いて、この第2期も視聴しました

元々、かなり複雑な設定があるだけに、放送に間が開いたのは残念ですね。
このときはまだ原作が完結してなかったために、全て放送するのはムリだったでしょうが。

だから、僕は放映当時に面白く感じなくなって、視聴をやめたんだなと今になって思います。

視聴を終えた今になっても、敵の組織関係とか分かりづらい部分が残っていて
その辺は、wikiなり古本で全巻集めた原作小説を読んでおいおい理解していこうと思います。

で!

残りは、録りだめしてある第3期のみになる訳ですが、どう完結するか非常に興味があります。

1番は順当に行けば消えていく悠二の存在がどうなるかであるし、
零時迷子についてもそうだし、マージョリーの復讐劇や、ヘカテーの変化とか
見所はたくさんありすぎます!

あと第3期2クールでどう完結するか、ドキドキしながら視聴を続けようと思います。

最後に。

下(↓)の評価の星は、1個減らして考えた方が良いかもしれません。

この作品は第1期の完全な続き物で、かなり話を理解している必要があります。

僕は、1期と2期を続けて視聴したため、面白いと感じましたが、
実際の放送だと2年ほど空いているため、ポカーンとする可能性が高いですからね。

だから、フツーに考えると星3ツでいいと思います。

  <評価/★★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


<インデックス>に戻る


   (58) 『バクマン。2(第2期)/2011年10月放送開始/2012年6月15日視聴終了/2クール・全25話

今回の内容の部分も、コミックスを夢中になって読んでました。

亜城木夢吐が、漫画家として壁にぶつかったり、暗中模索したりといった部分を良く描けていたと思います。

視聴を終えた今になって思うとヨカッタと思うのですが、視聴していてキツイ場面が多かったのも事実です。

新しく担当になった港浦さんとぶつかって合わない場面が1番キツかったです。
もっとも、それは、服部さんと亜城木が合うコトの証明として描かれた当然の効果・演出なのですが・・・。

勘違いして暴走していた中井さんが田舎に引っ込みました。

個人的に彼は、ココでこの作品から完全に退場して欲しかったです。
僕自身は原作コミックで今の時点で19巻まで読んでいますが、相当なキモキャラとして復活してしまっています(苦笑)。
アレ見ると、一歩間違えば僕も・・・みたいに思えて他人事として笑ってられないので、見たくないんですわ。

そして、第2期の最終回が、PCPの連載第一回で念願のアンケート1位を獲るトコロで正解だったと思います。

最終的な目標がアニメ化なのですが、まず第一関門としてアンケート1位がありましたから
いい区切りになったと思います。

何だかだらだらと思い出を書いているようなので、ココで終えておきます。

  <評価/★★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


<インデックス>に戻る


   (59) 『みなみけ〜おかえり〜(第2期)/2008年1月放送開始/2012年7月4日視聴終了/1クール・全13話

この「みなみけ」の第2期は、割と評価が低いんですよね?

僕自身はそれほど評価を低くしていませんが、あのオリジナルキャラクターの男の子は要らないように思いました。

原作オリジナルの味を損なわないように、ああいう大人しめの男の子になったのでしょうが、
だったら別にいなくてもいいやという結果に・・・。

はてダの解説とかを読む限り、オリジナルだと感じてましたが、基本的には原作に忠実だったように思います。

だから、特にオリジナルのアニメ作品とは感じませんでしたし、評価もそれほど悪くはありませんでした。

エンディングテーマのアニメが最終回とそれまでで違った事はヨカッタですね。

僕は、ああいう注意して見ていると違いが分かるという小さな演出が好きですから。

今期で僕がヨカッタと思うのは、保坂があまり出てこなかった事。

だって、あの人、気持ち悪いモン・・・w。

ただ、評価は少し低くしました。

なぜなら、原作で僕が高く評価したシーンが、実にアッサリとスルーされてる事が多かったからw!

  <評価/★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


<インデックス>に戻る


   (60) 『灼眼のシャナIII-FINAL-(第3期)/2011年10月放送開始/2012年7月27日視聴終了/2クール・全24話

2011年7月27日から28日に変わるくらいに、この第3期の視聴を終えました。

キレイなラストにホッとしました。

気弱な少年である主人公・坂井悠二が、敵の首領になってしまったのも、なる資格があったのも今なら分かります。



ただ、やはりこの作品を視聴して楽しむには難問が多すぎたように思います。

1期24話×3期で合計72話の作品なのですが、連続して放送されていない事。

1期と2期、2期と3期の間に相当な時間が離れていますから、話を忘れてしまう事。

さらに、この作品独自の用語だったり世界観があるため、そもそもの理解が難しい事。

だから、このアニメ感想記の57作目のシャナ2期で、2期の途中で楽しめなくなって、視聴をやめています。

その後、ほぼ3期の放送が終わるくらいで、1期と2期をレンタルビデオで借りて
都合3期をほぼ連続して視聴して楽しめました。

他には、原作小説を古本で全巻大人買いしたりとかしてます。



僕の理解力が少ないとは言え、ココまでさせる面白さがある作品とは言え、ハードルは高いと思います。

加えて、やはり映像によるアニメ作品のため、小説にあるような用語説明的な文章は出ないから
常に説明不足な部分が出てきてしまいます。

僕は、wikiを読み直したり、公式サイトを見たり、最後にはラノベ原作小説を読んでやっと理解できた部分があります。



文句を書き続けてますが、最近はこういう骨太な作品はあまりないです。

単純に1クール深夜アニメで放送して、その後は投げっぱなしな作品も多数あります。

そもそも、原作がまだ佳境にも来てない状態でアニメ化する必要あるのかという作品もあります。

僕がこのコーナーで感想を書いた作品で言うと、2011年度の15番目、都合40番目の『神様ドォルズ』がそれなんですよね。

アレはアニメ化するのが早かったと思うし、せめてラストは映画館でとかにして欲しかったですねえ・・・(遠い目。



最終3期で明らかになって驚いた事は多数ありますねえ。

まず、初回クリスマスで2期の最後で悠二はシャナを選んでハッピーエンドだと思っていたら、
敵側の人間になっていたりとか、驚きましたねえ。

比較的、予定調和的というか大河ドラマ的というか、落ち着いた感じで進んでいたので
この展開から油断ならないゾと覚悟して視聴してました。

あと、若干、祭礼の蛇と合体した悠二は、裸の王様的な扱いだったのですが、
シュドナイが付き従ってくれたコトにホッとしました。

祭礼の蛇が分離したから、悠二に従う者が一人もいないのなら、悠二は本当の裸の王様でしたから。

最終回の視聴を終えた直後は、ブログには何も書く言葉が浮かんでこないと言った割には、だらだら書いてしまってるなあ(汗)。

最後に、個人的に矛盾していてムリなお願いなのですが、シャナも吉田さんも悠二に結ばれて幸せになって欲しかったな。

基本的に、男女一人ずつなんだケド、あのラストだと何だか吉田さんが可哀想なんですよ・・・(涙)。



説明不足な面がどうしてもあるので、欲し4ツにしようと思ったんですケド、ココまで骨太な大河作品もそうあるまいと思い、
思い切って星5ツにしました!!!

  <評価/★★★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


<インデックス>に戻る


   (61) 『みなみけ おかえり(第3期)/2009年1月放送開始/2012年8月9日視聴終了/1クール・全13話

この作品って、感想を書くのが難しい作品ですよね。

特徴がないのが特徴といった作品なので・・・。

そんな中で、毎回視聴していて、ふと気付くような事があったりとかして。

最終回は、フツーに原作で描かれていたのを実に最終回らしく仕立てる(w)アニメ版スタッフの力量に感服しました。

作画は、今まで3期あった「みなみけ」の中で、1番特徴のないキャラデザだったと思います。

悪いとかじゃなくて、特徴はないけど安心して見られるってコトですね。

  <評価/★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


<インデックス>に戻る


   (62) 『ゼロの使い魔(第1期)/2006年7月放送開始/2012年9月1日視聴終了/1クール・全13話

『灼眼のシャナ』と同じく、いつかこの『ゼロの使い魔』の全てのアニメ作品を視聴するというのが
僕に課せられた宿題になっています。

今年2012年に奇しくも両作品のアニメが完結という事で、最後のシリーズを録画し
レンタルDVDで視聴しまくってます。

僕は、この『ゼロの使い魔』という作品は全く視聴していないと思っていたのですが、
この第1期は観てますわw。

レンタルDVDを観ているウチに、「あ、このキャラクターは悪いヤツだった!」とかいうのが
何人か出てきて・・・。

魔法が使える社会で、主人公の平賀才人は全く魔法が使えないため
盛り上がりは序盤はないのですが、ラスト3話は盛り上がりましたねえ。

最終回だからと言って、オープニングテーマーをすっ飛ばすとかが全くなくて、
メチャクチャ普通に進行していきました。

それでも最終回の視聴を終えた今、とても充実した気持ちになっています。

さー、二期もレンタルビデオで借りて行ってるし、ドンドンと視聴するぞーッ!!!

評価の星は少し低くしてます。

やはり、序盤の盛り上がりに欠ける所が大きいですね。

その落差があるから、最終回へ向けての盛り上がりが効果があるとは分かってますがね。

  <評価/★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


<インデックス>に戻る