アニメ感想記

2012年度


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   (43) 『けいおん!!/2012年1月15日視聴終了/2クール全26話』

大抵の作品は、どうしても限られた話数の中で表現するアニメより原作の方がいいんですが、
この作品に限っては逆なんですよ。

作画や話の盛り上がり方など、全てが原作より上(!)です。

この作品はアニメが評価されたと言ってもいいです。

最初から最後までヨカッタですね〜。

主要メンバーの卒業が25話にあって、最終26話が番外編とあったので、
シンミリした話で最後でなくて、最後は明るく締めてくれるかと思ってたんです。

それが最後もキチンと繋がった話で、シッカリ盛り上がってラスト!

サイコーでした!!!

ちなみに、最終回の1話だけずっと視聴せずにほったらかしで、
2011年12月に映画を視聴してからの視聴なんですよね。

でも、いつ見ても、やはり「けいおん!」は「けいおん!」です。

いつかブルーレイのソフトを集めようかな・・・。

   <評価/★★★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


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   (44) 『アイドルマスター/2012年1月15日視聴終了/2クール全25話』

ファンも制作側も作りたかったアイマスのアニメはコレだったと思います。

以前「アイドルマスター ゼノグラシア」というアイマスのキャラを使った作品があったのですが、
コレがまた酷くて・・・(苦笑)。

僕もXbox360持ってる者の端くれとしてガマンして視聴していたのですが、
16話辺りでガマンしきれず視聴中止。

その件に懲りて今回もこわごわしながら視聴したのですが、
予想以上にキッチリできていて驚きましたw。

エンディングテーマが毎回話に合った曲だったり、
ゲームが出てもう何年も経ってますから、楽曲が足りないなんて心配は全く要らないですからね。

めっちゃ暗くて落ち込む回は、歌じゃなくて楽器のみの曲だったり。

作中でも歌が流れるんですが、その時は高速再生をやめて通常再生にしています。

そのまま聞き入ってしまい最後まで視聴しちゃったりもたびたび。

何かというとですね。

僕はアニメ以外に、ゲームとかラノベとかマンガとかが趣味なのですが、
(まー、ぶっちゃけダメ大人の要素が全て揃ってますよねw。)
時間が足りないから、録画した番組は1.5倍の高速再生で視聴してるんですよw。

でも、歌はキチンと聴きたいから、通常再生でキッチリ聴かせてもらってました。



さて、2クールとたくさん時間も回数もあったので、大所帯のメンバーのそれぞれにスポットを当てた回があって
僕は、このアニメでキャラクターの新たな一面を知って、あずささんと我那覇と、貴音のファンになりました。

こういう制作側の狙いに見事にハマった感じがせんでもないですが・・・(苦笑)。

さーて、Xbox360版のアイドルマスターをガッツリやらないとね!

こういう原作を読んで知りたくなる、ゲームならやりたくなる作品に出逢うのは
アニメを視聴していて一番気持ちがいい瞬間ですよ!

   <評価/★★★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


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   (45) 『侵略!イカ娘/2012年1月19日視聴終了/1クール全12話』

視聴を途中で打ち切ろうかと、かなり悩んだ作品でした。
面白い作品には違いないですが、楽しみ方を知らなかっただけの事ですが・・・(苦笑)。

非常に4コマ漫画的な作品で、
(原作コミックスはギャグマンガ形式ですが、4コマではないです。)
日常の何気ない事柄を、普通にいそうなキャラクターがする言動を楽しむ作品だったのです。

千鶴さんだけ、少し常人離れしていましたが・・・w。

最終回はどういう展開になるかが後半気になっていて、予想とは少し違う話でした。

僕は、普通に海の家で働きながら笑ったり、怒ったり、泣いたりして普通に終わると思ってたんです。

だから、“イカ娘が能力を失う”(←伏せました。CTRL+Aで見られます。)展開で来るとは思いませんでした。

やられましたよ!

この番組の視聴を終えた段階で、第2期を録画してあるので、そちらも楽しもうと思います。

   <評価/★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


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   (46) 『とらドラ!/2012年3月21日視聴終了/2クール全25話』

放映当時は、何と最終回1話を残してハードディスクの録画データが吹っ飛んでしまったため、
かなり悩んだものの、もう一度最初から通して観ようという事で、レンタルして視聴しました。

結論から言うと、最初からもう一度観てヨカッタと思います。

後半とにかくコレまで仲良しグループのメンバーが敵意むき出しになるのですが、
それが最終回の1話前辺りで、言いたい事を言い切ってまとまるんですよ。

最終回1回だけを観ていたら、この結束感、充足感を味わえませんでしたからね!

かなりの内容を忘れてしまっていた。
それは、こんなに感情があふれるくらい多かったっけって事。

大河が思わず恥ずかしくなるくらい独り言を絶叫してもだえていたりとか、こんなだったっけってw。

忘れたとは言っても、ある程度は覚えていて
気持ちが落ち着いた状態でジックリ視聴して感じた事として、
演技力を問われる作品であるという事ですね。

単なる萌えアニメではなくて、喜怒哀楽を出す場面が色々あって、
なおかつ、おそらく台本の文章にはない微妙な感情を要求される演技が多数あったろうなと。

そして、ラストを見終えての一番の気持ちとして、数年後の幸せな竜児と大河の姿を見たかったです。

でも、それを見せないのが、作品としては正しいのかも知れないですね。
あのナレーションから考えると・・・。

昨今の深夜アニメから考えると2期とか変な間を置かずに
2クールを使って一気にキチンとラストまで描いた事は大きく評価していいと思います。

原作小説は読んでないのですが、いずれネット通販で全巻大人買いして読みたいですねー!

面白かったッすよー!!!

  <評価/★★★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


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   (47) 『青の祓魔師/2012年3月22日視聴終了/2クール全25話』

ちょうどアニメが始まる頃に、
それとは別に原作コミックスを読み始めてハマったのが、この作品を知ったきっかけです。

途中まで原作を丁寧になぞっていましたが、特に最後に近づくにつれてオリジナルの部分が増えてきました。

まあ、原作はずっと続くケド、アニメはアニメで期間が決まっている以上、何らかの終わりを描かないとイケナイですからね。

で、ラストに近づくにつれて何かに似ていると思い始めていたが、最終回の1話前の24話の終わりくらいで気付いた。

ハガレンなんだ!

生命倫理的な問いかけや、兄弟の絆とか明らかに被っていると思う。

原作とは明らかに違う展開ですが、コレはコレでいいと思う。

盛り上がりがスゴイから特に違和感や嫌悪感はない。

このアニメのラストで告知がある映画化は最終回を見る前に知っていて
「ああ、25話で描ききれなかった分を映画館でやるのかー」と少し冷めた気持ちで視聴してました。

最終回の最後まで視聴して一安心してしまった。

別に放送されたアニメの分だけでもいいです。

放送分でキッチリ1つの終わりまで描かれていて、別に映画を観なくてもいいし、観てもいいという
僕たちに任せる事が出来る内容だからです。

僕が、続きは映画館というのに嫌悪感を持つのは、機動戦艦ナデシコを観たからだろうな−。

アレは最悪で、ホントにぶつ切れでアニメが終了して、ホントの意味で続きが観たかったら映画観ろだったから。

映画を観るかどうかは、放映時のスケジュール次第ですが、
大画面で迫力あるアクションシーンを観てみようかな、とも思ってますw。

作画や声優の演技は、僕の地域では毎週土曜の夕方17時に放送してました。

放送時間から観ても、アニメとしてのレベルは全然問題なかったです。

  <評価/★★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


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   (48) 『神様のメモ帳/2012年3月26日視聴終了/1クール全12話』

この作品を視聴して、最近はキチンと創られるアニメも増えてきたかなと印象を新たにしました。

「原作を嵐のようになぞって1クールで終了→あとは周辺グッズで荒稼ぎ」
・・・という悪循環が多かったです。

アニメなりに原作の話を再構成し、たとえ1クールでもキチンと盛り上がって終了まで持っていく
作品が増えたと思うのです。

観ても観なくてもどっちでもいい感想の作品の多い事、多い事。

で、この作品の最後の山は、やはりこの作品の原点とでも言うべきエンジェルフィックスでした。

僕自身、この話が1話で流れず、1話がオリジナルの話だったのと、
多数の人が視聴するアニメにはふさわしくないからやらないと思ってました。

原作ではあった本当の暗部は、アニメでは明かされないというか、明るくまとめましたね。

絵は、原作の水彩画みたいな塗りではありませんでしたが、
アニメでも繊細な絵は展開されていたので、評価しています。

理想は原作通りの絵が動く事だとは思いますがね。

そして視聴してヨカッタです。

できれば、原作が完結してから(←ココ重要)第2期で全てを描いたアニメ作品で締めくくってほしいです。

星は5ツを付けたかったのですが、少し中途半端な終わり方だと感じたので4ツです。

まあ、原作が完結してないからしょうがないんですが。

正直に最終回の視聴を終えた後の気持ちを書くと、ラストはもう少しスッキリした終わり方をして欲しかった。

被害者や犯人が隠しておきたかった真実の部分を暴く死者の代弁者だから明るい終わりはないとしても。

あるのかは分からないですが、できれば第2期を放送して全てを描ききって欲しいです。

  <評価/★★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


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   (49) 『アスタロッテのおもちゃ!/2012年3月31日視聴終了/1クール全12話+OVA短編3話』

視聴してヨカッタと思える作品でした。

最終回の視聴後は少しシンミリしてしまいました。

一つ上に書いた「神様のメモ帳」同様、アニメなりの要素を加味して見応えのある内容でした。

原作で少しボリューム不足と思える部分には、オリジナルの要素を足し
原作にある少しセクシー要素を放送時間が深夜でもアニメという事でバッサリ削っていたりとか。

個人的には女王様の声が皆口裕子さんで、意外に合ってると思います。

特にラスト近辺からラストにかけての部分に感心しました。

この手の作品だと、平和な日常がずーっと続くパターンが多いですが、
シッカリ山場があり、ココでキチンと終わる描き方がヨカッタです。

ココはアニメの感想を書く場所ですが、原作コミックスのラストも気になります。

あと、OVAもレンタルしたのですが、3話という事でみっちり1時間半ほどのボリュームを期待していたのですが、
1話分の時間だとは思わず、肩すかしを食らいました(苦笑)。

OVAでは若き日のメルチェリーダ女王が出てくるのですが、
原作では今現在と変わらない要は描き分けが今ひとつなのですが、アニメではキチンとしてました。

ぶっちゃけ若いwww!!!

こういう配慮も視聴していて好感が持てますよね!

点数は5ツ星を付けたかったのですが、心を鬼にして4ツにしておきます。

  <評価/★★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


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   (50) 『BLOOD-C/2011年7月放送開始/2012年4月7日視聴終了/1クール全12話』

最終回を視聴した後の印象は最悪でした(苦笑)。

まあ、CLAMP先生らしい作品だとは思ってました。

状況説明があまりなく、ひたすら激しいバトルが連続するっていう所に。

序盤は、フツーに視聴してました。

殺伐としたモンスターを倒すシーンがあるモノの
いかにも女性の方の原作らしい、ほんわかした学園ドラマもあって・・・。

しかし、ラスト2話前、つまり11話目でネタ晴らしがあるのですが、コレが最悪なんですよ。
要は、『小夜を除く主要キャラ全員が実は悪人で救いようのある人が皆無だったのです』。

↑上の『 』の部分は重要なネタバレのため、文字を背景と同色にしてあります。
見たい方だけ、CTRL+Aで見て下さい。

もっと最悪なのは、この作品で終わらずにラストは劇場版でという事ですかね。

多分、劇場版は評価はそこそこ高いと思います。

ネタ晴らしは、この全12話のアニメ作品で出し切っているので、
あとはアクションシーンばかりになるでしょうから。

あと、最終回はあまりに残虐な殺害シーンがあるため、ぼかしてあったり
白い幕で見えないようにしてまで描いています。

グロいのが苦手な方はご注意を。

点数は、ゴメン、コレは最低点を付けます。
だって、視聴後の印象が最悪ですからね。

  <評価/★ −星5ツが最高の評価です。− >


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   (51) 『祝福のカンパネラ/2010年7月放送開始/2012年4月16日視聴終了/1クール全12話+OVA1話』

評価が難しい作品ですね。

特徴がない主人公が最大のマイナス要素でした。

いるのかいないのか全然分からないくらい存在感がなかったですから。

しかし、最低評価の星1コじゃないのは、ラストにキッチリ盛り上げてくれて
最終回の視聴後の印象はとても爽やかで気持ちよく視聴を終えられたから。

あと、評価がマイナスの材料として、無意味にセクシーシーンがある事です。

元はPC版の成人向けゲーム故にサービスとして当然あるべきなのですが、
話の流れを止めていたので、個人的には必要なかったと思います。

最後に、OVAをレンタルで視聴しましたが、コレは全然観なくてOKです。

あくまで番外のパロディなんで、全く本編に絡んできませんから。

  <評価/★★ −星5ツが最高の評価です。− >


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   (52) 『ギルティクラウン/2011年10月放送開始/2012年4月21日視聴終了/2クール全22話』

ココ1年ほどで1番面白い作品だったと思います。

僕的には「まどか☆マギカ」より評価は高いと思いました。

1クールでなく2クール使って、濃くて深い話が見られたし。

でも、星が5ツでない理由は、不快な描写があったから。

1番酷いと感じたのは、元生徒会長があまり意味なく身体を売るシーンかなー。
あそこは絶対にサービスシーンですよね?
でも、僕の評価は悪いです。

他には、キャラクターの言動が一致しない事です。

設定とか生い立ちを全て理解していたら分かるかなという位なのに
コレまで仲良くしていたのが、イキナリ殺しに来るとか
全く前振りナシに突然だから、視聴していてポカーンとなる事も多かったです。



ラストは、エヴァンゲリオンとか、エウレカセブンに似ているように思いました。

完全に救いようのないラストではありませんでしたが、視聴後の気持ちはスッキリしないという。

まあ、見終わって単純にヨカッタヨカッタで終わらないと決めたような作品ではあるのですが。

作画は最高でした。
激しいアクションシーンもデッサンが狂って作画が崩壊するような事も一切ナシ!
安心して視聴できます。

まあイロイロと悪く書きましたが、対象年齢層が高いのは確実だし、
作品のアチコチで賛否両論呼ぶと思いますが、大作だと思います。

  <評価/★★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


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