アニメ感想記

(06)2011年度


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   (01) 『FORTUNE ARTERIAL 赤い約束/2011年1月20日視聴終了/1クール』

最後がダメだった。
結末をハッキリ描くべきだった。

よく分からないけど良い感じになって話が終わるのはあり得ない。
敢えて深読みしたら最終的にはゲームしろって事かな?

その意味で孝平が瑛里華の眷属となるというのが一番ありそうな話だったと思う。
ゲームとしては、バッドエンドだろうケド・・・。

僕はPC版を持っていますが、
このアニメを最後まで視聴した事でかなりの部分のネタバレを知ってしまった。
そこは少し後悔してるかな(苦笑)。

   <評価/★★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


   (02) 『バクマン。/2011年4月17日視聴終了/2クール』

かなり原作マンガを読み込んでいるため、相当気持ちが入り込んで視聴してました。

動きと音のない原作マンガとアニメでは、
実際にマンガを読んで思っていたのと感情表現がアニメとは違う事が多々あり、
それはとても新鮮な気持ちでした。

絵はもちろんヨカッタと思いますし、アニメ内マンガの表現もとても丁寧に描かれていたと思います。

終盤かなり最後の方に、邪推すれば間が持たなかったのかもしれませんが、随所に追加エピソードがあって、
それもとても上手いために却ってこのアニメの評価を上げたと感じました。

あとこの最終回の前に秋口から第二期が始まる事が分かっていたために、
特に終わる事への感慨は全くないですね。

おそらく、もう一回この一期を同じ時間帯で放送してから二期をまた同じ時間帯で放送するのでしょうが、
そんな回りくどい事をせずに普通に1年くらい使って通して放送して欲しかった。

でも、最初の2回ほど録画を忘れていて視聴を忘れていただけに、再放送の配慮はありがたかったりw。

   <評価/★★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


    (03) 『ぬらりひょんの孫/2011年4月17日視聴終了/2クール』

最初は面白かったんですケドね。

途中から面白くなくなってしまった。

その理由は、奴良組の次の頭であるリクオの判断が
問題を先送りするだけのありきたりなモノで興ざめしてしまったから。

この作品も7月から二期の放送が始まりますが、視聴するかどうかは思案中です。

   <評価/★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


    (04) 『魔法少女まどか☆マギカ/2011年6月8日視聴終了/1クール』

ネットやリアル生活を問わずに周囲で話題になっていたアニメ。

大震災が起こり、内容の悲惨さから後半の放映が延期されたアニメ。

「エヴァンゲリオンに似ている」という感想を聞いて「確かにそうだ」と思える部分があった。

内容どうこうより、アニメ内で明確な終わりを描かなかった点がそう。

個人的にはある程度ホッとした終わり方だったと思うが、もっとカタルシス満載でもヨカッタと思う僕もいる。

話題になったのは、アニメだからと省略するのではなく、敢えて人の醜い感情をキッチリ描いたからだと思う。

さやかが好きな人のために願いを使い、最終的に魔女になって死んでしまう事。

もっと言うと、かなりの重要人物であるマミさんがアッサリ死んでしまう戦いの残酷さとか。

そうそう、この作品を見るまでキュゥべえが殴られたり切り刻まれたりする同人誌が、たくさん出てくるのが不思議だった。

あんなウサギみたいな可愛いヤツをなぜ、みたいな。

アニメを観てキッチリ理解しましたw。

ああいう言動してたら、そら殴りたくも斬りたくもなるわwww。

   <評価/★★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


    (05) 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない/2011年6月8日視聴終了/1クール』

レベルは高い作品だったと思います。

特にオープニングとエンディングの歌が違ったりとか、挿絵がその回の話に合っていたりとか。

この作品の面白さの肝は、いかにもオタクっぽいお兄さん・京介が普通の人で、
ギャルっぽい妹・桐乃がガチでオタクというギャップにあるんだろうな。

その上、妹・桐乃が兄を毛嫌いしている割に、妹モノのエロゲーが好きという矛盾してる部分もw。

個人的には、色々クセがあるというか、欠点があるキャラクターが多かったですが、
そこに現実感を高める良い要素があったと思います。

あと、ネット配信で何話かあるみたいですが、僕は観ないかな?

僕は原作小説を読む方で行こうかと思っています。

もし、ネット配信を視聴したらしたで、また感想を書き加えたりしますね。

最後に地味子という言葉が僕にクリティカルヒットでしたwww。

   <評価/★★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


    (06) 『みなみけ/2011年8月8日視聴終了/1クール』

いま最終回を視聴し終えましたが、感想らしい感想はあまりないです(汗)。

この作品は南家三姉妹を中心とした日常を描くモノなので、あまり話に山や谷がありませんですから。

この作品はアニメ作品から知ったのですが、アニメを視聴していた時は前述の理由から絵はキレイだけど、
あまりハマらなかったんですよね。

それが原作漫画本を読んだら一気にハマっちゃって・・・(苦笑)。

今、この感想を書いている時点でのみなみけ歴(?)は以下の通り・・・。

  1. 「みなみけ」第一期アニメ適当に視聴。見のがした話があるかも。
  2. 「みなみけ」原作コミックス購読。
  3. 「みなみけおかえり」視聴。
  4. DVDで「みなみけ」第一期を視聴した。(←今ココ)

で、僕はカナと藤岡の関係が一番好きです。

でも今期のアニメに入っているセリフで一番好きなのは、
千秋が冬馬に会った時の「女の年を詮索するな!」「(同学年だから)年は知ってンだよ!!!」ですねw。

こういうホントにホントにホントーに小さな小技のスパイスが利いている作品です。

評価の★は4つですがハマる人はハマるし、合わない人は徹底的にダメだと思う。

モロに好みがハッキリする作品ですね。

   <評価/★★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


    (07) 『テイルズオブジアビス/2011年8月31日視聴終了/2クール』

ゲーム原作のアニメ作品です。

この作品全体から思う事は「ゲームもココまで来たんだなー」という事です。

単純に「ゲームだからこんなモン」と諦めさせずに考えさせる要素がとても多い。

世界に預言があって、必ず実行されるゆえにそれを盲信する人々。
本物とクローン、彼らがお互いに、そして周囲の人たちの葛藤や苦悩。

僕は原作ゲームを知っているためそれを確認するために楽しみましたが、
知らないならそれで単純に普通にアニメを視聴して楽しめばいいと思います。

視聴していて途中まで詰め込みすぎの印象が強く、
ゲームで発生するイベントを忠実にこなすがために騒々しくて今ひとつな印象が強かったですが、
後半数話くらいから研ぎ澄まされたセリフが増え、いい印象に変わっていきました。

後半は僕自身ゲームをクリアしていないために、逆に変な予備知識がないから楽しめたのかもしれません。

原作に沿ったパーティバトルや超必殺技など、ファンサービスもバッチリでした。

で、アビスをプレイした人では課題となるエンディング!

ゲームはクリアしていませんが、公式コミックスやネットを通じて、物語の最後は多少なりとも知っています。

公式コミックスを読み終えた時も、そして今回アニメの視聴を終えた時も、
「絶対にゲームをクリアしなければ!」と強く思いました。

それくらいエンディングがサイコーなんだよね!

エンディングでは戻ってきたルークがレプリカルークなのか本物なのかが話題になってましたが、
今、アニメの最後を観て確信しました。

ルークでもアッシュでもないです。

彼ら二人の記憶と肉体が融合した新しいルークなんだと。

評価は久々に星5ツを付けましたが、多分にファンの欲目ですw。

   <評価/★★★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


    (08) 『のだめカンタービレ フィナーレ/2011年9月4日視聴終了/1クール全11話』

1年少しだった思うが、3期に渡って放送されたのだめも、原作通りに内容を消化して3期目で見事終了した。

今回珍しかったのは、原作マンガ以上にアニメに感動した事。

僕自身にクラシック音楽の素養がないため、
実際に演奏されている音楽がどう正当なモノと違うかは分かりませんでしたが、
「こういう曲を弾いているんだ」という参考程度には分かりました。

マンガを読んでいてとにかく違和感を感じていたのは、のだめより千秋の方が変人だと思った事。

音楽家としては素晴らしいのだケド、人としては少し冷たいようにいつも感じていた。

それは、千秋みたいにできる人には、できない人の気持ちが分からないのかもしれないんだろうね。

それでも最後、千秋は自分の気持ちと正直に向かい合って、のだめに寄り添った最高のラストだったと思う。

最後の最後、千秋のナレーションにそって各キャラのその後が流れていたんだけど、
アレは泣けてきてしょうがありませんでした。

この作品は「(音楽の才能)を持つ者と持たざる者の物語」です。

ただ、ヒロインが、その才能を発揮して人と争って上に行く事が極端に嫌いな心が優しい子でした。
だから、トントン拍子に進みそうなんだけど、アチコチ回り道してました。

そして、最後に今後の自分の道を見つけ、千秋も自分なりに考えるようになりました。

この物語は、ココで終了で正解だと思います。

評価は5ですが、コレは完全にファンの欲目・・・
というか、アニメ作品って原作以上の感動ってまずないんだけど、この作品は珍しい例になりましたね。

   <評価/★★★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


    (09) 『はなまる幼稚園/2011年9月10日視聴終了/1クール全12話』

原作コミックスを僕が購読していて、その流れでこの作品を視聴しています。

幼稚園を舞台にした幼稚園児と先生の日常なので、あまり激しいイベントがない作品です。

僕のこの作品の感想をブログで大して盛り上がりがないと何度も書いていたんですが、
普通の日常を描くのがこの作品の特徴なので、それはそれで正しかったんですよね。

そこが特徴だから、フツーに放送してフツーに最終回で終わると思ったら、意外に大きな山場が来てドキドキしました!

最終回の1回手前の11話あたりで土田先生(つっちー)が山本先生に告白する風になってきて、
最終回は盛り上がるかと思ったのですが意外に盛り上がりませんでした。

最終回の最後に幼稚園児の杏(あんず)が励まして、ついにつっちーが山本先生に告白するんですが、
山本先生がいつも通りの天然ボケでスルーしたりとか、らしい最後だったと思いますw。

というワケで、全話視聴したわけですが、アニメは原作の繊細な絵に負けない丁寧な作画でした。

原作自体はまだ続いているので、第2期あるかなw???

そして久しぶりにガイナックス制作のアニメ作品を見たように思います。

もう老舗の部類のスタジオになるかと思いますが、もっと活発にアニメ作品を創ってほしいですね。

エヴァンゲリヲン自体は好きですが、それに頼りっきりという姿ばかりは見ていて面白くないですし・・・。

他にはエンディングテーマは毎回違ったりとか、この作品は「ひたすら丁寧」がキーワードになっています!

点数は盛り上がりが少ないという事で、3ツと厳しめに付けています。

   <評価/★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


    (10) 『かんなぎ/2011年10月2日視聴終了/1クール全14話』

僕は全く原作コミックスを知らないのですが、

このアニメ作品が放送された時点で原作は完結してなかったと記憶しています。


面白さとしては今ひとつ・・・でした。

まず面白くなかったのは、テーマが萌えアニメにふさわしくなかった事ですね。

シリアスに行くのか、それともギャグに徹するのか決めきってなくて、どちらでもなかったです。

ラスト3話でクライマックスが来て、多少なりともナギに神を感じたのはヨカッタです。


僕はブログに視聴した番組の感想を書いていますが、この作品の評価はものすごく難しかったです。

1話分の30分視聴し終わっても、感想が心の中で何が何だかよく分からなくて

何を書いて良いかよく分からない事が多かったです。


評価して良いのは、微妙な心理描写が上手く描けていた事かな?

そこら辺は、原作を女性が描いているからですね。

この部分は、男性がやると結局は単純な男にとって都合のいいキャラクターなだけになってしまいますからね。


一応萌えアニメとしては、暗かったラスト3話のあとに、おちゃらけた番外編で締めた事で、何とか形作ってます。

このアニメ作品を今の僕の状態だと、再度観たいとは思いませんが、

「評価を固めるために一度完結した(ですよね?)原作を読んだ方がいいのかな」とも思ったり。

   <評価/★★ −星5ツが最高の評価です。− >


    (11) 『テガミバチ REVERSE/2011年11月22日視聴終了/2クール全25話』

一度録画したデータが飛んでしまったため、全話通しての視聴にタイムラグがあります。

マンガの内容自体多少忘れてしまっていたので、このアニメを観る事で思い出せてますw。

さて、この第2期の最後の方、鎧虫カベルネとの対決辺りで原作マンガに追いついてしまったために、
クライマックスから最後にかけて内容が原作とアニメで異なっています。

この2期の視聴を終えるまで、第3期がそのうちあるのかなと漠然と思っていましたが、
アニメの視聴を終えてないと確信できました。

2期でキレイに話にまとまりを付けて終えているし、
何より原作マンガの内容が陰鬱でアニメとして放送するのにふさわしいとは思えないから。

アニメとしては、特に文句はないです。

浅田弘幸先生の背景などはキレイな色で描いているし、
鎧虫は少しCGで無機的ですが、迫力ある動きでラグたちに向かってくるし。

1期と2期の放送にそれほど時間が空かなかった事から、特に声優の変更もなかったし、
特に不満が出るポイントはないです。

不満があるとしたら、それは物語についてで、
アニメでは生き残ったゴーシュは死なないとイケナイと思う。

そして、彼は彼の正義を持ったラグとは違う価値観を持って生き、
わかり合えるとしたらそれは最後死ぬときであるべきだと、僕は考えてしまいました。

実際にどうなるかは、原作マンガでいずれ浅田先生が描いてくれるので
楽しみにそれを待とうと思います。

個人的には1話完結の読み終えたあとシンミリする気持ちの作品であって欲しいけど、
原作マンガで今まさに描かれているこの特異な世界生成の秘密も知りたいし、
中々希望通りには行かないモノですよね。

アニメも終わって、あとはマンガを集中して読もうと思います。

   <評価/★★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


    (12) 『ダンタリアンの書架/2011年11月28日視聴終了/1クール全14話』

コレ、絶対に第2部というか第2期あるよね???

キャラクターが終盤増えてきた割にまだ全然伏線を回収してないし、尼で確認したケド、まだ原作も続いているみたいだし。
最初から半年とか一年キチンと時間を取って放送すべき作品だと思うので残念です。

最後に「おわり」って出ていたケド「全然終わりやないやん!」と僕自身は少し白けてしまったし。

僕がこの作品で気に入ったのは、都合のいいキャラクターばかりではないコトです。
そして、ペアを組んでいるケド仲が良くないのも最近のアニメ作品では新鮮でした。

個人的に、ハガレンの系統に入る作品・・・、ファンタジー要素があるからハガレンに灼眼のシャナも入っているかなと
視聴を終えて感じました。

実はこの作品はトルネの録画データが吹っ飛んだ時にまだ1話しか録画してなかったので、
1話だけレンタルビデオで視聴してあとは録画したのを観て完全に視聴しようって思った作品なんですよね(苦笑)。
あまり期待してなかったという意味で、面白く感じたのは意外な成果でした。

   <評価/★★ −星5ツが最高の評価です。− >


    (13) 『猫神やおよろず/2011年12月1日視聴終了/1クール全12話』

原作マンガも全く読んでいない状態で視聴を開始。

最初の想像とは違う単純なギャグマンガに驚きました。

僕の想像していたのは、神様が出てきてそのゲストの神様の逸話・神話に沿った内容で
何かしら事件が起こり、それを解決していくような作品でした。

まあ、萌えアニメの範疇にはいるから、激しいバトルはないと思ってたケド。

萌えアニメだろうとは思っていたのですが、ホントに単純な萌え的な話が展開されるだけで、
視聴しても面白くないし、意味もないなと感じる話が前半は続きました。

その意味で、視聴をやめようかとも考えたのですが、
絵は丁寧でキレイだし、耐えられないほど話も悪くもないため、結局最後まで視聴しました。

僕の想像に近くなってきたのは、後半に入ってから。

その意味で視聴をやめなくてヨカッタと今ではホッとしています。

第2期は、この作品に関してはなくてもいいかなと思います。

原作でどういう話が進行しているか全く知りませんが、
題材を神様から持ってきているのであれば、最後は少しシリアスすぎて
視聴していてつまらないと感じる事が予想できるからです。

もっとも、原作が完結してから一気に大人買いしてコミックスを集めて
読み倒すのもいいですねw。

   <評価/★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


    (14) 『狼と香辛料/2011年12月1日視聴終了/1クール全13話』

この作品は放送時に録画したモノを確か2話くらいで視聴を中止しています。

その後、アキバ系BLOGで原作小説が完結した事を知り、
その記事内で大変褒めていたので、今もう一度アニメを視聴しようかと思い、
今回、レンタルビデオで最初から最後まで通して視聴し感想を書いています。

その理由は「起伏がなく面白く感じなかったから」ですが、
視聴を終えた今の感想は「大変おもしろかった」です。

この作品の面白さのキモは、人間を包み隠さず描いているコトです。

人は楽しい時や面白い時は笑います。
でも、生きていてそんな場面ばかりでなく、当然苦しい時もあります。

その時に出る醜さも、この作品はキッチリ描いています。

剣狼ホロの機転で、主人公・ロレンスは笑う側でしたが、
人でないホロがフォローしきれずに、ロレンスが落ちぶれてしまう場面が終盤出てきます。

敢えて厳しく言いますが、その時に見せたロレンスの醜悪な姿に「おもしろい」と感じました。

ザマーミロ的な蔑む気持ちでなく、ロレンスに人間の真の姿を見て「この作品はいい」と感じたのです。

当時の僕がこの作品の良さを分からなかったのは、
「仕事で大して苦労をしていない世間知らずだったから、面白く感じなかったのだ」と今なら分かります。

この作品のテーマは、『絆・信頼』。

人として商人として、最後は少しだけ気持ちが明るくなる終わり方が続き、
最後に一番大きいのがきました。

視聴してヨカッタと思います。

そして、最後の最後、感動してシンミリして視聴を終えました。

いい作品でした。

アニメ作品としては、この1期と2期があり、原作小説として17冊あったハズです。
2期は近いウチに、原作小説はいずれ買い集めて読もうと思います。

こう考えている作品はもう1作あって、それは『とらドラ』だったりしますw。

   <評価/★★★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


    (15) 『神様ドォルズ/2011年12月12日視聴終了/1クール全13話』

原作を読んで火がついて、ドキドキわくわくと期待しながら視聴しました。

といっても、タイムリーに視聴は出来ませんでした。
なぜなら、操作ミスでトルネのデータが吹っ飛んでしまったから(苦笑)。

そこでレンタルDVDが出るのを待って録画をミスした分を視聴してから
残りのトルネを録画したモノを視聴しました。

原作の消化は相当早かったと思うし、最終回が最終回ではないグダグダだったのは確かです。

原作の消化が早かったのは、迫力ある戦闘シーンを描くためだと感じましたし、
その戦闘シーンが多い作品だから当然だと感じています。

そして、僕は戦闘シーンを高く評価しています。

だから消化の早さは、特にマイナス要素ではないです。

最終回がグダグダと書きましたが、
おそらく原作終了が見えた頃に第2期をやるのではないかと考えています。

最終回のラストに、それっぽい描写がありましたから・・・。

それとも、最近はやりの「続きは映画館で!」というタイプですかね(苦笑)???

そして、声優の人選、演技、作画などなど、最近珍しいくらい不満がない作品でした。

原作自体が先が読みづらい意外性のあるストーリーを描くだけに楽しみです!

声優といえば、驚いたのは、空張久羽子役が沢城みゆきさんであった事かなあ?

この方、本当に異常なくらい芸の幅が広い声優さんですね。

どの作品で見ても、一発で分かる声優さんが多いのですが、
(逆に言えば、それが持ち味であり売りでもあるのですが。)
パッと初見で声を聞いて、この人だと分かる作品が本当に少ないのですよ。

もっとも、僕に音感とかがないのが一番の原因でしょうが、沢城さんは本当にスゴイ!

   <評価/★★★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


    (16) 『君に届け 2ND SEASON/2011年12月13日視聴終了/1クール全13話』

この第二期は不思議な作品でした。

結果がすべて分かっている状態で、どう最後までもっていくのか少しドキドキしながら視聴しました。

10話までテレビで録画したモノを視聴して、その後、トルネの録画ビデオが飛んでしまい、レンタルDVDで観ました。

そして、第二期は放送当時の原作に追いついたコトで完結、終了。

原作が少女マンガという事もあって、とにかく微妙な心理描写が上手かったです。

そして、主要登場キャラに完全な悪人がいない事が救いでした。

前作で最大の悪役キャラだった胡桃沢も、今回はいいセリフ連発だったし、
風早を妨害する雰囲気だった三浦もそれほどでもなかった。

しかし、実際にあり得ないくらい爽やかすぎる話で観ていてこっ恥ずかしかったです。
何度か録画再生のボタンを止めたりもしたしw。

   <評価/★★★★ −星5ツが最高の評価です。− >


    (16) 『江 〜姫たちの戦国〜/2011年12月13日視聴終了/約1年全46話』

1年ほど視聴して面白かったかどうかと問われれば、正直微妙です。

その理由として、キャラクターの性格付けがハッキリしなかったからです。

そのために、違和感を感じて面白くない回も結構ありました。

一番違和感を感じたのは、徳川秀忠です。

登場当初は、才気あふれる策士っぽい部分がありました。

が、途中で単なる気の弱い小心者だったり、
かと思えば、また最初の頃に戻ったり。

このキャラの言動は一体何なんだと強く違和感を感じての視聴が続きました。

救いだったのは、江のキャラクターがぶれなかった事。

この主役がおかしかったら、僕は何年も視聴を続けてきましたが、
視聴をやめていたかと思います。

ただ、全体的な感想を言えば、地味な作品だったと思います。

評価は少し低めにしています。

   <評価/★★ −星5ツが最高の評価です。− >