爺の覚え書き

08/11 ふらつきはまあまあ
昨日今日とよく蒸せます、梅雨末期のよう。猛暑ではないものの肌はべとべと、気分はすぐれません。今年はカーッとした照る夏日は少なく、気温ばかり高い変則な夏です。その割に雨は降らず渇水騒ぎ、降れば降ったで溺れるほどの大雨で災害。天候に負けていては夏バテ必至。なに夏はぼちぼちと去っていきます。精神力で頑張りましょ。
このひと月、あれほど酷かったふらつきが少し落ち着いています。体を動かす刹那せつなに浮遊性のふらつきがしつこく起きました。医師の診断が必要かと迷いましたが、他に併発している病変もないため、様子見を決め込んでいました。ふらつき自体は依然として起きますが、不安に襲われることも実害もありません。
今年になって家事用件にしろ運動・遊びにしろ一日の体の動きがずいぶん減っていると思います。一日の大半をテレビを観る、新聞を読む、身の回りの整理と動きがないからです。だから今度動き始める時、急に長いこと休んでいた体を動かすため、脳・神経など指令系統が追い付かないのではないか、それが現時点でやっと動きも神経も慣れてきて、体全体で体の動きにスムーズに対応するようになったのでは、と考えています。見方を変えれば老化が進んだのです(老化に抗することは現時点では不可)。
つまり老化現象も体自体が対応して、不都合を緩和するようにプチ正常に戻してくれます。その働きにうまく合わせるといいのですね。しぶとく、ね。(20:51)
08/10 待ったなしの温暖化対策
列島に沿って前線が横たわり、日によって北や南で線状降水帯が発生して災害級の大雨。皆さん大丈夫ですか。お蔭で猛暑は一服、30℃を切れてやれやれです。
湿気がえらいのでクーラーを入れていますが、設定の28℃でほとんど稼働せず。目覚めていればこの28℃あたりが快適です。でも夜に布団で寝ていると、夜中に暑くて目覚めます。それで26℃に設定して寝ると、今度は寒くて目覚めます。足や腕など肌は冷たくなっています。冷風が当たらないようにしても部屋の空気が冷えるのかやはり起きます。28℃と26℃の2℃の差、これが夏の快適気温にながら、どちらの温度でも目覚める、とは。どう理解したらいいのやら。
人体の体温の問題が絡むのかも。人間の体温は自律神経の働きで36.5℃前後で安定しています。でも体表や体表に近い筋肉や皮膚は外気の温度の影響を受けて、冷えたり熱くなったりします。暑いと熱中症になったり、寒くてガタガタ震えたり。つまり暑くても寒くても体温を維持しようとして、外気と逆の方向に自律神経が働きます。自律神経で補正できないと、目を覚まさせて警鐘を鳴らします。人間はわずかな気温範囲でしか生きられない生物です。異常気象で寒暖が乱れ、人間の生物としての許容範囲を越えれば全滅です。自然は人間だからと言って容赦してくれません。特に近年の異常な温暖化は、人類が生き残るためのギリギリのところにきていると学者は警鐘を鳴らしています。40℃を超える気温はその最たる現象だと言います。少なくとも化石燃料を使わないよう、世界中で知恵を出し即実行すべきです。
身の回りの小さな生物たちが次々に姿を消しています。雀を見ましたか、トンボが飛んでいました?。少し気をつけて気づいてください。次は人間です、戦慄します。(22:26)
08/08 思いやり
外国人が日本人の良さとして挙げるのは、他人への思いやり・気遣いだと言います。人に対する優しさです。でも日本の社会の国際化や外国人の流入で変わってきていませんか。60歳代と40・50歳代で断層があるように感じます。
歩道や道路の右側を歩いていてよく自転車に追い越されます。音なく気配なく突然現れてすれすれを通ります。歩いている方はびっくりします。夏は日よけ傘を差しているので余計驚きます。
昔はこんな場面では、自転車は後ろから「すいません」「ごめんなさい」と声をかけて追い越して行ったものです。あるいはベルをチリンと(このためにリンリンベルが付いている)。前を歩く歩行者に配慮して通ったものです。追い越される方も「どうぞ」とか「ありがとう」と返しました。外国人が感心する美風は残したいものです。50歳代以下の若者たち、心に余裕がありませんか。(22:26)
08/07 ヌカカ
立秋だと言うのに32℃の真夏日、堪りません。大丈夫ですか。
ヌカカを知っていますか。「糠+蚊」です。体長 1-1.5mm の糠のように小さな蚊ですが、これがなかなか刺されると痒い。血を吸うのは蚊と同じくメスだけ。夕方庭に出ると必ず3か所以上刺されます。でも姿を見たことがなく(蝿のようだとか)、刺されているときも分かりません。忍者のような蚊です。しかもジェット気流に乗ってユーラシア大陸からやって来ると言います。イエ蚊ややぶ蚊などを見かけなくなり代わって厄介なヤツが、です。2020年に米子市や鹿児島県で発見されて以来ほぼ全国に広がったようです。今のところ蚊取り線香や殺虫剤はよく効きますが、網戸を抜けるとか。虫除けスプレーが推奨されています。
環境に合わせ地球規模での大発生、現代的な害虫です。虫にとって生息環境である網戸を抜ける虫は現れるだろうと予想してはいましたが、実際現われると困った以上に自然の仕組みに感動します。今のところ病原菌の媒介はないようですが、もちろん時間の問題。マラリアや日本脳炎以上に・・。部屋へ戻り今日は刺されなかったと安堵すると、「ウェ痒い」となります。しかも集団で襲われているようで5カ所くらい赤い点状の腫(は)れが。ブヨ(ブト)やアブなど、それに蜂。暑い夏は害虫だらけ、気をつけてくださいね。(14:42)
寝る前に空の明るいのに気づき、ひょっと見上げると中天に満月(旧暦6月15日)が煌々と照っています。「あー、もうこんな季節なのだ」と秋の近いのを感じました。酷暑は続いても先は近い。油断せずに頑張りましょ(22:26)
08/05 去りゆく夏
ひと月以上の30℃超え、お変わりありませんか。クーラーを28℃に設定して、ほとんど入れっ放しです。外出せず、ほとんど動かないので、体力が衰えていく不安がヒシヒシ。で、昨日は一念発起、掃除機で部屋掃除。びっしょりの汗と引き換えに、少し体が楽になりました。夕方水やりしていたらまたまたセミ(蝉)の抜け殻を発見。これでほぼ20匹。例年7匹くらいですから、圧倒的新記録です。妻はセミがよく鳴いていると言います。異常発生の年なんですね。セミは飛び立てば短い命、道端にセミの死骸も見かけます。集まった抜け殻はまとめて庭の槇の木の元に埋めてやりました。セミ塚です。
今頃になって風鈴を思い出し、ガラス製と鉄製を2部屋の窓に釣りました。風鈴もいい音がして、耳も夏になったと言います。風鈴も蝉も爺には全然聞こえず寂しい夏です。立秋は7日、もう明後日(あさって)です。お盆までもうひと踏ん張り。時は過ぎていきます。(10:37)
08/02 白内障かも
津気象台公表、昨日08/01の最高気温 38.4℃ でした。今夏最高です。桑名市が40.4℃のタイ記録とか。経験のないような暑い夏です。
眼の調子が悪いと言っていましたが、どうも白内障ではないかと思うようになってきました。症状はまずボケることです。そのためピントを合わせる機能に問題があると思っていました。70代では遠景だけがボケていましたが、やがて中景がボケるようになり、80代の最近では2mの近景からボケます。さらに波が激しくて調子が悪いとボケ具合が酷くて、読み物は判読不能、立ち居振る舞いにも支障が出ます。さらに目ヤニが出るようになりました。眼科での検査結果は、白内障は年齢相当、他に治療すべき検査結果はないでした。白内障は治療の方法・薬がなく、水晶体を入れ替える外科手術しかありません。その段階でもないということで、楽観していましたが進んでいるのかも。
水晶体の濁りは、特に病的なものでない限り老化現象です。だから治療できないし、あえて原因としては生活習慣病だとされます。中でも紫外線の害を言います。でも紫外線を封じる生活はできませんから難儀です。しかも害を言われだしたのは最近ですから取り返しがつきません。こうした条件の悪い中での闘病になります。取りあえずは紫外線を意識した生活をするしかありません。紫外線の強い時間帯の外出の自粛、サングラス・帽子の使用、眼に良いとされる食事、寝不足を避ける、などなどですね。難儀を強いられます。
歌手の上条恒彦さんが亡くなったそうです。冥福を祈ります。85歳で、私と同じ歳です。死因は老衰とされています。老衰の語にはいささかショック。白内障どころではないです。生活習慣の見直しは必至です。(15:43)
08/01 峠を越えたか
8月になりました。東海上には台風9号もあって、真夏型天気図が崩れました。今夏は峠を越したようです。でも気を緩めるとドッと疲れが出て夏バテになります。やはり先人の知恵のとおり彼岸過ぎまでは油断禁物です。休養睡眠、栄養、ストレッチです。今朝水やりしていたらハグロトンボが、元気よく飛び回っていました。
今日は歯の定期診療日です。保険証が「後期高齢者医療資格確認書」に変わります。政府はマイナーカードに併合しようとして試行錯誤が続きます。マイナンバーカードに保険証も入れた人の中には、解約する人がいるとのことで見合わせています。未だに普及率30%とか。特に高齢者は敬遠しています。「治療を受けられるなら従来通りでいい」です。(11:34)
今日は峠どころか今夏の最高気温だったかも。テレビ気象情報によると38℃、自宅の冷房なしの部屋36℃です。桑名市は40℃を越えたとか。気象予報によると6日まで猛暑日が続き、7日以降になると33℃ほどになるとか。今日のようなガマンを後一週間ですか、メゲますね。歯科は何とか無事行ってきました。(18:15)(08/02 15:51)
07/31 寒い話
室温27℃にしてクーラーを切って寝(ね)に就(つ)きます。すると夜でも30℃を下がらない気温のため、大体29℃の暑さに戻ったところで目覚めます。爺の場合何度やっても同じような結果です。26℃以下だと夏布団が要ります。つまり快適温の差は2℃です。
北極南極やエベレストなどの氷が融ける異常気象(高温)が日常生活に直結してくると、電気や機械の力を借らないで、許容範囲の狭い人間の対応力だけでは生きれないことを意味します。まず高齢者や子供、病弱者が生きていけません。仮に電気が停電になれば、35℃を超える猛暑日にどうしますか。取り合えずは自動車に飛び込んでもガソリンのある間のみ。風呂に水を溜めて浸かりますか。水温は徐々に上がって体温37℃に。海水温も30℃を越えているそうで、海水温の変化には手が出ません。人間が体温40℃に進化対応するには何万年と要します。
それでも無邪気に自動車を作り続けますか。命がけで地球資源の消耗戦の戦争を続けますか。いい加減目覚めて20世紀的な世界を変えなければ人類自滅です。(14:17)
宮津徳也 https://www.mctv.ne.jp/~kawai/