幸福駅

帯広・広尾自動車道の幸福インターから南西に500mほどの場所に幸福駅がある。1929年に旧国鉄広尾線の駅として開業した。開拓当時この地は幸震(さつない)と呼ばれていたが、この地には福井からの移住者が多い事から幸福という地名となり、駅名も幸福駅となった。長い間、ローカル線のほとんど知られる事のない無人駅に過ぎなかったが、1973年にNHKの紀行番組で取り上げられ、北へ2つ目の愛国駅と共に「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズで大ブームとなった。JR発足直前に広尾線は廃線となったが廃線後も駅は観光地として残り、木造駅舎や板張りのプラットフォームは当時のまま残り駅舎の中には壁一面に観光客の名刺が貼られている。ホームには客車が2両並び、今にも走り出しそうな状態で展示されている。ホームの向かいは幸福交通公園となっており、シーズンには花畑が見られる。旧愛国駅に比べると観光地化されており、土産物屋の他、純愛の聖地としてウエディング体験イベント「幸福駅ハッピーセレモニー」が開催されている。木造の駅舎は開業当時のままだったが老朽化により2013年に改築されたが駅舎の雰囲気は以前のまま変わらない。

幸福駅データ
展望 :★★★☆☆
資料性:-
観光客:★★★★☆
お勧め:★★★☆☆
期間:通年
お勧め:昼間
費用:無料
施設:トイレ、駅舎
電話:-
郵便:089-1246
住所:帯広市幸福町東1線
北緯:42.7453
____:42°44'42"98
東経:143.1618
____:143°09'42"56
マップコード:396874116*33
MGコード:100-1332
マップル地図:20E-3
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