SL広場
新得町の北の端、JR新得駅から北に1kmの場所にある小さな公園がSL広場だ。この公園には小さな駐車場とﾄｲﾚの他に、その名前の由来となった蒸気機関車D51が展示されている。公園自体はSLが展示されているだけの小さなものだが、このSL広場からは旧国鉄狩勝線跡を整備した散策路「狩勝ﾎﾟｯﾎﾟの道」という全長10kmの遊歩道が続いている。この狩勝線は旭川から釧路までを結ぶ主要幹線として1907年に建設されたが、急勾配の緩和の為に1966年に新線に掛け替えられた。この廃線となった狩勝線のうち新得~新内間は狩勝実験線として脱線実験や車両火災実験、振り子車両と台車の研究と開発などに利用され1979年に実験線としての役目を終えた。その後、狩勝線は遊歩道として整備され、煉瓦積みのｶﾞｰﾀﾞ橋新内第3号橋梁や海道最大のﾚﾝｶﾞｱｰﾁ橋である新内第2号橋梁、ﾏﾘﾓ号脱線事故の現場となった新内第1号橋梁がある。終点の旧新内駅のﾎｰﾑにはSLや東海道線で活躍していたﾌﾞﾙｰﾄﾚｲﾝが3両展示されており、ﾌﾞﾙｰﾄﾚｲﾝ内部は旧狩勝線ｲﾝﾌｫﾒｰｼｮﾝｾﾝﾀｰとして使用されている。遊歩道は自転車も通行可能になっているが、舗装されておらず、草の生い茂ったﾀﾞｰﾄになっているので、あまり自転車はお勧めしない。廃線跡をたどる徒歩の旅はいかがだろうか。
SL広場ﾃﾞｰﾀ
展望 :★★☆☆☆
資料性:-
観光客:★★☆☆☆
お勧め:★★☆☆☆
期間:通年
お勧め:昼間
費用:無料
施設:SL、ﾄｲﾚあり
電話:-
郵便:081-0038
住所:上川郡新得町新得基線157
北緯:43.0911
____:43°05'27"87
東経:142.8319
____:142°49'54"95
ﾏｯﾌﾟｺｰﾄﾞ:608625548*44
MGｺｰﾄﾞ:-
ﾏｯﾌﾟﾙ地図:25J-3
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