三の沢橋梁

ぬかびら温泉街の北2km、国道273号線の糠平湖側に大きな三の沢駐車場がある。この駐車場の南東側にある三の沢にかかるコンクリート製のアーチ橋が三の沢橋梁だ。1939年に建設された旧国鉄士幌線は元々は糠平湖の東岸を走っていたが、ぬかびらダムの建設に伴い線路が水没する事になった為、1955年に士幌線は糠平湖の西岸に掛け替えられた。その際、三の沢を渡る橋梁として1955年に三の沢橋梁が建設された。この三の沢橋梁は10m、15m、10mの3連アーチ橋で、極寒地でも耐える新しいコンクリートを使った事もあり、比較的劣化は少ない。三の沢橋梁はかつて国道273号線から眺めるだけだったが、2005年に北海道自然歩道の糠平湖を巡る道として整備され、現在では橋梁はコンクリートで固められて橋の上には欄干が設けられ、橋梁の上を歩く事ができるようになった。駐車場側から橋梁を渡ると、対岸には沢に降りる階段があり沢から三の沢橋梁を見上げる事もできる。この三の沢駐車場の三の沢橋梁と反対側には森のトロッコエコレールがあり廃線となった旧国鉄士幌線跡に設けられた線路の上を木製の足漕ぎトロッコで往復1km走る事ができる。

三の沢橋梁データ
展望 :★★☆☆☆
資料性:-
観光客:★★☆☆☆
お勧め:★★☆☆☆
期間:通年
お勧め:昼間
費用:無料
施設:展望台のみ
電話:-
郵便:080-1403
住所:河東郡上士幌町ぬかびら温泉郷
北緯:43.3824
____:43°22'56"70
東経:143.1975
____:143°11'51"00
マップコード:679459515*23
MGコード:-
マップル地図:34E-3
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