大鵬相撲記念館

川湯温泉街の南の外れにあるのが大鵬相撲記念館だ。川湯温泉は第48代横綱大鵬が少年時代を過ごした場所であり、彼の偉業をたたえてこの川湯温泉に国技館を模した記念館が1984年に建設された。記念館には彼の優勝額や化粧まわし、鉄砲柱、そして歴代横綱の写真など数多くが展示されている。「大鵬、栄光の記録」という15分の映像として優勝32回、連勝記録45勝を打ち立てた名勝負や名場面が映写室の大きなスクリーンで上映され、横綱大鵬の軌跡を振り返ることができる。手堅くどんな相手にも柔軟に取り組む「負けない相撲」とまで言われた大鵬の取り組みを見ることができるが、46連勝目をストップされた「世紀の誤審」の取り組み映像がないのは残念だ。建物正面には身長187cm、体重153kgという立派な体格の大鵬の銅像が建ち、「巨人・大鵬・卵焼き」とまで言われ、国民栄誉賞まで受賞した大鵬の偉大さを感じることができるだろう。かつてこの記念館は川湯相撲記念館と呼ばれていたが、大鵬が国民栄誉賞を受賞したことから2013年に大鵬相撲記念館に改名された。

大鵬相撲記念館データ
展望 :-
資料性:★★★☆☆
観光客:★★☆☆☆
お勧め:★★☆☆☆
期間:通年
時間:6月~10月中旬 5:30~21:00
____:10月下旬~5月 9:00~17:00
費用:400円
施設:国技館を模した建物
電話:015-483-2924
郵便:088-3465
住所:川上郡弟子屈町川湯温泉2-1-20
北緯:43.6353
____:43°38'07"21
東経:144.4377
____:144°26'15"66
マップコード:731772869*17
MGコード:100-1112
マップル地図:43D-5
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