硫黄山

弟子屈の町から北に14km、摩周湖と屈斜路湖の間にある山がアトサヌプリ、通称硫黄山だ。この硫黄山は標高512mの活火山で、現在でも火山性ガスを噴出している。その噴出口の周りには硫黄が抽出し、かつては硫黄の鉱山があったことから硫黄山と呼ばれている。駐車場から麓の噴出口まで岩場を歩くと、火山性ガスの噴出口のすぐ横まで近付く事ができ、黄色い硫黄の析出物を間近に見る事ができる。ただし火山性ガスは有毒な硫化水素を含んでいるので、かなり臭い硫黄の匂いがする。かつては硫黄山の山頂まで登山ができたが、落石の関係で現在は立ち入り禁止となっている。硫黄山の駐車場と反対側の中腹には1854年に噴火した爆裂火口があり、アイヌの人々が熊を追い落としたとされ、「熊落とし」と呼ばれている。ここもかつては硫黄山一周コースとして見学可能だったが、落石の影響で現在は通行止めとなっている。この硫黄山の駐車場も車とバイクは有料だが、料金は摩周湖の第一展望台の駐車場と兼ねている。

硫黄山データ
展望 :★★☆☆☆
資料性:-
観光客:★★★☆☆
お勧め:★★★☆☆
期間:通年
お勧め:昼間
費用:無料
施設:売店あり
電話:015-483-3511
郵便:088-3463
住所:川上郡弟子屈町アトサヌプリ原野
北緯:43.6167
____:43°37'00"01
東経:144.4415
____:144°26'29"40
マップコード:731713643*78
MGコード:100-1202
マップル地図:43D-5
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