幌舞駅
南富良野の町中にJR根室本線の幾寅駅がある。ここは1902年に開業した田舎町の無人駅に過ぎないが、浅田次郎氏の直木賞受賞作で1999年に公開された高倉健主演の映画「鉄道員(ぽっぽや)」の舞台として使用されたことから観光地として整備されている。映画内では幌舞駅と名付けられ石炭輸送路線「幌舞線」の終端駅という設定で実際の幾寅駅が撮影に使用された。駅舎待合室の情報ﾌﾟﾗｻﾞには展示ｺｰﾅｰがあり、改札口の実物や映画で使用された駅舎のｾｯﾄ、撮影の小道具、ﾛｹの模様を撮影した写真や衣装、色紙、ﾎﾟｽﾀｰなどが展示され映画のﾀﾞｲｼﾞｪｽﾄ版が上映されている。駅舎周辺にもﾛｹで使用された「だるま食堂」「ひらた理容店」「井口商店」、などのｾｯﾄが残されていており、ここに来ただけで当時の想い出に浸ることができる。さらには実際に映画で使用されたｷﾊ40気動車、通称ぽっぽや号が、車両の前半分だけ切断された形で展示されており、内部には出演者のｻｲﾝなどが展示されている。駅舎から階段を登ったところにあるﾎｰﾑからは非電化単線のどこまでも延びる線路を見渡すことができる。
幌舞駅ﾃﾞｰﾀ
展望 :-
資料性:★★☆☆☆
観光客:★★☆☆☆
お勧め:★★☆☆☆
期間:通年
時間:9:00~17:00
費用:無料
施設:資料室あり
電話:0167-39-7000
郵便:079-2403
住所:空知郡南富良野町字幾寅
北緯:43.1619
____:43°09'42"68
東経:142.5695
____:142°34'10"20
ﾏｯﾌﾟｺｰﾄﾞ:550293113*46
MGｺｰﾄﾞ:101-2247
ﾏｯﾌﾟﾙ地図:25F-2
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