奇岩雲石
熊石の町中、熊石漁港の西の外れの岸壁のすぐわき、ﾃﾄﾗﾎﾟｯﾄに囲まれた中にある鳥居と祠が建った雲のような形をした突き出た奇岩がある。これが奇岩雲石だ。今から約450年前、この地方を支配していたｱｲﾇの酋長ﾀﾅｹｼが松前藩に対抗して攻めて来た。松前藩主であった義広は部下に命じてこれを討たせたが敗走してしまう。追い詰められた松前軍はかろうじてこの奇岩雲石の岩陰に身を隠した。この時黒雲が岩の間から湧きあがり、地鳴りと共に辺りが真っ暗になった。ｱｲﾇの軍勢はこの奇怪な現象に恐れをなして逃げ去り、松前軍は九死に一生を得たと伝えられる。ここは夕陽の名所でもあり堤防の上から奇岩雲石越しに沈む夕陽を見る事ができる。ただ岩があまりにも岸壁に近く、さらに周囲をﾃﾄﾗﾎﾟｯﾄに囲まれているのであまり雰囲気はない。また国道沿いにはあるが民家の脇を入っていくような場所にあり、駐車場所がないので車で訪れた場合は駐車場所に困る事だろう。
奇岩雲石ﾃﾞｰﾀ
展望 :★★☆☆☆
資料性:-
観光客:★★☆☆☆
お勧め:★★☆☆☆
期間:通年
お勧め:昼間
費用:無料
施設:何もなし
電話:-
郵便:043-0416
住所:二海郡八雲町熊石雲石町
北緯:42.1283
____:42°07'42"00
東経:139.9744
____:139°58'27"80
ﾏｯﾌﾟｺｰﾄﾞ:718462100*67
MGｺｰﾄﾞ:-
ﾏｯﾌﾟﾙ地図:5D-2
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