市立函館博物館

JR函館駅の南南西2kmほど、函館山麓の函館公園の中にあるのが市立函館博物館だ。函館市の歴史,芸術,民俗,産業,自然科学に関する資料を収集、展示するために1879年に開館した開拓使函館支庁仮博物場を前身に、1966年に市立の総合博物館として開館した。志海苔館から出土した北海道志海苔中世遺構出土銭や函館空港遺跡やサイベ沢遺跡など出土の考古学資料、アイヌ風俗画、蛎崎波響等の作の美術工芸資料、ペリー来航・箱館戦争・函館大火など中世から現代に続く歴史資料、函館の古き良き時代を物語る民俗資料、地質/鉱物/化石資料や北海道内外の動植物資料をはじめとした自然科学資料など約62万点の展示物および収蔵資料がある。別館として赤レンガ倉庫の旧金森洋物店には郷土資料館があり、明治時代の商家に関する資料が展示されている。隣接する旧函館博物館一号は1966年まで開拓使函館支庁仮博物場として使用され、日本に現存する最も古い洋風木造建築の博物館となっている。博物館は函館公園の敷地内にあり正面から見ると函館山が見え、高台の展望台からは函館公園が一望できるだけでなく津軽海峡まで見渡せる。ここは桜の名所でも知られ毎年5月初旬には桜が満開となる。函館公園には他にも日本最初の観覧車があるが、実際の日本最古の観覧車は1906年の大阪での博覧会が日本最古であり、この函館公園の観覧車は1950年製で現存する日本最古の観覧車とのことだ。

市立函館博物館データ
展望 :-
資料性:★★★☆☆
観光客:★★☆☆☆
お勧め:★★☆☆☆
期間:通年
休日:月曜日、祝日 毎月最終金曜日
時間:4月~10月 9:00~17:00
____:11月~3月 9:00~16:30
費用:100円
施設:-
電話:0138-23-5480
郵便:040-0044
住所:函館市青柳町17-1
北緯:41.7560
____:41°45'21"43
東経:140.7146
____:140°42'52"58
マップコード:86011365*61
MGコード:100-2543
マップル地図:3G-4
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