金比羅火口災害遺構散策路

洞爺湖温泉街の西の端、金比羅山の麓にある遺構が金比羅火口災害遺構散策路だ。2000年3月31日、有珠山西部山麓の西山付近で突如噴火し、翌日には金比羅山中腹でも噴火。この噴火口群から大量の火山灰と噴石、熱泥流が発生。国道230号線に架かる橋を2つ押し流し、下流の桜ヶ丘団地と町営温泉「やすらぎの家」は熱泥流に埋め尽くされた。この2つの建物を噴火の遺構物として保存し、火山噴火エネルギーの大きさなどを伝えていくため、災害遺構散策路として2005年に整備したものが金比羅火口災害遺構散策路だ。5階建ての桜ヶ丘団地は1階部分が完全に埋まり2階には流れてきた木の実橋の激突した跡がある。そして町営温泉も熱泥流が流れ込んでおり、すぐ横には木の実橋が横たわっている。これら遺構のすぐ横まで散策路は続いており、すぐ近くから火山のすごさを体感する事ができる。施設はかなり広いのですべて見て回るのに30分はかかると考えた方がよいだろう。

金比羅火口災害遺構散策路データ
展望 :★★☆☆☆
資料性:★★☆☆☆
観光客:★★★☆☆
お勧め:★★★☆☆
期間:4月下旬~11月中旬
時間:4月下旬~9月 7:00~18:00
____:10月~11月中旬 7:00~17:00
費用:無料
施設:遺構あり
電話:-
郵便:049-5721
住所:虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉142
北緯:42.5619
____:42°33'43"00
東経:140.8139
____:140°48'50"00
マップコード:321518123*50
MGコード:101-3160
マップル地図:8I-2
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