銀屏風

室蘭の絵鞆岬からハルカラモイまでの内浦湾側の断崖絶壁の岩肌は約1500mに渡って高さ約80mの凝灰岩で形成された海食崖が見られる。これが銀屏風だ。岩肌にはアイヌ語で「チヌイェピラ」(彫刻のある崖)と呼ばれる浸食による彫刻のような模様が見られ、この崖に夕陽が当たると銀色に輝くところから銀屏風と呼ばれるようになった。その美しさから金屏風と共に室蘭八景の一つになっているが、金屏風と同様にその美しさは残念ながら海からしか見えない。測量山観光道路沿いに展望場所と標識があるが肝心の浸食跡のある崖はほとんど見えず、柵の向こうには海に向かって落ち込むV字の深い谷があるだけで景色もいいと言うほどではない。銀屏風を見るなら室蘭港から地球岬周遊のクルーザーが運行しているのでクルーザーから見るのがよいだろう。この銀屏風の展望場所も駐車場がなく細い道なので、自転車ならともかく車だと止める場所に苦労する。この展望場所のある測量山観光道路はダートでアップダウンもあるので自転車で行くには苦労する事だろう。

銀屏風データ
展望 :★★☆☆☆
資料性:-
観光客:★☆☆☆☆
お勧め:★★☆☆☆
期間:通年
お勧め:昼間
費用:無料
施設:何もなし
電話:-
郵便:051-0034
住所:室蘭市増市町2
北緯:42.3271
____:42°19'37"50
東経:140.9419
____:140°56'31"00
マップコード:159248854*80
MGコード:-
マップル地図:9A-6
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