金屏風

室蘭の母恋駅から地球岬に向かって走り、坂を登り切った先の地球岬観光道路との交差点にあるのが金屏風だ。ここは高さ約100mの切り立った断崖が連なり、約1000万年前の火山活動によって堆積した火山灰が、貫入した高熱の溶岩で黄変した崖面に朝日があたると、金の屏風を連ねたように見えることから、こう呼ばれるようになった。残念な事にこの金の屏風を連ねたように見えるのは海から見た場合であり、この展望台から見てもそのようには見えないが、それでも標高80m程度から断崖絶壁を見下ろした光景は美しく室蘭八景にも選ばれている。展望台から見える切り立った岬はアイヌ語で「ポン・チケウェ」と呼ばれ「削れたもの」を意味する。この金屏風を海から見るには外海観光船から見るしかないが、定期便はなく船をチャーターする必要があるので一般観光客には敷居が高い。金屏風は地球岬に行く途中に標識があるので行くのは難しくないが、駐車場所がないので車で行く場合は注意が必要だ。

金屏風データ
展望 :★★★☆☆
資料性:-
観光客:★★☆☆☆
お勧め:★★☆☆☆
期間:通年
お勧め:昼間
費用:無料
施設:展望台あり
電話:-
郵便:051-0003
住所:室蘭市母恋南町4
北緯:42.3048
____:42°18'17"15
東経:141.0036
____:141°00'13"00
マップコード:159195266*50
MGコード:-
マップル地図:9B-6
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