真歌公園展望台
静内の南東の端、静内川を越えた丘の上に真歌公園がある。ここは松前藩との交易における不平等を発端に起こった1669年の寛文九年蝦夷の戦いでｱｲﾇの首長ｼｬｸｼｬｲﾝが最後の砦とした戦った場所だ。この公園は敷地内にｱｲﾇ民族資料館やｼｬｸｼｬｲﾝ記念館があるが、他にも公園の奥には大きなｼｬｸｼｬｲﾝ像や、さらにその奥にはｼｬｸｼｬｲﾝが砦としたｼﾍﾞﾁｬﾘのﾁｬｼ跡がある。このﾁｬｼ跡は静内を見下ろす高台の上にあることから眺めがよく、堀切に架かる木橋を渡った先に木製の展望台も建っている。この展望台が真歌公園展望台だ。小高い丘の上にある展望台からは真下に流れる静内川とその向こうに静内の町並みを見下ろす事ができ、左側には判官岬と内浦湾まで一望できる。展望台から静内の街まで距離が近いのと視界が広いのでなかなかのﾊﾟﾉﾗﾏ感があり、街の規模の割には左右への広がりがあって夜景も美しい。また展望台からは東に面する内浦湾も見渡せることから夕陽の名所ともなっている。ただし夜は公園内に街灯が一切なく、かなり薄気味悪い公園内を歩かなければならないので明るいﾗｲﾄは必須だ。昼間なら問題ないが自転車で来る場合は標高80mまで急坂を登らなければならない事を覚悟しておくべきだろう。
真歌公園展望台ﾃﾞｰﾀ
展望 :★★★★☆
資料性:★★☆☆☆
観光客:★☆☆☆☆
お勧め:★★☆☆☆
期間:通年
お勧め:昼から夜
費用:無料
施設:展望台あり
電話:-
郵便:056-0011
住所:日高郡新ひだか町静内真歌7-1
北緯:42.3309
____:42°19'51"24
東経:142.3747
____:142°22'28"92
ﾏｯﾌﾟｺｰﾄﾞ:888870372*67
MGｺｰﾄﾞ:-
ﾏｯﾌﾟﾙ地図:11C-6
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