望洋台

国道336号線の広尾から庶野までの約33kmの区間は断崖を切り開く難工事で、7年の歳月をかけて1934年にようやく開通したが、開通までに黄金を敷き詰められるほど莫大な費用がかかった事から通称「黄金道路」と呼ばれている。断崖絶壁の日高山脈がそのまま海に落ち込む崖と荒波の太平洋の隙間を這うように走る黄金道路は景色こそ抜群だが、海が荒れると波が国道まで被る事もあり、しばしば通行止めとなった。また1996年の豊浜トンネル岩盤崩落事故の影響で、この黄金道路にも次々とトンネル化の波が押し寄せ、特に黄金道路の南側は半分ほどがトンネルとなってしまい次第に眺めを楽しめなくなるだけでなく、自転車にとっては恐怖のトンネルが数多く続き、走りにくくなってきている。そんな黄金道路の南の端にあるのが望洋台だ。国道沿いにある小さな駐車場から少し階段を登った高台の上に展望場所があり、そこから険しい日高山脈の岩壁と荒波の北太平洋がどこまでも続く景色を見渡す事ができ、しかも黄金道路と書かれた大きな石碑がある事から観光名所ともなっている。

望洋台データ
展望 :★★★☆☆
資料性:-
観光客:★★☆☆☆
お勧め:★★☆☆☆
期間:通年
お勧め:昼間
費用:無料
施設:展望台あり
電話:-
郵便:058-0421
住所:幌泉郡えりも町庶野
北緯:42.0545
____:42°03'16"20
東経:143.3115
____:143°18'41"40
マップコード:765502205*28
MGコード:101-0389
マップル地図:14G-5
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