フンベの滝
広尾の町から国道３３６号線を南に３ｋｍほど走った太平洋沿いにフンベの滝がある。一般的な滝は川の落差にあるのが普通だが、フンベの滝は岩盤から染み出している水がしたたり落ちている珍しい潜流瀑で、岩盤の中に砂礫層という砂の粒子状の部分を地下水が浸透していて、それが地表に出てきて落差１０ｍ程度の滝になっている。この滝は１ヶ所だけでなく国道沿いにある駐車帯の至る所から水が滝となって落ちている。フンベとは、昔このあたりに鯨が打ち上げられたことからアイヌ語で「鯨の獲れる浜」という意味で名付けられた。滝としての規模はそれほど大きくないが国道脇にあって滝の水を触れる所まで近づくことができる。夏は滝のマイナスイオンで涼しく冬は氷柱が見られるとあって、道の脇に駐車場もある観光地でお勧めの場所だ。しかし国道沿いのカーブにあって目立ちにくい事から観光客は少なく、夏は観光客よりも太平洋の高い波を目当てにやってくるサーファーの方が多い。滝の横には不動尊像と海難供養碑も設置されている。
フンベの滝ﾃﾞｰﾀ
展望 :★★☆☆☆
資料性:−
観光客:☆☆☆☆☆
お勧め:★★☆☆☆
期間:通年
お勧め:昼間
費用:無料
施設:駐車場あり
電話:-
郵便:０８９−２６３４
住所:広尾郡広尾町フンベ
北緯:42.2673
____:４２°１６’０２”３２
東経:143.3137
____:１４３°１８’４９”１９
ﾏｯﾌﾟｺｰﾄﾞ:４５４０５３６９２＊７７
MGｺｰﾄﾞ:１０１−０３９１
ﾏｯﾌﾟﾙ地図:１４Ｇ−２
PCｻｲﾄ
無断転載厳禁