厚岸町郷土館
厚岸の南側、厚岸水産高校の裏にあるのが厚岸町郷土館だ。郷土の歴史に関する資料を収集、保管及び展示して学術及び文化の発展に寄与するため1967年に開館した。館内には国指定重要文化財「蝦夷三官寺国泰寺関係資料」の「日鑑記」をはじめ、国泰寺・正行寺関係資料、古文書、埋蔵文化財資料、民俗資料を展示している。建物は木造平屋のそれほど大きくない建物を1室まるまる展示室にした作りで、郷土資料館と言うよりは隣接した国泰寺の資料館と思えるほど国泰寺に関する資料が多い。厚岸を知りたいなら海事記念館の方が適しているように思える。国泰寺は18世紀終わり頃、ﾛｼｱが現地のｱｲﾇ人にｷﾘｽﾄ教を布教していたことに対抗して1804年に幕府が建設した蝦夷三官寺で1973年には国の史跡に指定されている。境内は道内でも有数の桜の名所であり、その中でも一際濃い色の花を咲かせる老桜樹は一見の価値がある。
厚岸町郷土館ﾃﾞｰﾀ
展望 :-
資料性:★★★☆☆
観光客:★★☆☆☆
お勧め:★★☆☆☆
期間:4月16日~11月15日
休日:月曜日、祝日の翌日
時間:9:00~16:00
費用:100円
施設:資料館
電話:0153-52-3794
郵便:088-1114
住所:厚岸郡厚岸町湾月1丁目2
北緯:43.0327
____:43°01'57"70
東経:144.8392
____:144°50'21"10
ﾏｯﾌﾟｺｰﾄﾞ:637101546*37
MGｺｰﾄﾞ:100-1058
ﾏｯﾌﾟﾙ地図:28J-4
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