純の番屋

道の駅「知床・らうす」から国道335号線を数百m南西に下ると海側に純の番屋がある。純の番屋は「北の国から2002遺言」で登場した昆布番屋だが、ロケで使われたのは相泊の行き止まりからさらに海岸沿いに20分ばかり歩いたカムウェンベにあり、交通の便が悪いだけでなく番屋は現在も実際に昆布漁で漁師さんに使われており、観光客が押しかけて漁の邪魔になった事から羅臼の町中にレプリカが作られる事となった。故郷創生資金の補助金100万円を元手にフジテレビの美術スタッフから番屋の設計図を借り、廃材を利用してボランティアに協力してもらい、羅臼の町中のこの地に観光地として2003年に番屋を再現したのが純の番屋だ。当初は外観だけで内部は立ち入りできなかったが、内部を改装して2005年からは観光客向けに海産物を提供する食堂となった。廃材を利用しているだけあって外観は雰囲気満点だ。残念ながら内部は番屋を再現していないが、ロケの写真等が展示されロケの雰囲気を出している。食堂にはメニューはあるが、それはうに丼やいくら丼、カニ汁など限られたごく一部だけで、メインはキンキやうに、いくら、鮭児、ぶどう海老など海鮮ものが魚屋さんのように並べられた食材の中から自分の食べたいものを食べたい調理方法で選ぶシステムとなっている。ただし値段も観光地価格で2000~3000円程度はかかる。

純の番屋データ
展望 :★★☆☆☆
資料性:★☆☆☆☆
観光客:★★☆☆☆
お勧め:★★☆☆☆
期間:4月下旬~10月下旬
時間:8:30~16:00
費用:無料
施設:食堂と売店あり
電話:0153-87-5667
郵便:086-1734
住所:目梨郡羅臼町礼文町2-8
北緯:44.0137
____:44°00'49"30
東経:145.1894
____:145°11'21"84
マップコード:757353306*08
MGコード:101-2911
マップル地図:50E-3
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