鶴沼原生花園

鶴沼原生花園はサロマ湖の西の端にあるサンゴ草の原生花園だ。この原生花園はサンゴ草がメインなのでサンゴ草のシーズン以外に行っても見るべきものはほとんどないが、吊り橋の向こうに貝殻の敷き詰められたサロマ湖の浜辺が広がる光景はシーズン外でも絵になる。9月下旬から10月上旬にかけてはサンゴ草が真っ赤に色付き、吊り橋を挟んでサロマ湖の反対側が真っ赤な絨毯を敷き詰めたようになり、青いサロマ湖との対比が美しい。サロマ湖に浮かぶ吊り橋周辺にもサンゴ草はあるが、吊り橋からさらに200mほど奥に入ったところのサロマ湖と反対側には標識があり、そこから見るサンゴ草の赤い絨毯が最も美しく見える。この鶴沼原生花園へは目立たない標識があるだけで、訪れるには車のすれ違いのできない狭いダートを600mほど走らなければならず、現地は簡易トイレがあるだけでほとんど観光地化されておらず、訪れる人も少ない。サンゴ草の名所としては卯原内サンゴ草群生地の方がはるかに有名だが、規模では鶴沼原生花園も負けておらず、訪れる人が少ない分だけサンゴ草の真っ赤な絨毯を独占でき、のんびりできるだろう。ただし車で行く場合は駐車場所に限りがあるので注意が必要だ。

鶴沼原生花園データ
展望 :★★☆☆☆
資料性:-
観光客:★☆☆☆☆
お勧め:★☆☆☆☆
期間:通年
お勧め:9月中旬~10月下旬
費用:無料
施設:吊り橋あり
電話:-
郵便:099-6411
住所:紋別郡湧別町字東
北緯:44.1834
____:44°11'00"40
東経:143.6718
____:143°40'18"60
マップコード:404651633*28
MGコード:-
マップル地図:48C-1
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