オムサロ遺跡公園

紋別の町から7kmほど北西の国道238号線沿いにオムサロ原生花園がある。このオムサロ原生花園の国道を挟んだ内陸側の海岸段丘上にあるのがオムサロ遺跡公園だ。公園の手前には車が5台ほど止めることのできる行き止まりの駐車場があり、ここから坂道を少し登ると擦文文化期の集落跡である北海道指定史跡オムサロ台地堅穴群がある。オムサロ台地堅穴群は竪穴住居の跡が北側からA遺跡60個、B遺跡57個、C遺跡91個、計208個で構成され、縄文時代の早期から続縄文時代、オホーツク文化の時代、擦文時代と1万年もの間、途切れることなく続いた各時代の生活跡が残されている。この遺跡公園は南端のC遺跡のうち、縄文文化期1、オホーツク文化期2、擦文文化期33の住居跡が集中する区域であり、建物跡の多くは方形にくぼむ擦文文化期のものである。遺跡公園では園路沿いに竪穴住居や高倉が復元され、約千年前の擦文時代の様子を再現している。アイヌ民族が食用としたオオウバユリ、エゾエンゴサクなども植えられている。高台にある公園内には展望台もあり国道238号線越しにオムサロ原生花園やオホーツク海を眺める事ができる。また公園入り口にある小さな資料館では発掘の模様が写真で展示されている。

オムサロ遺跡公園データ
展望 :★★☆☆☆
資料性:★★☆☆☆
観光客:★☆☆☆☆
お勧め:★☆☆☆☆
期間:5月~10月
休日:無休
お勧め:昼間
費用:無料
施設:遺跡あり
電話:-
郵便:094-5175
住所:紋別市渚滑町川向153
北緯:44.3931
____:44°23'35"00
東経:143.2879
____:143°17'16"60
マップコード:401500781*82
MGコード:-
マップル地図:53G-3
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