モケウニ沼

猿払と浜頓別の間の海岸沿いにある周囲4km程度の比較的広い沼がモケウニ沼だ。アイヌ語で枯れ木のある沼という言葉からその名が付いた。元々このあたりは海だったが、海岸線の後退により沼が取り残され現在のモケウニ沼となった。1km弱のフラットなダートの道を進んだ先に駐車場があり「ロマンあふれる探勝道」と書かれた大きな標識がある。そこから階段を下ると沼まで350mほどの真っ直ぐに伸びる木製の探勝道が設置されており沼の岸辺まで行く事ができる。木道の周囲は湿原になっていてワタスゲやミズバショウ、エゾカンゾウなどの群落があり、6月から7月にかけてこれらのきれいに咲いた花を見る事ができる。モケウニ沼はカムイト沼以上に観光地化されておらず、案内の標識もほとんどなく、また幹線道路からも離れていることから、あらかじめ地図で行き方を調べておかない限りたどり着くのは難しいだろう。それだけにここも訪れる人はほとんどおらず、静かでひっそりした沼と湿原を満喫する事ができる。

モケウニ沼データ
展望 :★★☆☆☆
資料性:-
観光客:☆☆☆☆☆
お勧め:★☆☆☆☆
期間:通年
お勧め:6月~7月
費用:無料
施設:木道あり
電話:-
郵便:098-6102
住所:宗谷郡猿払村浅茅野台地
北緯:45.2044
____:45°12'15"68
東経:142.2688
____:142°16'07"54
マップコード:869722231*02
MGコード:-
マップル地図:57B-1
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