羽幌炭鉱

羽幌から西に15kmほど山の中に入っていくと、寂れた農村の中に突然廃墟が広がる。これが羽幌炭鉱鉄道築別鉱、通称「羽幌炭鉱」だ。羽幌炭鉱は1935年に操業を開始し当時は良質炭を算出したが、石炭から石油への流れに取り残され1970年に閉山。最盛期には2万人もの住人が生活していたが今では住む人もなくなり、多くの廃墟が立ち並んでいる。廃墟群は羽幌本坑、上羽幌坑、築別坑の3つがあるが、お勧めは築別坑だ。巨大なホッパーや火力発電所、炭鉱住居跡や消防署、診療所、小学校跡などが廃墟として残り、町全体が廃墟となっているので、ここに来ると何だか地球上に自分一人しかいないような気分になってくるから不思議だ。藪を分け入れば廃墟の建物の中まで入ることも可能だが、今にも崩れそうな建物なので危険を伴う。くれぐれも中に入る時は自己責任で。ここは観光地ではなく単なる廃墟なので案内標識などはなく、あらかじめ場所を知っていない限りたどり着くのは難しいだろう。

羽幌炭鉱データ
展望 :★☆☆☆☆
資料性:-
観光客:☆☆☆☆☆
お勧め:★☆☆☆☆
期間:通年
お勧め:昼間
費用:無料
施設:廃墟
電話:-
郵便:078-4145
住所:苫前郡羽幌町築別炭砿
北緯:44.3924
____:44°23'32"64
東経:141.8897
____:141°53'22"92
マップコード:949482726*63
MGコード:-
マップル地図:51F-3
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