札幌市民防災センター

札幌の町の南東5km、地下鉄東西線南郷7丁目駅の西にある白石消防署の隣にあるガラス張りの建物が札幌市民防災センターだ。ここは様々な災害の模擬体験を通じて防火・防災に関する知識や災害時の行動を学ぶために2003年に開設された。防災をテーマとした立体映像で災害の恐ろしさを体感することができる災害バーチャル体験コーナー、阪神淡路大震災や東日本大震災、北海道南西沖地震などの地震の揺れを体験することができる地震体験コーナー、煙を充満させた2階建ての建物内で、煙の中からの避難行動を体験することができる煙避難体験コーナー、モニターに映る火災の映像に向かって実際に消化器を使って消火する消火体験コーナー、3D眼鏡をかけて風速30mまでの風を体験することのできる暴風体験コーナー、訓練用の人形を使って、心肺蘇生や骨折時の応急処置を体験することができる救急体験コーナーなど5つの体験コーナーがある。さらに屋外では実際に実物のはしご車に乗る事もできる。他にも2階には消火・救急・救助など、消防のいろいろな仕事や活動服・資機材などの展示や、災害時の非常持ち出し品や自主防災資機材を紹介している。入口にはインフォメーションコーナーがあり、施設に入るとまず受付カウンターで来館者カードを作成する。各体験コーナーで来訪者カードに正しい行動ができたかどうか体験結果が記録され、成績優秀だと防災博士認定証がもらえる。館内には本物のはしご車が展示されており、その巨大さに度肝を抜かれるだろう。災害バーチャル体験コーナーは3D映像によって津波や洪水、土砂災害を映像や効果音だけでなく振動や光、風などでも恐怖感を演出しており、これだけでも見に来る価値があるだろう。

札幌市民防災センターデータ
展望 :-
資料性:★★★☆☆
観光客:★★☆☆☆
お勧め:★★★☆☆
期間:通年
休日:年末年始
時間:9:30~16:30
費用:無料
施設:災害体感施設
電話:011-861-1211
郵便:003-0023
住所:札幌市白石区南郷通6北2-1
北緯:43.0418
____:43°02'30"38
東経:141.4087
____:141°24'31"29
マップコード:9439644*12
MGコード:101-3087
マップル地図:23H-4
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