札幌市資料館

札幌市の中心部の市街地を東西に貫く大通公園。この大通公園の西の端にある洋館が札幌市資料館だ。ここは1926年に札幌控訴院として建築された。長く裁判所として使用されていたが1973年に裁判所は移転。その跡地を利用して北海道文学館が開設されたが1995年にはこれも移転することとなり、札幌文学展示室や札幌市考古資料室を経て現在の札幌市資料館となった。現在は2006年に控訴院時代の法廷を復元した「刑事法廷展示室」を中心に「街づくりの歴史展示室」「法と司法の展示室」札幌出身の漫画家「おおば比呂司記念室」新渡戸稲造が創設した「遠友夜学校記念室」などがある。鉄筋コンクリートの上にレンガを積み外壁に札幌軟石を使った構造は当時は盛んに用いられたが、そのほとんどが建て替えられてしまい現在ではほとんど残っておらず、この札幌市資料館も1997年に国の登録有形文化財に指定された。敷地内には桜の木が植えられており5月上旬~中旬にかけて見頃を迎える。また大通公園に面していることからさっぽろ雪まつりのシーズンには夜間ライトアップされ幻想的な姿を夜空に浮かび上がらせる。

札幌市資料館データ
展望 :-
資料性:★★★☆☆
観光客:★★☆☆☆
お勧め:★★☆☆☆
期間:通年
休日:月曜日、年末年始 月曜日祝日の場合は
____:翌日
時間:9:00~19:00
費用:無料
施設:資料館
電話:011-251-0731
郵便:060-0042
住所:札幌市中央区大通西13丁目4-2
北緯:43.0586
____:43°03'30"81
東経:141.3375
____:141°20'14"97
マップコード:9490688*65
MGコード:-
マップル地図:23G-4
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