藻岩山展望台

札幌市民なら誰でも登った事があると言うほどメジャーな手軽に登れる山が藻岩山だ。札幌の南西にそびえるこの山の山頂には藻岩山展望台があり、標高531mの展望台からは眼下に札幌市街が、そしてその先には石狩湾や遠くには暑寒別連峰まで一望できる。札幌市街からの距離はすぐ隣の旭山記念公園と同じくらいだが、標高が高い分だけ見下ろし感があり、札幌市街が広大に広がっているように見える。特に藻岩山展望台から見る札幌の夜景は美しく、函館山から見る函館市街、天狗山から見る小樽市街と並んで北海道三大夜景にも選ばれているほどだ。藻岩山の斜面にはスキー場があり、札幌の市街地から近い事もあって冬になると多くのスキーヤーが訪れる。ナイター設備も完備されており、美しい夜景を見ながらスキーで滑り降りる事ができる珍しいスキー場だ。藻岩山展望台に行くにはロープーウェイを利用するか車で有料の藻岩山観光道路を登るか、もしくは麓から登山で登るかのいずれかとなる。冬期は藻岩山観光道路も閉鎖になるので冬期はロープーウェイを使うしかない。観光道路は自転車通行禁止なので自転車の場合は素直にロープーウェイを使おう。ロープーウェイや車を利用した場合、頂上まで行く事ができず、途中のもいわ中腹駅でおろされ、そこからミニケーブルカーのもーりすカーか徒歩でもいわ山頂駅まで登ることになる。このもーりすカーもロープーウェイや観光道路とは別に往復600円と有料なので、山頂まで行こうとすると予想以上に費用と時間がかかる。もいわ中腹駅から山頂までは自然学習歩道が整備され片道15分程度で歩いて登る事もできるが、かなりの急坂なので覚悟しよう。2011年に展望台はリニューアルし、眺望を楽しみながら食事ができるレストラン「ザ ジュエルズ」や有料でプラネタリウムを上映するスターホールなどができた。

藻岩山展望台データ
展望 :★★★★☆
資料性:★★★☆☆
観光客:★★☆☆☆
お勧め:★★★☆☆
期間:4月中旬~3月
時間:4月中旬~5月31日 9:00~21:30
____:6月1日~9月30日 9:00~22:30
____:10月1日~11月下旬 9:00~21:30
____:12月中旬~3月31日 11:00~19:30
お勧め:昼間~夜間
費用:ロープーウェイ 1100円 観光道路660円 もーりすカー600円
施設:展望台、レストラン プラネタリウム
電話:011-561-8177
郵便:005-0041
住所:札幌市南区藻岩山
北緯:43.0223
____:43°01'20"13
東経:141.3224
____:141°19'20"26
マップコード:9369333*63
MGコード:100-1755
マップル地図:23F-4
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